2015年アメリカ映画。ゾンビコメディ。
監督:クリストファー・ランドン
主演:タイ・シェリダン
・序盤のかんたんなあらすじ
幼いころからボーイスカウトで活動してきた高校生のベン、カーター、オギーの3人はキャンプに出かけた。
3人は親友だが、ベンとカーターはずっとスカウトをやめたいと思っている。
高校生にもなってスカウトをしていることがダサいと思われるからだ。
しかし、心の底からスカウトを愛している親友のオギーの手前、やめると言い出せずにいた。
その夜、ベンとカーターは上級生が主催しているシークレットパーティに参加するためにキャンプを抜け出すのだが、町にはゾンビが溢れかえっていた……。
――ネタバレ注意!――
下品度☆☆☆☆☆
マジで下品www
エロもグロも品性のかけらもありませんw
ゾンビのソーセージをつかんだり、ゾンビの巨乳をもんだりと笑える下品さに満ちていました。
ほめてます!
エログロ以外にもゾンビの倒し方などの小ネタのアイディアが豊富で、飽きのこないサービス満点の作りでした。
ボーイスカウトで培ったスキルで問題を解決していましたし、主人公たちの設定をうまくいかしていました。
意外にも、と言っては失礼ですけど、ちゃんとした映画でした(笑)。
中途半端になっちゃうとむしろ品性下劣に映っちゃってたでしょうから、あそこまでやり切ったのはグッジョブです。
一周回って上品なコメディにすら見えました!
B級映画のほうがホットな美女出てくる説☆☆☆☆☆
この映画はパラマウント配給なので、厳密にはB級じゃないかもしれません。
低予算のホラーとかパニックものとかにはブロンド巨乳美女がよく出てきてくれて、とてもありがたいです。
だいたいエロいタンクトップ着てるし(笑)。
恐怖とエロというのは人間の感情にダイレクトに訴えかけるものだからでしょう。
などという堅苦しい理由ではなく、製作者側には演技のうまい一流女優なんて使えないし使うつもりもないからでしょう。
ようするに顔と胸で選んでるんだな!(確信)
とりあえずホラー映画には金髪のおっぱいおっきな姉ちゃん出しとけ、みたいな業界の慣習でしょう。
古い白黒のホラー映画にも、やっぱり金髪のおっぱいおっきな姉ちゃんが出てましたし。
いまはまだ低予算映画やホラー映画にはコンプライアンスの波は押し寄せてきていないようですが、いずれはこういう風潮も女性蔑視のなんたらかんたらで淘汰されてしまうのかもしれませんね……。
ホラーを観る理由なんて金髪のおっぱいおっきな姉ちゃん見たいだけなんですけど!!!
ゾンビっぽくない度☆☆☆☆☆
わたしは走るゾンビが嫌いです。
走るという行動は人間が後天的に習得する「技術」ですので、ゾンビに生前の記憶が残っていることになってしまうからです。
ゾンビは知能ゼロの下等生物(死んでる)。
そんな下等生物(死んでる)に食われる屈辱と恐怖がゾンビもののおもしろさの核だと思っています。
この映画は走る系なので「またかよ……」とうんざりしかけましたが、走るどころかポールダンスをしたり、銃を撃ったりし始めたあたりで頭を切り替えることができました。
細けぇことはどうでもいいんだよ!
ゾンビなんて汚いメイクして「ア~ア~」言って人間に噛みつけばそれでいんだよ!
(ほんとうはよくないです)
時間も90分とコンパクトでテンポよく進んでくれましたし、満足でした!