「ユートピア~悪のウイルス~」シーズン1の1話の感想
アマゾンオリジナルビデオです。
ネタバレあります!ご注意を!
結婚を控えた(?)若いカップルが、女性の祖父から譲り受けた家に引っ越してきます。
古い家は荒れ放題で物置だらけ。
部屋のなかで『ユートピア』というビジュアルノベルを見つけます。
もしかしたら高値で売れるかもしれないということで、週末に開催されるフリンジコンのオークションに出品することにしました。
※フリンジコンはググってもよくわかりませんでしたが、コミコン(アメリカのコミケ)みたいなものだと思います。
ユートピアは前作『ディストピア』の続編で、ディストピアはカルト的な人気があるようです。
どうやらユートピアは市場に出回っていない、存在自体が都市伝説のような作品のようです。
出品情報を知ったディストピアファンのサマンサは、大喜びでオタクのSNSサークルの仲間に知らせました。
サマンサ、ウィルソン、イアン、ベッキー、グラントの5人はまだリアルでは会ったことがなく、フリンジコンで初めて会うことになります。
サマンサかわいい!
かわいいのですが、かなりやばい思考の持ち主です。
感染症が世界を滅ぼすと信じこんでおり、ディストピアシリーズはその予言書だと思いこんでいます(笑)。
いわゆる陰謀論者ですね。
コスプレやコミックの内容を楽しく語り合っているディストピアファンに議論をふっかけて論破(笑)しようとします。
めっちゃ早口なんだけどwww
かわいいけどオタク丸出しw
自分はオタクじゃないと言いながら典型的なオタクムーブです!
入札を済ませたサークル仲間たちは合流し、初対面を果たします。
ただ1人金持ち(自称)のグラントだけは合流が遅れていました。
さて出品者のカップルは大勢の購入希望者と面談して入札を進めていくのですが、ペントハウスに泊まっている金持ちの男が現れ、2万ドルもの大金をポンと出したために即断即決で売りました。
購入者の男性は到底オタクには見えません。
何者でしょうか。
とんでもない高値で売れたことを祝うパーティを始めるカップルたちでしたが、だいぶ遅れて購入希望者がやってきました。
小学生くらいの少年です。
名前はグラントです(笑)。
SNSサークルではセレブ専用の高級カメラマンをやっていてポルシェを持っていると嘘をついていたらしいです。
出会って1秒でバレる嘘つくなよw
このグラントなかなか頭が回るようで、ホテルのフロント係を騙してまんまとペントハウスのスペアキーをゲットします。
頭がいいのにサークル仲間に見え見えの嘘をついていたのは、子どもだと相手にされないと判断してのことでしょうか。
初めから会うつもりなどなく、情報を吸いだそうとしていたのかもしれません。
キレものやな~。
グラントはペントハウスに侵入して、豪華な設備にはしゃぎまわります(笑)。
泥棒にきたんだからはやく盗んでどうぞ!
やっぱりキレものじゃないかもw
むだな時間を使ったせいで、お目当てのユートピアを発見したとき、部屋の主が戻ってきてしまいました(笑)。
尻の軽そうなコスプレイヤー女を連れこんでます。
とりあえずグラントは隠れますが、ぜんぜん隠れられていません(笑)。
やっぱこいつただのガキか~?
そのとき、謎の2人組がペントハウスを訪れました。
2人組は銃で部屋の主を脅し、コスプレ女を殴り倒しました。
こいつらは直前に出品者のパーティ会場を訪れて、睡眠薬と偽って致死毒を注射して皆殺しにした謎の悪党です。
なぜかユートピアを探しているようです。
やばい雰囲気を察したグラントは、2人組の隙をついて部屋を脱出、ユートピアを持ち逃げしました。
グラントに逃げられた2人組はコスプレ女を殺し、部屋の主も殺しました。
そして、オークションに入札したオタクたちの部屋を訪れ、全員ぶっ殺して回ります。
いきなりなにこれ……。
1ページ見ただけのライバルオタクを殺すとか、アメリカのガチオタの独占欲やばすぎ……。
いやちがうか!
どうみてもプロの殺し屋です。
ピカソの名画をめぐってもこんなに大量の人間が死ぬことはないというのに、ユートピアにそんな価値があるのでしょうか?
陰謀論者(笑)サマンサの言うとおり予言の書で、それを隠ぺいしようとする闇の勢力?
部屋代をケチってホテルに部屋を取っていなかったおかげで偶然助かったサマンサたちは、ウィルソンの家に泊まりに行くことになりました。
貧乏なほうが得することもあるんですね~。
最後に出品者の部屋を訪れた人物はかろうじて息のあった女性にユートピアのありかを尋ねました。
4人死亡、1人瀕死という惨状でどうしてそんなことが知りたいのかと問う女性に、その人物はこう告げます。
「あたしこそがジェシカ・ハイドだから」
ぜんぜん答えになってねーーーwww
どうやらジェシカ・ハイドはディストピア・ユートピアの主人公みたいです。
バカにされている陰謀論者がじつは正しいことを主張していた系のストーリーでしょうか。
ありがちといえばありがちですが、好物なので2話も楽しみです。