『ものがたりいちば』

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アニメ「進撃の巨人」ファイナルシーズン1話の感想

ネタバレしかありません。ご注意を!

 


調査兵団と獣の巨人やライナーたちマーレ戦士隊との決戦から4年後の舞台。

 

4年前、パラディ島でマーレ戦士隊は敗北しました。
目的だった始祖を奪えず、女型(アニ)と超大型(ベルトルト)を失い、大幅に戦力ダウンしたのです。
それを見逃さず反マーレの中東連合軍が戦争を起こしたのでした。
とはいえ、マーレはいまだに巨人を4体保有しています。

 

岩を投げればザ・エンドできる最強のピッチャー、獣の巨人――中の人ジーク。
ただの移動砲台じゃね?とか言わない!

守りに徹すればほぼ無敵、鎧の巨人――中の人ライナー。
意外に鎧が脆くね?とか言わない!

機動力と攻撃力はピカイチ、顎の巨人――中の人ガリアード。
いきなり出てきてデカいツラしてんぞだれこいつ?とか言わない!

持久力と搭載能力を誇る優秀なトラック、車力の巨人――中の人ビークちゃん。
時間制限のない優秀な巨人です。あ、ビークちゃんはまだ出てきてませんね。

 

マーレはこの陣容を駆使しておそらく優位を保ったまま戦争を進めたのでしょう。
戦争は終盤戦ですが、中東連合軍の最後の砦であるスラバ砦は難攻不落の要塞。たぶん日露戦争の旅順要塞がモデルだと思います。


要塞側は最新式の対巨人兵器徹甲弾砲や装甲列車などを駆使してマーレの進軍をけん制します。
マーレ軍の鬼軍曹マガトはエルディア人部隊を特攻させようとしますが、それを止めたのはガビという少女です。かなり自己主張強めです。
ガビが装甲列車を破壊したおかげで、マーレは安全に巨人を投入し、スラバ要塞を陥落させました。


マガトといえば、サッカー監督が有名ですね。
元日本代表の長谷部誠選手が師事したこともあり、選手にめちゃくちゃ走り込みさせることで有名です(豆知識)。

 

コミックス23巻前半とほぼ同じ内容でした。
20分ちょっとで80ページ消化ってペースはえーな、と思いました。
これから会話パートが続くことを考えると、ほぼアクションしかない部分を駆け足で描写したのは全体のバランスを考えてのことかと思います。

 

わたしが気づいた原作とのちがいは、鎧の巨人ライナーがスラバ要塞に突入したあと、装甲列車がもう1台追加されていてピンチに陥りかけたところです。
近代兵器の脅威をより強調して巨人の時代遅れ感を描きたかったのかったのかな~と思いました。

 

あと、ガビの声(佐倉綾音)がかなり力強かったのはだいぶイメージと違いました。
あの強さなら物語を引っ張って行けそうですね~。

 

感想は以上です!