『ものがたりいちば』

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ドラマ『暗黒と神秘の骨』シーズン1-8「未知への船出」ネタバレあり、あらすじと感想

Netflixオリジナルのファンタジードラマです。

 目次です。

 

【あらすじ】

 

前回、キリガン将軍に捕らえられたアリーナは船に乗せられて影だまりに入りました。
その船にはキリガンの手下のグリーシャたち以外にも各国の要人やカズ一味、さらに密航したマルもいます。


操船するのは初期にアリーナとばちばちやりあっていた風のグリーシャ・ゾーヤです。
対岸の港町ノボクリバースクに住む親族に会うために、ゾーヤはこの任務に志願したのです。
影だまりに入ってもキリガンがアリーナに力を使わせようとしないので、アリーナだけでなくゾーヤも困惑を隠せません。


船室で密談していたカズたちはマルと出会います。
お互いキリガンを殺そうとしていると知り、手を組むことになります。


甲板では周囲にヴォルクラが迫りつつありました。
しびれを切らしたアリーナが力を発動すると、すさまじい光が放たれてノボクリバースクまでの影がすべて消え、安全な航路ができました。
たまたまキリガンがアリーナに触れているときに力を使ったのでアリーナ本来の力よりも増幅されたものと思われます。


いっぽう、ノボクリバースクの港でこの事態を察知したズラタン将軍が部隊を率いて待ち構えていました。
ズラタンは「影だまりを消されては独立に支障がでる」ため、太陽の召喚者を危険視しており、船が到着したとたんに皆殺しにする腹積もりです。


しかし、ズラタンの狙いをキリガンは読み切っていました。
影だまりを抜ける直前で船を止めさせて、闇の力を発動したのです。
増幅物を手に入れたキリガンの力は強大で、またたく間にノボクリバースクが影だまりに飲み込まれていきます。
ズラタンの軍団だけでなく、一般民衆もヴォルクラに襲われてしまいました。


親族に会えると楽しみにしていたゾーヤはこの虐殺を見てキリガンの本性に気づき、止めようと動きます。
船室から上がってきたマルがキリガンに銃を向けますが、無策だったので側近のハートレンダーにやられてしまいました。


キリガンは各国の要人に「これからはラブカに敵対した国はこうなる」と脅しをかけました。
虐殺を目の当たりにした要人を通じて各国に圧力をかけるためですが、要人たちが逆らったためハートレンダーが皆殺しにしてしまいました。


反抗を始めたゾーヤに加えてカズ一味が乱入したことで船内は大荒れになります。
小競り合いが続くなか、隙をついたイネジュがキリガンに投げナイフを突き立てました。
これにぶちギレたキリガンが影で船を覆ってしまったため、ヴォルクラまで参戦して混乱が加速します。


アリーナはキリガンの手を拾ったナイフで貫いて、内部の増幅物をはじき出しました。


船尾ではイネジュとゾーヤがお互いを助けながらグリーシャを倒し、前方ではジェスパーがハートレンダーを船外に撃ち落しました。


傷を負ったもののまだまだ元気なキリガンですが、マルの突進を受けて船外に転がり落ち、そこで2人はタイマンで殴り合いをします。
距離を取ればたちまち闇の『切断』がとんでくるので接近戦に持ち込んだのは英断と申せましょう。
ところがキリガンは体術も一流でマルは打ち負けそうになります。
そのとき、影のなかから現れたヴォルクラがキリガンに襲いかかり、深い闇に連れ去っていきました。


アリーナが光で船の影を消しましたが、生き残ったのはアリーナ、マル、カズ一味、ゾーヤのたったの6人しかいません。
影だまりを出た6人は今後の方針を話し合います。
なにしろキリガンがいなくなってもアリーナたちは追われる身ですから。


信者のイネジュが「同行して力になりたい」と申し出ますが、カズが「どうするにしてもケテルダムに戻ってヘリーンに借りを返してからだ」と説得したので、イネジュはケテルダムに戻ることに同意しました。
影だまりを消すためにはどこかで今以上の力を身につけなければなりませんが、とりあえずアリーナたちにも行くあてがないのでケテルダムに同行することに。


親族を失ったゾーヤは離脱することになり、残りの5人は最寄りの港町に行きケテルダム行き船に乗りました。
その船には今回もおしゃれないちゃいちゃ劇を見せたニーナも乗っています。


相思相愛になったニーナとマティアスですが、キリガンの手下のグリーシャたちに見つかり、マティアスの命を守るためにニーナが奴隷商人として告発したのです。
船乗りに拘束されたマティアスを助けるためにニーナはカズたちに合流することにしました。


この先の見通しは立ちませんが「とにかくダークリングはもう死んだから……」とアリーナは油断していますが、ところがどっこいキリガンは生きており、影だまりから闇を引き連れて歩きだすのでした。

 

【感想】


カズがやたらとケテルダムに戻ることに執着していますが、ヘリーンとかドレイセンとかペッカみたいな危ないやつしかいないんだから帰らないほうがいいんじゃないでしょうか(笑)


壮大な設定のファンタジーっぽいんですけど、『ゲーム・オブ・スローンズ』と違って主要な登場人物が少ないため、スケール感はやや小さめに感じました。
8話ですっきりまとまって見せてくれるので、しょうがないですけど。
ジェスパーがいいキャラしてるので楽しめました。


シーズン2があるかどうかわかりませんが、お待ちしております。
以上です。