毎晩の精力的な夫婦の営みの甲斐あって、ルディの母ゼニスは第二子を懐妊しました。
めでてぇ!
しかし、同時にメイドのリーリャの妊娠も発覚(笑)
もちろんお相手は父のパウロです。
祝福ムードは消し飛び、あっという間に緊迫感の漂う緊急家族会議が始まります。
信頼していた夫とメイドに裏切られて怒り心頭のゼニスは、リーリャには出産後すみやかに出て行ってもらいたいと考えているようです。
しかしリーリャの故郷までは馬で1か月かかるらしく、とても産後の弱った体で耐えられる旅程ではなさそうです。
1か月ってw
どういう経緯でそんな遠いところから就職が決まったんだよw
ゼニスとしても母子ともに危険性が高い旅を強いることには消極的でしたので、ルディが助け舟を出します。
リーリャがパウロに脅されてやむなく浮気に及んだというストーリーをでっちあげたのです。
さらに浮気の概念を知らないフリをして、せっかく兄弟が増えるのになにを問題視しているのかとぶりっこします(笑)
結果的にこの茶番が成功してゼニスはリーリャが産後も屋敷で働くことを許可しました。
なんでも若かりし頃、パウロは同級生だったリーリャの寝込みを襲って処女を奪ったそうです。
父ガチレイパーwww
あっ(お察し)。
不自然な遠方での就職の理由は、どうやら罪滅ぼしだったようです。
家族崩壊を見事に回避したルディでしたが、近頃魔法も剣も上達が止まっていることに危機感を覚えています。
師匠ロキシーからの手紙で奮起して魔法の大学に行こうと思い立ちますが、シルフィにはなれたくないと泣きつかれてしまいました。
しかし独学では伸びしろに限界があるので、ルディはシルフィといっしょに入学すればいいと結論を出しました。
とはいえシルフィは平民……大学の学費など出せる余裕はありません。
そこでルディはパウロに頼んで仕事をすることにしました。
すると、パウロはギレーヌという乳丸出しの変態猫耳女性を呼んでルディを預けました。
胸を覆っているのがほぼただの紐です(笑)
だれかつっこめよw
冒険者活動が始まりそうですが、そういうのはちゃちゃっと終わってさっさと大学に行けばいいなぁと思います!