ネタバレあります！ご注意を！
村西初監督作品にしてサファイア映像の初発売作品が店頭に並びますが、ぜんぜん売れません。
村西はライバルのポセイドンの売れ線タイトルを見て研究します。
「ポセイドンは女優の質は高いが演技や演出がぜんぜんダメ。これじゃ抜けない」という結論をだした村西は、ポセイドンのパーティ会場に乗りこみ、なんとポセイドン契約女優のみくちゃんを引き抜いてしまいます。
どうやら演技がよくても女優がかわいくないと売れないということは理解したようです(笑)。
ポセイドンの数倍という破格の出演料で強引に引き抜いてきたみくちゃんでしたが、いざ撮影してみるとやはり演技がドヘタです。
演技がヘタなのは池沢の演出のせいではなく、みくちゃん本人の才能のせいでした(笑)。
そこで村西は急遽、みくちゃんに本番セックスをするように命じたのです。
当時ＡＶ業界は疑似セックスが常識で、本番（性器を挿入すること）はタブーという風潮だったそうです。
あまりにも常識はずれなことを村西が言い出したので、呆れた男優は帰ってしまいました。
というか違法行為のようですから、まともな神経してたら帰りますわな。
そこで村西は部下のラグビーに男優をやれとまためちゃくちゃ言い出しますが、ラグビーはけっこう乗り気です(笑)。
なぜだか知らないがその気にさせられてしまったみくちゃんとラグビーが本番セックスの撮影に臨むのですが、村西の演出は３話で自分が経験した未亡人との駅弁ファ〇クそのまんまです。
ん？再現ビデオかな？
しかしただの再現には終わらず、村西たちは撮影現場の家を飛び出し、路上で駅弁を取り続けます。
いや、もう「エロい」じゃなくて「おもしろい」になっちゃってるよそれ！
おもしろさがウケたのか売り上げは上々のご様子。
しかし顔に泥を塗られた池沢が黙っているわけもなく、週刊誌に本番セックスの件をリークし、警視庁の武井にも情報を渡し、みくちゃんを逮捕させてしまいました。
みくちゃん逮捕されましたけど、当時は本番セックス違法だったんですかね？
いまは合法に変わった……？
なわけないので、当時も違法ではなかったのではないでしょうか。
ふつうに武井が職権濫用で無理やり逮捕したのでしょう。
親バレしたみくちゃんは実家に帰っちゃいますが、とくに起訴された様子もなさそうでした。
それだけでなく、池沢は女優を抱えるプロダクションに圧力をかけてサファイア映像の作品に出演させないようにしました。
さあ、女優がいなきゃＡＶは撮れん！村西たちはどうするのでしょうか！？
ずっと出てる家が厳しい女の子がようやく登場するのでしょうか？
まだ村西は『全裸』になってません！いつ～？
