『ものがたりいちば』

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ドラマ「ホームカミング」シーズン2 6話『針』 ネタバレあらすじ感想

アマゾンプライムオリジナルビデオです。

前回、ウォルターがガイスト社に乗りこむつもりだと知ったアレックスは、メロンを購入しました。

 目次です。好きなところから読めます。

 

探り合い


メロンにローラーを注入して食わせるつもりなのかと思いましたが、注射針を素早く刺す訓練に使うだけでした。
アレックスはウォルターを油断させるための会話を入念にシミュレーションしてから、ウォルターの家を訪れます。


上着のポケットに注射を忍ばせて玄関のドアを叩きましたが、応答がありません。
家に入ってみると、ウォルターは不在です。
床に軍隊時代の書類や写真が散らばっています。


モーテルに引き返したアレックスはガイスト社に電話をかけ「不審者が侵入しようとしている」と警告を出そうとしていたとき、部屋の前でウォルターとばったり鉢合わせになり、あわてて電話を切りました。
新任の受付係がもたついたおかげで余計なことを言わずに済みました。
オードリーに直接連絡したほうが確実だったはずですが、昨晩失敗したと言えなかったため内々に処理しようとしたのでしょう。


ウォルターは昨日の非礼を詫びて、釣りに行こうと誘います。
地元民しか知らない、いいスポットがあるそうです。
ここでアレックスはどうしてウォルターが自分の泊っている部屋を知っていたのかを考えるべきでした。


2人は車で移動します。
このドライブが本当に長いです。
なんなら今回半分以上ドライブしてました(笑)


昨日とは逆にウォルターがあれこれアレックスのプライベートを詮索してきます。
なにか感づいているのかと警戒したアレックスは曖昧な応答しかしません。
アレックスの口が重いので、つぎにウォルターは軍隊時代の話題に切り替えました。
昨日はでっちあげておいた嘘で乗り切ったアレックスも、やはり軍の専門的な話にはついていけません。

 

 

尋問


湖畔につくとウォルターは尋問耐久訓練の話をします。
3日3晩寝かせてもらえなくても口を割らずに耐えきっても、その後親切にされるとぽろっとしゃべってしまったそうです。
「君も昨日親切にしてくれた」
この言葉でアレックスはウォルターに疑われていると感づきました。


さらにウォルターは「昨日君は『メートル』と言った」と続けます。
たしかに!
これは飲んでいるときに狙撃手の友人の「狙撃記録は1100メートル」と話したときのことですね。


いまだにアメリカはメートル法を使わずにヤード・ポンド法を採用している世界でも珍しい国ですからね。
余談ですが、NASAメートル法の国で作られたマニュアルをもとに作業をしようとして、センチじゃなくてインチで計算してしまったために問題が起こったことがあったそうです。


「狙撃手はメートルではなくヤードと言う」
アレックスは言い間違いだと言い逃れをしますが、ウォルターは信じません。
なんとウォルターは昨日喧嘩別れになってからずっとアレックスを見張っていたそうです。
日帰りのはずのアレックスがモーテルの部屋に入るのを見て、バスで来たはずのアレックスが車に乗るのを見て、あまつさえメロンを買うのを見ていたのです。
最後のやつはどうでもいいか(笑)


結局朝までモーテルの駐車場にいたウォルターは、アレックスが自分の家に行き、勝手に入って行くのを目撃したのです。
不法侵入までばっちり見られていたとなれば言い逃れはできません。
追いつめられたアレックスはウォルターにすべてを打ち明けると言いました。
もちろん油断させるためにです。


そーっと近づき、隠し持った注射器で刺そうとしましたが、携帯が地面に落ちた音でウォルターが視線を下ろしてしまい、注射器に気づかれます。
ウォルターは巧みな手さばきでアレックス自身の腕に注射器を刺し、ローラーを注入しました。


とんでもない事態になったと自覚したアレックスは近くにあったボートに乗りこみ、オードリーに失敗を告げる電話をかけるのですが、すぐに記憶を失ってしまいました。
食べるのではなく直接体内に注入されてしまったせいでクスリが効くのが早かったのでしょう。
これがアレックスの身に起きたことの顛末でした。


あ、そうですかふ~ん……。
4話も使ってやるほどの内容かとちょっと思いました(笑)


次回の最終話はさすがに現在に戻っているでしょう。
まあ現在と言っても1日しか経ってないんですけど。
ガイスト社にウォルターも着ていることでしょう。
もしかしたら、探せば社内見学の団体さんとかレナードの演説を聞く聴衆にウォルターが混じっていたかもしれないですね。
以上です。