『ものがたりいちば』

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アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」1話の感想

ネタバレあります!ご注意を!

 

 

舞台は架空のヨーロッパっぽい世界です。


大陸全土をまきこんだ4年に及ぶ大戦が終結し、平和が訪れました。
いちおう年数は現実の第2次世界大戦とおなじですね。


元少年兵のヴァイオレットは、数か月の療養生活を終えて退院することになりました。
ヴァイオレットは金髪ロングヘアに青い目の絵にかいたような美少女です。


こんなのを戦場に送るなんてライデンシャフトリヒ国は悪の未開国家にきまってます!
どこの大日本帝国だよ?


身元引受人だったギルベルト少佐の親友ホッジンス中佐が迎えに来てくれました。
少佐の頼みで、ライデンの街にあるエヴァーガーデン家というところに引き取られることになっているそうです。


なにやらホッジンスの反応では少佐は戦死してるっぽい感じです。


エヴァーガーデン家の奥さまは上品でいいひとそうです。
しかしヴァイオレットちゃんは物心ついてからずっと戦場育ちでちょっとアレな子でした。


「ほんとうの親と思っていいのよ~」と奥さまがやさしい言葉をかけますと、
「もともと親などおらんし、戦死したあんたの子どものかわりにもならん!」


ぜんぜん空気読まね~www


あまりにも空気が読めないので、引き取りが拒否されました(笑)。
まあ両腕が義手で、面倒見るのめんどうそうでしたしね。


ホッジンスもそのことを奥さまに伝えてなかったっぽいです。
少佐が戦死してるっぽいことも伏せましたし、肝心なことを言えない小心者のようですね。
そういうとこだぞホッジンス!


しかたないのでホッジンスは自分がやっている郵便社の物置に住まわせることにしました。


中佐の給料でよくあんなでっかい建物が買えましたね。
ライデンは恐慌かなにかで不動産価格が暴落したのでしょうか?


任務がないと消えてなくなりそうなので、ホッジンスはヴァイオレットに社の仕事をさせることにしました。


ヴァイオレットはやれ、と言われたことを延々とやってしまうので夜な夜な配達します。


自ら労働をブラック化していく優秀な兵隊さんであります!

さぞかし戦場では役に立つでしょう。


ブラック企業と呼ばれかねない行動にホッジンスもちょっとイラっときたのか、レストランに連れていってヴァイオレットちゃんに嫌がらせをします。


健常者でも食べにくそうな魚をわざわざ頼んで、まだ義手に慣れないヴァイオレットがてこずるのを眺めております。


地味~な嫌がらせだなwww


ヴァイオレットは手紙の代筆業『自動手記人形(ドール)』に興味を持ちました。
代筆業にぜんぜん必要なさそうなエロい衣装のドール・カトレアに感化されたようです。


ほっとくと勝手にブラック労働して郵便社の評判を落としそうなので、社内で監視することにしたホッジンスは許可するのでした(笑)。


両腕義手の美少女中学生に夜まで配達させていた、とか世間体が悪いにもほどがありますからね。


しかし、中学生くらいの美少女に「心の底から愛している」は現代だったら事案ですねー。


だが、これはファンタジー


「美少女が大好きだ!」と大声で叫んでいいのがファンタジーの特権!
現実の圧力に抗うために、あえて年齢差のある恋愛を描いているのです(確信)!


ひさしぶりに観ましたけど、ほんとうに絵がきれいでした(小並)。