Netflixドラマ「クイーンズ・ギャンビット」シーズン1 エピソード3話のあらすじ感想(ストーリーのネタバレあり)
ネタバレあります!ご注意を!
シンシナティに遠征したベスは新たな強者と出会いました。
ベニー・ワッツです。
ですがそのときの大会にベニーは出場していなかったので、本格的な出会いは数年待つことになります。
シンシナティの大会でもベスは勝ちまくります。
勝っていてもベスに油断はありません。
対戦後にしっかり自己分析しますから。
自己分析の結果は弱点なし(笑)。
しつれい!ばりばりに油断して思い上がっておりました!
結局シンシナティの大会を全勝で優勝し、見事500ドルゲット!
当時はドル円固定相場制(1ドル=360円)でしたので、日本円に換算すると18万円相当になります。
当時の日本の大卒初任給は3万円程度でしたので500ドルはそうとうな高額ですね。
というか前回手に入れた100ドルですら3万円以上になりますから、養母が目の色変えるのも頷けます。
この遠征の成功を皮切りに、ベスは全米を飛び回り勝ちまくります。
雑誌からの取材も増え、一躍有名人です。
すると、高校のあるクラブから女子会の誘いがきました。
図書館で彼氏にばんばん乳揉ませてたやらしい、じゃなくてやさしい女の子がリーダーの社交クラブです。
参加してみるとカップケーキつまんで男の話をしてみんなで歌を歌うだけという死ぬほどくそつまらんパーティでした。
あの時代アメリカの女の子に生まれたら人生つまんなくてしょうがなかったでしょうね……。
もしかしてそういうテーマですかね?
スクールカースト上位ぶってるのに結局、男の話しかできない女子たち(付き合う男の種類でしか自分の価値を示せない)とか、「女性とはこうあれ」みたいな小言かましてるのに夫に逃げられたとたん養子に養ってもらうしかできない情けない養母とか。
女が男の付属品としか考えられていなかった抑圧の時代にチェスという男の世界に飛び込んで自立するベスの目を通して「現代(いま)」を鮮烈に描く意欲作……。
まあテーマとかマジでどうでもいいですけど。
チェスバトルがおもしろけりゃそれでいんだよ!
さて、あまりにも時間の無駄なのでベスはとっとと帰りました。
おっと、その家のお父さんの酒を盗むことも忘れていません(笑)。
ベスの盗み癖はもう生来のものなんですかね~。
はよ逮捕!
数年が経ち、ベスはラスベガスのUSオープンに参加することに。
勝ちまくっていたベスに、初対面のベニー・ワッツが彼女の弱点を告げました。
何年も自分では気づけなかったことなのに、打ち手を見たこともないベニーに見抜かれていたのです。
どちらのチェス力が上かは明らかです。
初めての格上相手に動揺したベスはベニーとの対戦で選択をミスし、そのまま巻き返すことができずに投了しました。
これが初めての敗北でした……って何年も負けなしだったんですか!?
もしかしてアメリカのチェスレベル低すぎ……?