2016年アメリカ映画。
監督:ニック・マチュー
主演:ジェームズ・バッジ・デール
・序盤のかんたんなあらすじ
アメリカの政府職員として兵器の開発に従事するクライン博士は、東欧のモルドバで謎の現象を調査するように命じられた。
その現象とはクラインが開発した特殊ゴーグルにだけ映る気体のようなものだ。
もちろんただの気体ではなく、兵士のヘルメットカメラには意思をもって兵士を襲う映像が残っていた。
現地入りしたクラインは基地司令官とCIAの捜査官から原因究明を託される。
すぐにでも上層部にレポートを送らなければならないCIA捜査官は、兵士に光学迷彩を施したクローキング技術だと主張する。
だが、現地の住民はその現象を幽霊として恐れている。
断片的な映像からでは材料不足と判断したクラインは持参した特殊な高精度カメラを装甲車両にとりつけて、特殊部隊に同行することにした。
ちょうど現場で行方を絶った小隊を救出する作戦が実行されることになっていた。
クラインと特殊部隊は現場に突入するのだが、救出対象の仲間のほとんどはすでに死んでいた。
唯一の生き残りを確保した部隊に、姿の見えない敵が襲いかかって来るのだった……。
――ネタバレ注意!――
なるほどさっぱりわからん度☆☆☆☆☆
クライン「正体はわかった、ボース・アインシュタイン凝縮体だ!」
わからん!
ぜんぜんわかりません!
ググったけどますますわからなくなりました。
序盤はSFっぽく匂わせていて、中盤オカルトっぽくなってきて、終盤でやっぱSFでした~って展開だと思うんですけど、ぜんぶオカルトに聞こえました!
あの物体?というか敵が凝縮体というのはいいとして、それが意思をもって人間を襲う理屈はまったく理解できませんでした。
なんか死体に神経接続みたいなのをしてたけど、あれに遠隔操作させてたんですかね……?
死体が遠隔操作してたのはいいとして、なぜ人を殺してまわっていたのか、動機がわかりません。
あ、説明はいいですいいです!
どうせ聞いてもわかんないし!
武器作るのはやすぎ度☆☆☆☆☆
クライン1人で数十ものSFプラズマ銃をあっという間に作っちゃうんですけど、さすがにはやすぎでしょw
見えない敵の恐怖を描くのかな、と思ったら途中からばっちり見えるようにしちゃうしw
ギャグに振った作品ですね。
米軍の宣伝度☆☆☆☆★
敵に捕まった小隊を救うために3、4の小隊が突入し、そいつらもいっぱいやられます。
そしてその生き残りを救出するために戦車の部隊が派遣され、さらなる犠牲を出します。
どんどん犠牲者は増えていくばかりですが、ちゃんと救出部隊はやってきます。
米軍はどんな状況でも味方を見捨てないのです(宣伝)!
小規模の事件から急に被害規模が拡大していくスピード感はおもしろかったです(棒読み)。