２０１９年からAmazonプライムビデオで公開されているAmazonオリジナルドラマです。
すでに一度観ているのですが、おかわりするついでに感想を書くことにしました。
ネタバレあります！
アメコミのスーパーヒーローが実在する世界で、スーパーヒーローの多くは大企業ヴォート社に所属しています。
その最高峰、選ばれしヒーローのなかのヒーローが「セブン」。
映画やグッズも売れまくり世界中で大人気です。
ヒーローたちは表向きでは市民を守っているのですが、裏ではやりたい放題。
殺人なんかも余裕でやり散らかす極悪集団です。
セブンとヴォート社の悪事を暴こうとするのが主人公たち「ザ・ボーイズ」というわけです。
エログロだらけなので１８歳未満は禁止です。
ネタバレあります。ご注意を！
・１話のあらすじ
主人公のヒューイは家電店に勤める青年で、恋人のロビンと幸せな日々を過ごしていました。
開幕早々に路上で死にたくなるようなイチャイチャを見せつけやりますが、そのとき、突如としてロビンの体が赤い液体と化して飛び散ります。
残ったのはヒューイと繋いでいた両手だけ……。
ロビンを殺したのは超音速のスピードが自慢のスーパーヒーロー「Ａトレイン」。セブンの一員です。
Ａトレインが超高速で通過したせいでロビンは砕け散ってしまいました。
Ａトレインは任務中で、いそいそとまた走り去っていきました。
この件は全国的なニュースになり、ヴォート社は恋人の立場でしかなかったヒューイにも高額の慰謝料を払うと申し出てきます。
一度はその申し出を受けようとするヒューイ。
しかし、Ａトレインが記者会見で「ロビンは車道にいた」と発言したのを聞いて心変わりします。
ロビンは歩道にいたのです。Ａトレインは嘘をついているのです。
ヒューイは納得しました。
ヴォート社は慰謝料の条件として、今後いっさいこの件について話さないことという守秘義務条項をつけています。
嘘を暴かれたくないのです。
とはいえ家電店の店員に過ぎないヒューイにできることはありません。
訴訟を起こそうにも裁判費用もないのです。
途方に暮れるヒューイにブッチャーという怪しい男が接触してきます。
ブッチャーはＦＢＩ捜査官だと名乗り（嘘）、ヴォート社の悪事を暴く協力をするように持ちかけてきました。
あからさまに怪しいので嫌がっていたヒューイですが、ブッチャーにあるものを見せられて気が変わります。
それはＡトレインがナイトクラブで酒を飲みながらロビンのことを笑いものにしている映像です。
やつは反省すらしていなかったのです……。
慰謝料の契約を結ぶためヴォート社を訪れたヒューイは重役会議室に盗聴器をしかけました。もちろんブッチャーの差し金です。
しかしその企図は失敗に終わります。
セブンの一員で透明化能力をもつトランスルーセントにすべて見られていたからです。
トランスルーセントはヒューイとブッチャーに襲いかかります。
相手は透明なうえにそもそもヒーローたちは高い耐久力と怪力を基本性能として備えているので、格闘戦では手も足も出ません。
ですが、ヒューイが機転をきかせて電気ショックでルーセントを気絶させたのでした。
というのがおおまかなあらすじです。
ほかにもセブンの新メンバーであるスターライトのターンやホームランダーが虐殺をはたらきやがるシーンもあるのですが、ストーリー的にはおまけなので割愛しました。
『おもしろいと思ったシーン』
・開幕のロビン液体化事件
あと５秒イチャついていたら、視聴者が「つまんね」と拗ねて停止してしまいそうな絶妙なタイミングでの突然のグロ。
こいつはぶっとんどる……とわたしは心をわしづかみにされました。
はい、視聴決定。
・出会って５分でフェラ強要
セブンの一員ザ・ディープが新入りのスターライトというかわいい女の子にやらかします。ちなみにこのディープめっちゃ小物です。
・趣味がのぞきの変態
透明人間ことトランスルーセントの趣味は能力を利用して女子トイレを覗くことです。
あーやるやる。そんな能力あったらぜったいやる。
ポール・バーホーベンの「インビジブル」という映画でも同じことやってました。
おもしろいのは、服は透明にできないので、素っ裸ということですね。
どうなっとんねんセブン……。
あと、トランスルーセント、おまえ名前長すぎんじゃ。タイプがめんどくさい！
・ブッチャーのひとり芝居(笑)
トランスルーセントとの格闘戦マジで笑いました。
ブッチャーがひとりで空間を殴ったりのけぞったりしてるんですから。
ブッチャーがやった、自分の血を吹きかけて透明状態を解除する手口、ドラゴンボールでもありましたね。
透明人間って色付けられたら終わりってことですね。
よわい……。
・あとから見たらホームランダーまじ鬼畜
少年を乗せた飛行機を撃墜してますね。
まあ、のちにもっともっと虐殺を繰り返すわけですが（憲法違反！？）
