『ものがたりいちば』

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アニメ「進撃の巨人」ファイナルシーズン2話の感想

なんだかすごくレオンが見たくなりました!

 

ネタバレしかありません。ご注意を!

 


・かんたんなあらすじ
ライナーたちは戦地から帰還し、つかの間の休暇を家族と過ごしました。

 

今回は原作23巻の後半と24巻の冒頭部分で構成されてます。

 


基本的に原作準拠だったと思いますが、いくつか説明台詞がカットされたほか、23巻ラストの戦士候補生時代のライナーの回想シーンもカットされてます。

 

変更された要素としては、ライナーが家族とのディナーでパラディ島での悪魔どもとの日々を懐かしく語っちまって家族にドン引きされる、というシーンのあとに、家の屋根から身投げするという描写が追加されていました。


たぶん、ライナーが身投げしたと思うんですけど……一瞬だったので自信はありません。
ライナーがもう死ぬ気まんまんということを強調する演出だったのかな?
巨人能力者は身投げじゃ死ねないでしょ……。

 

わたしが映像面から気づいたのはこんなところです。

 

ライナーやガビたちがレベリオ自治区に帰ってきたときのBGMが映画『レオン』のエンディングテーマ「シェイプ・オブ・マイ・ハート」のイントロにすごく似ていました。


なにか意図があるのかもしれません。
題名を直訳すると「わたしの心の形」ですね。
歌詞の一説に「わたしは多くの顔を使い分けられる男ではない」というくだりがあります。
ライナーの心情を表しているんですかね~?
まあ、あまりにも間接的すぎる表現なので、ただのわたしの邪推だと思いますけど……。


あと、ヨーロッパの歴史に興味がない方にはわかりづらいポイントを解説したいと思います。
・レベリオ自治区のエルディア人たちが腕章をつけている
これはナチスドイツ時代のユダヤ人が実際にやらされていたことです。
エルディア人は許可なく自治区から出られませんが、ユダヤ人も「ゲットー」という隔離地区から勝手に出られませんでした。


以上です!