ネタバレあります!ご注意を!
ポセイドンの池沢が各AV制作会社に呼び掛けてAVの自主規制を行う「規制委員会」を作りました。
委員会はさっそく村西の本番セックス作品のモザイクが薄いことをやり玉にあげ、基準に従わないと販売をさせないと脅してきます。
村西がそれを突っぱねたので、サファイア映像は委員会に入れませんでした。
そもそも女優がいないので、どのみち新しい作品が出せません。
そんなとき、清楚なお嬢さんといった女性がサファイア映像の事務所を訪れます。
恵、と名乗った女性はなんと女優志望だと言うではありませんか。
しかもなんかもう発情してます(笑)。
恵になにかを感じた村西は「黒木香」という芸名を与え、自分が相手役を務めることにして即日撮影に入りました。
有名な「ハメ撮り」誕生の瞬間です!
(ちゃんとした起源は知りません)
モザイクがおおきくなって客のテンションが下がることを見越して、村西は新しい演出を思いつき、トシに笛を買いに行かせました。
トシが買ってきたほら貝のような笛を女優に持たせて、感じたときに吹かせるというアイディアです。
だからそれ「エロい」じゃなくて「おもしろい」でしょ!
スタッフのみなさんは突如セックスがおっぱじまったのに、動じずに手早く撮影の準備を整えます。
なんだかプロ感でてきましたね。
黒木香はデビュー作とは思えない激しいセックスを見せつけます。
笛も吹きまくります(笑)。
昭和の男たちはあれで抜けたんですかね……?
男優村西は香に押されっぱなしで、それまでのAVにない女優主導の迫力がありました。
完成した作品はスタッフも監督も納得の素晴らしいものになりましたが、恵の母親が委員会に怒鳴りこんだことで販売不可能になってしまいました。
大赤字こいて会社は傾きかけですが、村西は、次回作に有名なアメリカのポルノ女優を使ってハワイでロケを敢行するという壮大な計画を練っています。
名目上とはいえ社長を務める川田がさすがに止めようとするのですが、ダメでした~。
村西はともかくスタッフたちも妙に自信をつけちゃって、その気になってしまうのでした。
やっぱいい仕事すると自信つくんですね~。
『監督』がついに『全裸』になりました!!!
べつに村西の全裸なんて見たくないけどな!