ドラマ『暗黒と神秘の骨』シーズン1-7「立ちはだかる暗黒」ネタバレあり、あらすじと感想
目次です。
【アレクサンダーの過去】
かつてアレクサンダー(現キリガン将軍)はグリーシャを迫害する王と対立し、追われていました。
逃亡の最中に追手の兵士に恋人を殺されたため、グリーシャたちに戦闘訓練をほどこして軍隊を編成することを決意します。
母バグラからは「今の王が死んでべつの王になったら状況が変わるかもしれない」と止められますが、アレクサンダーには時期を待つ気も「王ガチャという運ゲー」に任せる気もさらさらありません。
そんなわけで「なんたらかんたら」という禁断の秘術に手を染めるのです。
このへんわけわからん単語が連発だったの覚えられませんでした!
王の軍の追跡の手はゆるまらず、アレクサンダーたちが潜伏する場所に部隊が押し寄せます。
「抵抗すればグリーシャを皆殺しにする」と脅されますが、アレクサンダーは先ほど習得した秘術を使い、兵士たちを自分の手下に作り替えようとしました。
ところが、その秘術は制御が難しく、爆発的に噴出した闇が周辺を覆ってしまいます。
どうやらアレクサンダーとバグラ以外の人間は助からなかったようです。
闇魔法の使い手だから耐性があったのかな?
おそらくあの闇に飲まれた人々はヴォルクラと化したのでしょう。
こうやって影だまりは生まれたのでした。
【利用されるアリーナ】
北上したアリーナとマルは「神秘の牡鹿」を発見します。
アリーナが牡鹿に手を触れると光のドームみたいなものが発動しました。
やはりアリーナの増幅物だったようです。
そのとき、キリガン将軍の手下が現れ、牡鹿を撃ちました。
アリーナとマルは抵抗しますが、マルが負傷してしまいます。
そして、手下がいるということは当然キリガンもいます。
「牡鹿を渡せば重傷を負ったマルを助ける」と条件を出されたアリーナは従うしかありませんでした。
キリガンは牡鹿を切断し、さっそく儀式を行います。
角をアリーナの首筋に乗せ、グリーシャがアリーナとキリガンと手をつないでなにやら術を使うと、角がアリーナの体の中に埋まりました。
理屈はわかりませんが、キリガンはアリーナに触れると光の力を使えるようになったようです。
アリーナ自身が力を発動できなくなったかどうかも不明です。
拘束されたアリーナとマルは影だまりの駐屯地に連行されました。
リトルパレスで世話役をしていたジェンヤがアリーナのもとを訪れ、キリガンのスパイをしていることや王に毒を盛ったことを自白します。
まあ正確にはアリーナに看破されたんですが、ほぼ自白です。
動機は長年王の愛人にされていたからでした。
鎖につながれたマルのもとにキリガンが訪れ、長々と語りますがだいたい「普通の人間のおまえはいずれ老衰するからアリーナは俺のもの」という内容です。
「フィクションに出てくる見張りたいてい居眠りする説」に従って見張りの兵士が居眠りしているすきに、マルは鎖を壊して逃げだしました。
【分裂しそうなカズ一味】
カズ一味はお通夜ムードです。
とくにリーダーのカズがやる気を失っています。
信頼していたイネジュが聖アリーナの信者になってアリーナ拉致に協力しなかったことが決定打となったようです。
そんなわけで「もうケテルダムに帰ろう」と言いますが、町に帰ればヘリーンの奴隷に逆戻りしてしまうイネジュはチームからの離脱を決意しました。
どちらにせよキリガンの手下に面が割れている一味は東ラブカにいれば身の危険があるので、西ラブカに戻らなければなりません。
乗ってきた汽車で帰ろうとしますが、大爆発して木っ端みじんになっちまいました(笑)
帰る手段を失った一味に朗報が飛び込んできます。
黒の将軍が太陽の召喚者とともに冬の祝祭に参列した各国の要人を船に乗せて影だまりを渡るという知らせが入ったのです。
「アリーナをさらわない。ただ西に戻るだけ」と確認し合ったカズたちはお得意の変装術を駆使して、他国の外交官に化けて船に乗りこみます。
衣服を変えただけで顔はそのまんまなので一瞬でバレそうです(笑)
その船には逃げだしたマルも潜入しています。
多くの期待と不安を乗せた船は影だまりにむけて出航するのでした。
【感想】
牡鹿の骨を内蔵したアリーナが微妙にグロくてきもちわるかったです。
アリーナの光魔法を使えるようになったキリガン将軍がなにをするつもりなのかよくわかりません。
スパイのジェンヤをつかって王に毒を盛り、国を実質的にのっとるつもりなのは間違いないでしょうが、その場合、光の魔法で影だまりを消し、国民の信頼を得て玉座を手に入れるというプランが考えられます。
しかし、影だまりがなくなれば西に駐留するズラタン将軍の軍団が攻めてくることが考えられるため、戦って勝たなければ玉座は手に入りません。
すでに機関銃が存在している世界ではグリーシャの優位性は低くなっているので、戦って勝てるかどうか怪しいです。
それに、やるかどうか知りませんが「シーズン1」とついている以上、「シーズン2に続く可能性があるはず」なので、このファンタジーの象徴である影だまりがなくなることは考えづらいです。
最終回でキリガンがなにをやるのか楽しみです。
ただ西に行ってめでたしめでたしじゃなければいいんですが(笑)
以上です。