『ものがたりいちば』

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映画「おとなの恋は、まわり道」の感想

中年同士の罵り合いを楽しみましょう!

 

 

2018年アメリカ映画。ジャンルはラブコメ
監督はヴィクター・レヴィン。
主演はキアヌ・リーヴスウィノナ・ライダー


このふたりのどちらかが嫌いだった場合、おすすめしません。
90分間このふたりしか登場しません。一生このふたりが会話しています。

 

 

・序盤のかんたんなあらすじ
イケメンだが偏屈なフランクと美人だが文句ばかり言ってるリンジーが小さな空港で出会った。


ふたりは、出会いの瞬間から言い争いばかり。


飛行機では隣の席。空港からの車も同席。ホテルの部屋も隣同士。
まるで仕組まれたかのように、なにもかもが隣だったのだ。


じつは、ふたりは同じ結婚式に出席するために週末を費やしているのだった。
フランクにとっては弟、リンジーにとっては元カレのキースの結婚式である。


元カレに呼ばれたリンジーは不満たらたらで、仲の悪い弟に呼ばれたフランクも不機嫌。
むかついているふたりは、その苛立ちをお互いにぶつけ合うのであった。


ところが、その正直な態度がふたりの距離を縮めていくことになり……。

 

 

脚本家相当ストレスたまってた説☆☆☆☆☆
開幕から終幕まで、言い争いの連続です。
なんなら、他の人物の声すら聞こえないレベルです。


まあまあやばい発言もありますし、愚痴や悪口が嫌いなひとはご注意ください。

 

 

ハリウッドの懐が深い度☆☆☆☆☆
キアヌ・リーヴスを嫌いなひとがいるということは管理人には信じられないですが、ウィノナ・ライダーはちがいましょう。

 

かつて万引きを繰り返し、逮捕されて、一度は業界から干されたからです。


それでも、罪を償ったあと、復帰を許せるというのは、やはり日本とはちがうと思います。ピエール瀧伊勢谷友介の復帰が許されない不寛容な社会ではあってほしくないものです。

 

 

舞台演劇っぽさ☆☆☆☆☆
おもしろいかどうか!?
と、問われるときつい側面がありますね……。


基本、イケメンのおっさんと美人のおばさんがえんえんと言い争いしているだけなので。


もしあなたが、広い心の持ち主の大人でしたら、もしかしたら楽しめるかもしれません。
ただ、悪口や愚痴のバリエーションは豊富だと思いました。

 

好き嫌いはともかく、90分で終わるということは、わたしのなかで評価が高いです。
若者同士のイチャイチャを見せられるラブコメに飽きているひとには、おすすめかもしれません。


ちなみに当方はキアヌファンです!
なので、客観評価はできません!


ふつうの恋愛映画が好きなひとは、たぶん、絶対好きじゃないと思います!!