ウォーキングデッド:ワールド・ビヨンド9、10話の感想
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もうスタンドバイミーではなくなったワールド・ビヨンドの9、10話です。
配信開始が同時だったうえに内容が1話のようなものなのでまとめます。
ネタバレします。10話が最終話です。
全体的な感想は「お、おう」という感じでした。
・今回のかんたんなあらすじ
前回、トニーとパーシー襲撃犯はサイラスということになって、サイラスが一行から去りました。
サイラスの無実を信じるエルトンも彼を追って離脱。
4人になった一行はトラックで研究所に急ぎます。
ところが、途中でトラックがパンクしてしまいました。
さらにゾンビの群れとの戦闘でフェリックスが足を負傷したため、近くの民家で休むことになります。
そこでフェリックスを置いていくかどうかでアイリスとホープが揉めごとになり、ホープは夜中にハックと2人でこっそり抜け出しました。
アイリスはフェリックスを置き去りにできないからです。
ここまでホープは完全に共同体軍スパイのハックに騙されている形です。
しかし、ここから展開はガラッと変化。
ホープは突然ハックを銃で脅します。
じつは、昨夜ホープは共同体軍の暗号(そんなものをいつ手に入れたのかわたしは覚えてません)を解読し、ハックがスパイであることを見破っていたのです。
それをうけてハックは共同体軍のスパイであることを白状しました。
さらに、目的はホープだけを研究所に連れていくことだった、とも。
理由はホープが世界を救える天才的な頭脳の持ち主だからだそうです。
えぇぇ……。
パパも生きてるそうです。
だからなんなの?
いっぽうそのころ、エルトンは行方不明だったパーシーと再会します。
パーシーは肩を銃撃されていて、意識不明に陥ってしまいます。
意識不明のパーシーをエルトンはゾンビから守りました。
そして目覚めたパーシーは驚愕の事実を告げるのです。
トニーを殺し、パーシーを撃ったのはハックだった、と。
エルトンたちはサイラスと合流し、ハックからアイリスたちを救うために後を追いますが、その途中で共同体軍にサイラスが捕獲されてしまいました。
ハックが裏切り者であることを確信したアイリスとフェリックスはトラックを直し、ホープたちを追います。
再会した4人は揉めに揉めますが、結局、ホープの決断で争いは終わりました。
その決断とは、共同体の意向に従う、というものです。
というのも、共同体やハックがなぜこんな回りくどいことをしたかというと、ホープの天才的な頭脳を研究に役立てたかったからだそうです。
意味がわからないと思いますが、共同体の思惑は「ホープにゾンビや廃墟を見せて、自発的に研究に参加してほしかった」そうです。
やっぱり意味はわかりませんね!
結局ハックとホープは共同体軍のヘリに乗って研究所へ旅立ちました。
ちなみにハックはキャンパスコロニーが壊滅させられたことは知らないようでした。
そらそうだわなー。
このまわりくどい旅がホープを研究所に連れていくためだった、という意味不明な説明がでたらめなのは確定でしょう。
コロニーを壊滅させる理由にはぜんぜんなりませんしね。
なんならホープの頭脳を役立てたいという説明も嘘でしょう。
いかに頭がよくても、たいして勉強も研究もしていない小娘が世界を救えるような研究の役に立てるとは思えません。
というわけで、最大の謎だったコロニー虐殺事件の謎はネクストシーズンに放り投げでした。
最後に、取り残された形のアイリスとフェリックスはキャンパスコロニーの生き残りと奇跡の再会を果たします。
これまで名前だけしか出てこなかったフェリックスの恋人のウィルも無事でした。
アイリスたちは共同体軍を滅ぼすことを誓うのでした……。
おわり。
今シーズンのまとめ:
「ホープちゃんがすっごくあたまがいいからほしかったのー!」
などとでたらめにもほどがある供述を共同体側がしていましたが、そんなわけあるかい!
いや、違って欲しい。
10話も使って描いたのがそんなくだらない結末であってたまるものか。
というわけで、ホープを欲しがる理由や過酷な旅という試練を与えた理由は、謎のままですね。
だいたいコロニー市民1万人を虐殺した理由にはまったくなりえません。
もし共同体側の思惑がほんとうに「ホープの頭脳が欲しい」というものなら、1話でザ・エンドしてたはずです。
ハックも認めてましたが「最初からふつうにヘリで連れて行ってもよかった」のですから。
さあ、次シーズンで明かされる答えがわれわれ視聴者を納得させられるかどうか、楽しみですね!
まあ、次があれば、の話だけどね……。
以上です。
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