2018年日本映画。
ネタバレしかしません!ご注意を!
・あらすじ
前回、サカキ大尉を助けた美少女は双子でした。
1人でもうれしい美少女が2人も!
やたらとサカキ大尉になついているので、ユウコ曹長が嫉妬してます。
さてゴジラワールドで双子の美少女といえば……?
はいそうです小美人ですねー。
双子はすごい身体能力の持ち主です。
どうやら双子の部族は単に地球人類の生き残りというわけではないそうです。
博士いわく「人間と怪獣の融合した種族」らしいです。
小美人と怪獣といえば、モスラですねー。
部族のものは肌から鱗粉を出していて、ゴジラ化しつつある環境でも生きていけるのはそのおかげのようです。
モスラの鱗粉を浴び続けた結果、体組織が変化したのでしょうか?
残念ながら、だいぶまえにモスラはゴジラに倒されてしまったそうです。
というわけで、いつものように残されていた卵を部族の者は崇め奉っています。
部族の者が使っている矢じりは、ゴジラの手下みたいな怪物にもダメージを与えられる物質でした。
ビルサルド人がそれを分析したところ、ナノメタルでした。
ナノメタルとはメカゴジラに使われていた物質です。
近くにメカゴジラの残骸がある!勝つる!とビルサルド人が色めき立ちます。
前回、開幕出オチしたメカゴジラwww
あったからなんやねんwww
そうあざ笑う観客の予想を裏切る形でメカゴジラは登場します。
シティ!
メカゴジラシティ!?
なんとメカゴジラの残骸ナノメタルは生きていて、2万年間自己増殖を繰り返し、巨大なプラントに成長を遂げていたのでした。
おいおいめちゃくちゃやりだしたぞこいつら(制作陣)……。
いいぞもっとやれ!!!
というわけで、ビルサルド人はプラントに命令を出しました。
シティは全体が3Dプリンターになっていて、機械ならなんでも作れます。
完全武装で要塞化したシティにゴジラをおびき寄せて叩くという作戦に決定しました。
要塞化と並行して、さらに決戦兵器も作ってしまいます。
パワードスーツを元にした飛行ロボットです。
スーパーロボット対ゴジラとか、夢でしかない!
この3Dプリンターすごいぞ!!
ていうか、メカゴジラ作らねーんかいww
やっぱりビルサルド的にも失敗だったと思ってるんでしょうw
そんなわけで2ラウンド目が開始です。
飛行ロボットに乗りこんだサカキ大尉たちがゴジラの注意をひきます。
おびき寄せたゴジラに集中砲火を浴びせ、無敵シールドを破壊しました。
そしてEMPハープーンをぶち込みます。
規模がちがうだけでやってることは前回と同じですね。
まあ成功した作戦をあえて変える必要もないですけど。
ところが、前回のチビゴジラと違って真ゴジラは熱線を放ちません。
体内から発熱して周囲をものすごい高温にしていきます。
これはゴジラによるメカゴジラシティへの攻撃でした。
機械は平気だとしてもそれを操る人間は高温に耐えられないのです。
というわけでほとんどの人たちはシティから逃げました。
ビルサルドの連中だけが残って、なんとナノメタルと融合していきます。
ついでに飛行ロボットに乗りこんだ者たちも無断でナノメタル化させようとしました。
サカキ大尉とユウコ曹長は嫌がりますが、無視されます。
大義の前には個人の肉体的自由など無視するのがビルサルド流です。
ところがサカキ大尉にはナノメタル化が効きません。
おそらく治療のときに双子が使った鱗粉のおかげでしょう。
さらにエクシフ人がサカキ大尉に「このままだとメカゴジラシティは地球を飲み込むまで増殖し続ける」とそそのかしました。
2万年もかかってあんなプラントサイズにしかならなかったのに、ほんとうですかね~?
何百万年かかるんですかね~?
騙そうとしてないですか~?
サカキ大尉はまんまとエクシフに操られて、ビルサルド人をぶっ殺しました。
内輪もめを見守っていたゴジラはその隙をついて熱線をばらまいてメカゴジラシティを殲滅してしまいました。
ビルサルド人を倒したのにユウコ曹長はナノマシン化が解けませんでした……。
ゴジラを倒せなかったし、恋人を失うしでサカキ大尉には踏んだり蹴ったりです。
邪魔なビルサルド人を排除したエクシフ人が「ゴジラをも凌ぐ破壊の王ぎどら」と不気味なことを言っておわりです。
ぎどらってなにかなー???
気になるー!!!
・かんそう
肩透かしが多かったですねー。
えっ、モスラ出てくるの!?
きませんー。
えっ、メカゴジラ出てくるの!?
きませんー、というかシティですーwww
ロボット作るんですか?
こ、こんどこそメカゴジラですか……?
ちがいますー小型飛行ロボですーwwww
なかなかゴジラファンの心を弄ぶ作品ですね。
意外性があっておもしろかったですけど。