『ものがたりいちば』

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アニメ「約束のネバーランド」シーズン2エピソード11 EP10話 ネタバレあらすじ感想

怒涛の展開が続く神アニメの感想です!

 目次です。好きなところから読めます。

 

内通は罠


前回の最後でヴィンセントが無線で連絡していた相手はピーター・ラートリーでした。
ヴィンセントは食用児たちによるグレイスフィールドハウス襲撃作戦を教えるかわりに身の安全の保証を求めます。
絶滅計画をやめたノーマンに見切りをつけての裏切り行為です、許せん!


と思ったらヴィンセントの隣にばっちりノーマンがいるので裏切りじゃなくて敵をハメる策略でした。
よかった、裏切り者なんていなかったんだ……。
裏切り者がいないのはいいことですけど、ノーマンの策略だということをここで教えずに後に回してくれたらもっとハラハラできたと思うんですけど(笑)


『気球で農園に乗りこみ、空中から退化剤を散布したのち、ハウスから連れ出した食用児を乗せて気球で脱出』
という嘘計画を吹き込まれたラートリーは、グランマイザベラに警備の再編を命じます。


それにしてもイザベラは『極上品に逃げられる』というヘタをこいたうえにその後とくに手柄をあげた様子もないのに、どうしてグランマに昇格できたんでしょうか?
そして前任のグランマはどこ行ったんでしょうか?
このシーズンは本当にフル投げっぱなしです本当にありがとうございました。


気球やその他の物資をどこから手に入れたのかさっぱりわかりません。
作戦の準備段階で『ノーマンたちのアジトには大量の物資があるんだよ!』という絵を見せてもらいましたが、違う違う、『なにがあるか』じゃなくてそれを『どこでどうやって』入手したのか知りたいんですって(笑)
このシーズンは本当にフル投げっぱなしです本当にありがとうございました。
ソンジュの地下道を通ってグレイスフィールドに戻り、作戦開始です!

 

 

楽勝!


気球の襲撃を警戒させることで警備を分散させ、本部の守りを薄くしました。
囮の気球を鬼たちが落とすと中に積まれていた燃料が引火して火事になります。
消火活動のために本部の人員がさらに減り、しかもラムダ勢が鬼たちと交戦することで消火活動そのものも遅らせて時間稼ぎをします。


陽動作戦のつもりだったのですが、ラムダ勢はふつうに鬼を全滅させました。
強すぎ(笑)
そして鬼の警備兵弱すぎ(笑)
もっと銃とか使ってどうぞ!


さて、手薄になった本部にエマたちが突入します。
ヴィンセントがシステムをハッキングしてあっという間にダウンさせました。
わずかな鬼たちを拘束すると、出荷される食用児と同じ服を盗み、『鬼ごっこ』で救出します。
ラムダ勢も合流して、みんなで脱出のためのエレベーターにつきました。
やったー勝ったー!


しかし、エレベーターは動きません。
狙いが地下のワープポイントだとバレていたのです!
ラートリーとグランマイザベル、そして何十人もの銃を構えたシスターたちに取り囲まれてしまいました。
詰みです。
つーか銃があるなら鬼にも支給したれよw


最後の最後でしくじったエマはラートリーのドヤ顔での降伏勧告を拒否し「絶対にあきらめない!」と宣言します。
いやもう詰んでるんですけど!
と思ったらイザベラ率いるシスターたちが寝返りました。
なんでもシステムがダウンしているうちにシスターたちは胸に埋め込まれた爆破チップの機能を切ったそうです。
これで鬼に従う理由がなくなったわけです。
やったー今度こそ勝ったー!


しかしラートリーの余裕の態度は崩れません。
なんでも他の農園からの増援部隊がもうすぐ到着するそうです。
たしかに、ものすごい数の鬼の警備兵がグレイスフィールドに押し寄せています。
槍装備で(笑)


鈍器を持っているだけのラムダ勢1人に何十人も倒される弱兵が何百人いるのか知りませんけど、こっちはサブマシンガン武装したママが何十人もいるんですけど。
ふつうに戦っても余裕で勝てそうですw
まあクライマックスなので一応ピンチということにしておきます。

 

 

農民一揆


絶体絶命のピンチ(笑)に陥ったエマたちですが、ここでまた事態は急変します。
農園の門に武装した鬼の平民たちが押し寄せてきたのです。
食用児を独占している農園貴族たちに反乱を起こしたのです!


現実の歴史では飢饉などで百姓一揆が起こったときには米問屋や庄屋が襲われ、米が略奪されることがあったので、じつはこの状況はエマたちにとっても危険です。
農園を支配する貴族鬼たちが平民たちに倒されても、エマたちは食われてしまうからです。
ところが、平民たちは貴族を倒して食用児を強奪しにきたのではありませんでした。
ムジカたちが平民に邪血を飲ませていたのです。


まあ邪血を飲んでも『人間を食べなくてもよくなる』だけで、『人間がおいしい食材』であることに変わりはないはずなんですけど(笑)
とりあえず今は革命中だから『グルメよりも打倒貴族が優先』というところで納得しておきます。


平民鬼たちは、前回エマに命を救われたおじいさんとムジカに率いられてきたようです。
700年前にも農園貴族による支配体制を終わらせようと試みたムジカは初志貫徹の行動ということで理解できます。
エマたちとは友人ですしね。


だけど、おじいさんの動機はなんでしょうか。
家族や隣人を殺され自分と孫も殺されかけ、同胞を絶滅させられかけたのは前回なんですけど、なぜか助けてくれたようです(笑)
まあいいや、これにて作戦終了です!


勝ちが確定したエマは、ラートリーにも手を差し伸べるという神対応を見せます。
アドバイスなんですけど、人間のみなさんは余裕ぶっこいてないですぐワープポイントから逃げることをおすすめします。
平民鬼が押し寄せてきたら食われかねないですから。
その場合銃で倒せばいいだけですけど、後味が悪くなりますしね……。

 

この流れ、次回が最終回っぽいですね……。

こんな駆け足で終わるんだ……。
……以上です。