2016年イギリス映画。ジャンルはコメディ。
監督はギリーズ・マッキノン。
主演はグレゴール・フィッシャー。
ネタバレは影響低めです。
・序盤のかんたんなあらすじ
舞台は第二次大戦中のスコットランド西部の小さな島。
ナチスドイツの侵攻により物流が滞り、島民の命ともいうべきウイスキーの配給がストップした。
ウイスキーが完全に切れてから2週間、島民はどんどん元気をなくし、無気力になっていく。なかには生きる希望を失って一気に病状が悪くなってしまったものまでいるほどだ。
救助された乗員から積み荷を聞かされた島民たちは顔色を変える。
積み荷はなんと5万ケース(60万本)もの大量のウイスキーだったのだ。
ウイスキーに飢えていた島民たちはなんとしても手に入れたいのだが、その盗みを阻止しようとする者たちがいた。
ひとりは厳格なマカリスター牧師。安息日(なにもせず静かに過ごさないといけない日)を盾に島民の行動を抑止する。
もうひとりは島外からやってきた民兵のワゲット大尉。堅物で、盗みは許さないと燃えている。
島民たちは彼らの妨害をかいくぐり、命の水を手に入れることができるのだろうか!?
――ネタバレ注意!――
まっすぐ進む度☆☆☆☆☆
中盤くらいにウィスキーがわりとかんたんに手に入り、わりとかんたんに隠しぬきます。
あっさりしすぎてドタバタ感薄めです。敵の知恵が弱すぎますね……。
微笑ましいけどアル中度☆☆☆☆☆
ウイスキーがないとやる気を失うとか、時代もあるのかもしれませんが島民アル中多すぎ問題が心配です。
島民ぐるみで盗みとか許せん!と思うかもしれませんが、貨物船はすぐ沈んじゃうので、どっちにしろ無駄になっていた貨物です。犯罪感に対するフォローもばっちりです。
平和度☆☆☆☆★
第二次大戦中なのに島は平和です。
敵は攻めてきませんし、島民を困らせているのはウイスキーの枯渇くらいです。
ただ、罪もない鳥が一羽撃ち落されたので平和度は☆4どまりでした。
90分超と短い映画なので、気軽に観れます。