アマゾンプライムオリジナルビデオです。
目次です。好きなところから読めます。
発端
レストランでウェイトレスの仕事をしているハイディ(ジュリア・ロバーツ)はある日国防総省の職員の訪問を受けました。
その男は苦情受付係をしていると自己紹介しますが、あからさまに怪しいです。
男がやってきたのは、ハイディの前職について質問するためでした。
じつはハイディはかつて帰還兵の日常生活への復帰を支援する『ホームカミング』という施設でカウンセラーとして働いていました。
母の看護のために職を辞して故郷に戻ってきたのですが、もう何年も前のことですのでハイディは訝しがります。
男は帰還兵のウォルターという若者のことについてとくに興味を示します。
そのときの回想シーンが流れるのですが、過去回想がフルスクリーンサイズで、現在がスマホスクリーンサイズなのはなぜなんでしょうか?
過去と現在の区別がつかないバカな視聴者のための配慮でしょうか(笑)
さすがにそんくらいわかるわ!
過去編~ウォルター
ハイディが担当したウォルターは好青年で復帰プログラムにも前向きです。
就職のための面接訓練でもよどみなく受け答えをして、まったく問題がなさそうに見えます。
ところがプログラムに否定的な帰還兵が興奮してウォルターを殴ると、ウォルターは反射的に殴り返してしまいました。
こういうこと自体はよくあること、というか、先に手を出したのはあっちですので、ハイディはそれほど問題視しませんでした。
むしろウォルター自身がことのほか暴力行為を重く受け止め、自身の内情を語り始めます。
帰還してこの施設に入ってからずっと自分を傷つけるイメージをしてしまうのだそうです。
心のケアをすることもプログラムの目的でしょうから、今のところこの回想シーンのどこに問題があったのかわかりません。
ふたたび現在に戻り、男にウォルターのことを覚えているかと尋ねられたハイディは「覚えてない」とウソをこいてレストランに戻っていきました。
国防総省の男、ウォルターになにがあったのかはやく言えよ(笑)
ハイディが嘘をつくということは、罪に問われる可能性があるなにかが『ホームカミング』であったということでしょう。
そうじゃないとドラマにならないですし(笑)
ハイディが辞めた理由も母の看護ではなく、なにかの事件、もしくは陰謀のせいかもしれません。
国防総省から催促を受けている上司がハイディにやたらと急ぐように仕向けていましたので、その過程でなにか無茶なプログラムを帰還兵に課した結果、ウォルターが自殺か殺傷行為を行った……そんなところを視聴者に予想してほしそうな内容でした(笑)
寸止めの匂わせが多く、話がぜんぜん見えないのでおもしろくはなかったです!