ネタバレあります！ご注意を！
村西の帰国を祝ってサファイア映像のみんなでパーティに行きました。
トイレでトシがシャブを打ってます……どうせ古谷から回してもらったものでしょう。
そこにポセイドン池沢が現れて村西に手を組むことを提案してきます。
よほど黒木香作品がヒットしたんですね～。
じゃないとサファイア映像みたいな弱小なんか相手にしないでしょうから。
当然村西が断ると、池沢は本気になってしまいました。
ポセイドン企画は豊富な資金力で制作本数を増やし、さらにこれまで手を出さなかった本番セックス作品にまで乗り出したのです。
ようするにパクりです！
そしてその無修正テープを古谷に回して裏でも稼ぎ、どんどん資金力を増強していきます。
しかし村西も負けてません。
こちとらハワイでオカマを掘られた男です。
サファイア映像は５日で１５本という狂気の撮影スケジュールをこなし、ポセイドンと張り合っていきます。
あまりにもブラックなのでぜったいにサファイアで働きたくないです！
上り調子のサファイアに問題が発生します。
ナオコという女性（村西初監督作品に出演した女性）がサファイアの事務所にやってきて、自分の裏ビデオが売られていることへの文句をつけてきたのです。
さあトシはピンチです。
他のメンバーは裏ビデオのことを知りませんから。
トシは「村西の保釈金を作るためだった」と弁明するのですが、村西はもう２度と売らないでくれ、と強く命じました。
困ったトシは裏ビデオの件を中止してもらえるように古谷に頼みに行きました。
もちろん古谷はそれを断り、それどころか黒木香のマスターテープも回すようにと脅します。
ヤクザですからね……そうなるわな……。
板挟みになったトシはシャブを打ち、へろへろになった状態で深夜サファイアの事務所に忍び込みます。
ところが川田と村西に見つかってしまいました。
村西はトシの２度目の裏切りを許さず、切りました。
昭和天皇の崩御を見越して警察が犯罪者の締め付けを強化している時期だったので、武井刑事もいままで野放しにしてきたエロ業界のお掃除をすることにしました。
古谷の裏ビデオ工場を任されていたトシが逮捕され、なんとポセイドン池沢も逮捕されてしまいました。
村西は地上波テレビに出て人気を博すほどクリーンなエロ監督だったので、武井も手を出せませんでした。
ライバルが消えた村西は帝国を築くのでした！
池沢はひっそりとムショで首を吊ってましたね……。
ラストで古谷親分が出所したトシを迎えに来てましたけど、連れている子分の数が以前と桁違いに多かったですね。
明らかにヤクザとしての格が上がってます。
池沢なきポセイドンを乗っ取りでもしたんでしょうか。
トシが子分たちからいきなり幹部扱いされてましたから、武井による摘発のあとに古谷組に入った連中が大半ということでしょう。
そう考えると、古谷がのし上がったのはトシのお勤め期間中になるので、やっぱりポセイドン乗っ取りの線が濃厚ですかねー。
しょぼいうえにリスキーな裏の稼ぎを捨てて表に進出したとか？
ということはシーズン２ではポセイドンのフロントを任されたトシＶＳ村西みたいな展開があるかもしれません。
絶好調の村西監督の作品は、あいかわらず「エロい」というより「おもしろい」に見えちゃうんですが、昭和の男たちはほんとうにあのビデオで抜いてたんですかね……？
最大の謎を残したまま、昭和の終わりとともに最終話も終わり！
シーズン２はよ！！！
