『ものがたりいちば』

映画観賞歴5000本以上なりに映画ドラマアニメの感想を書いてます。ゲーム関連はhttps://zwigani.comに移転中です。

アニメ「進撃の巨人」ファイナルシーズン6話の感想

 

ヴィリー・タイバーとマガト隊長が密談します。


パラディ島勢力にわざと式典を襲撃させて、世界にパラディ島の脅威を知らしめるためです。
ついでに無能な軍上層部も邪魔なのでまとめて処分する算段です(笑)。


このくだりはカットされていたシーンですね。
エレンの襲撃が仕組まれていたことを伏せるために順番をいれかえたのでしょう。


効果的な変更だと思います。
まあ原作既読者には意味ないですけどw


マガトたちの思惑どおりエレンは軍上層部をまとめてボディプレスしました(笑)。
真の継承者タイバー公の妹が戦槌の巨人を出して、エレンに対抗しようとします。


します……。


いま、してます……。


はやくしてください!!!


ちょっと巨人化おそすぎんだけど~www


案の定できあがったばかりの顔面に硬質化パンチを食らってしまいます(笑)。
そのままマウントポジションとられてフルボッコです。


もうゲームオーバーかと思ったら、地面から鋭い槍をだしてエレンを串刺しにしました。
さらに状況に即応したマガトたちからの対巨人砲をくらってエレンは怯みました。


このシーンも変更されていました。


原作ではマガトはこの場でエレンを殺そうとするのですが、アニメではエレンを殺さずに戦槌に食わせようと考えています。


始祖を殺しちゃったらパラディ島サイドに生まれてしまうかもしれませんし、そうなれば滅亡の運ゲーが続いてしまいます。


せっかく犠牲をはらってエレンをハメた意味が薄くなってしまいますから、原作のほうのマガトが判断をミスしていた形です。


マガトはキレ者のはずなので、変更というより修正に近いと思います。


いっぽう町にも異変が起こっています。
立体起動装置をつけた多数の調査兵が街を封鎖し、制圧していたのです。


戦槌とエレンの戦いはエレンガン不利で進みます。
理由はリーチと破壊力の差です。


遠距離攻撃による即死を狙える戦槌とちがって、進撃はリーチが短いうえに相手を一撃で倒せません。


はっきり言って進撃弱すぎんだけどw
勝負にならないw


しかし、ミカサが助っ人にきたことで状況がかわります。
うなじに雷槍をお見舞いしてやりました。


それでも戦槌は倒れません!
こいつ不死身か!?


状況を冷静に分析したエレンは、戦槌の本体が巨人に乗っているのではなく、地下に隠れていると見破りました!


硬質化で身を守っている本体を地下から引きずり出し、食おうとします。


そのときをじっくり待っていたガリアードの顎(アギト)の巨人が進撃のうなじに噛みつき、一気に噛み切ろうとしました。


そこに閃光のような影が走り、一瞬で顎の顎(!)を切りました。


エレンがやらかしたときのために待機していたリヴァイ兵長です。
他の調査兵も加わって顎はピンチに陥りました。


生身で仕留めようとしてくるハエさんたちを見てガリアードはおしっこチビるくらいビビりますw


あっという間に形勢逆転、ガリアードくんおつかれ!
になりそうなところに突然、重機関銃が連射され、調査兵が何人かミンチになっちまいました。


無事ハメから脱出したピークちゃんこと車力の巨人が間に合ったのでした。

 

いくつか変更点はありましたけど、全体の流れに影響はなさそうです。


漫画を読んでいるときにはあまり感じませんでしたが、映像で見ると『戦槌』と『進撃』のキャラ差のすごさがよくわかりました。


まあネタがバレちゃえば戦槌は弱いんですけど(笑)。
巨人が無敵でもコントローラーの人間が移動できないのは致命的……。