『ものがたりいちば』

映画観賞歴5000本以上なりに映画ドラマアニメの感想を書いてます。ゲーム関連はhttps://zwigani.comに移転中です。

「ユートピア~悪のウイルス~」シーズン1の8話の感想

アマゾンオリジナルビデオです。
ネタバレあります!ご注意を!

 

 

 

残念ながら打ち切りになってしまったドラマですから、この8話が物語全体の最終話です(笑)。


ジェシカたちはダクトテープでぐるぐる巻きのマミー状態になったクリスティ博士をプレゼントされました。


黒幕が自分からやってきてくれるとはラッキーですね(笑)。
というわけでラスボスの演説タイムのはじまりはじまり~!

 

クリスティのネタバレ

 

クリスティの目的が人類の口減らし、もしくは絶滅なのはすでに前回で明らかになっていました。


だいたいのことは視聴者が知っている内容でしたが、いくつか新事実もありました。
まずワクチンに仕込まれたウイルスは、殺人ウイルスではなく不妊ウイルスでした。


こいつを多くの人間に摂取させてゆるやかに人口を減らしていく計画だったそうです。
なんかガバそうな計画ですね。


先進国の人間はそれで全滅するでしょうけど、ワクチンを国民にいきわたらせる余裕もシステムもない発展途上国ではあいかわらず人口は無軌道に増え続けるでしょう。


それにそもそも人口爆発の主原因は先進国ではなく、発展途上国にあるのです。


すでに多くの先進国では出生率の低下により人口増加が抑制されています。
日本なんか人口の減少が続いているですから。


移民の国アメリカは人口が増え続けているから、アメリカ人のクリスティくん知らないのかな~(笑)。


人間開発度の高い先進国民が死に絶えて、開発度の低い発展途上国の人口が増え続ける未来……ぜったいユートピアじゃないわwww


もう1つの事実は、ジェシカが父親の実験台だったということです。
すでにワクチンを投与されているので、不妊になっているそうです……。


この人類安楽死計画を止めるためには、ワクチンの出荷を阻止して、ワクチンのマザーエッグ(母株)を破壊する必要があります。


そんでもってクリスティ博士が生きているとワクチンは何度でも作られてしまうので、殺害もマストです。


この演説のあいだ、アービーの裏切りを知ったトーマス・クリスティによってハーベストの殺し屋グループが派遣されてきましたが、最強アービーが皆殺しにしてくれました!

 

 

研究所へ

 

クリスティ・バイオの研究所に行くことになりますが、なぜかジェシカは行こうとしません。


父親に裏切られていたことがショックでやる気を失ったからでしょうか。
それともウイルスに感染して疲れていたからでしょうか。
すでにジェシカの額には発疹が出始めています。


ということで、子ども2人とオタク2人、そしてマイケル医師というじつに頼りないパーティで敵地に乗り込みます。


研究所に入るためには生体認証を突破する必要がありますので、ベッキーがすぱっとクリスティの親指を切りました!


んで、親指を持っていくのがなんで幼女アリスなんだよwww

グロは大人が受け持てよwww


とくに計画もせずにてきとーに乗りこみましたが、無事ワクチンの倉庫に忍びこめました。
いや、ぜんぜん忍んでないか(笑)。


警備のみなさまにバレバレですけど、無事、強行突入できました!


とはいえ、外では警備員のみなさまが倉庫のシャッターを壊してなかに入ろうとしているから時間の余裕はありません。


そんななか、イアンが倉庫内に山と積まれたワクチンをゴルフクラブで破壊し始めます。
ちまちまやっていたらぜったいに間に合わないので、幼女アリスにも呆れられます(笑)。


大人たちがク〇の役にも立たないので、アリスとグラントがパワーリフト車に乗って破壊のペースを早めました。


警備員のみなさまもちまちまシャッターを破壊してくれたので、余裕で間に合います。

ちまちま破壊というか、結局破壊できませんでしたけど(笑)。


すべてのワクチンを破壊したあと、火炎瓶をはなってから逃げ出しました。
1人マイケルだけは研究所に行って、ワクチンのマザーエッグを破壊しました。


逃げる途中でグラントが警察に捕まってしまいます。
残ったベッキーはウィルソンが乗る車に救出されました。


しかし、その車にはケヴィン、トーマスのクリスティ親子が乗っていたのです!
なんとウィルソンはクリスティ博士の演説を聞いて寝返ってしまったのでした。


さらに裏切りは続きます。
1人別行動で逃げているマイケルは、1つだけマザーエッグを持ち出していたのです。
いったいなにをやらかすつもりなんでしょうか?

 

 

ジェシカ、ホームに帰る

 

いっぽう父親に裏切られていたショックか、それとも感染症の影響か、元気をなくしたジェシカはアービーにホームへ連れ帰ってもらうことにしました。


ホームに帰ったジェシカは、そこで昔住んでいた黄色い家を見つけます。
発症した影響で意識がもうろうとするジェシカをだれかが訪ねてきました。


国土安全保障省ミルナーです。
なんとミルナーもこの陰謀の黒幕サイドだったのです!


そして、家の地下にはジェシカの父親がいました!


ジェシカは子どもの頃からあらゆる病気に感染させられて、ワクチンを打たれまくってきたようです。


目的はようわかりませんが、どんな病気にも負けない超免疫力をもったスーパー抗体人間を作りだそうとしたんでしょうね。


ミルナージェシカ父はクリスティとはちがう思惑があるそうですが、それが明らかにされることは永遠にないのです……。

 

謎がいっぱい提示されたまま、物語は幕を閉じました……。
アマゾンさん、考え直してくれませんかね……?


でも「シーズン2を熱望するか」と問われても、あんまり元気よく返事できませんけど(笑)。