『ものがたりいちば』

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ドラマ『ウォーキング・デッド』シーズン10-19「あと1カ所」ネタバレあり、あらすじと感想

ゲイブリエルが大活躍しました!

 目次です。

 

【あらすじ】

 

アーロンとゲイブリエルが調達の旅をしています。
マギーにもらった地図をもとに探索していきますが、食糧は見つかりません。
封鎖された商店に侵入しましたが、ウォーカーだらけなだけでなにもありませんでした。


調達に出てからもう2週間が経つということで、アーロンが「娘に会いに帰りたい」と引き返すことを提案しますが、ゲイブリエルは「あと1カ所」と続行を選択します。


最後の未踏査場所である給水塔を目指しますが、その途中泥地にはまってゲイブリエルが泥だらけになり、地図も泥をかぶって読めなくなりました。
これにうんざりしたゲイブリエルが「わかった、帰ろう」と言うので、2人は来た道を引き返します。


すると見たことのない倉庫のような建物を発見しました。
ついでなので調べてみることに。
屋内で2手に分かれて調べていきます。


ドアを叩く音が聞こえたのでアーロンが開けてみると、なかにはイノシシがいました。
アーロンは悲鳴をあげながらも釘バットみたいなトゲトゲの義手で叩き殺します。
駆けつけたゲイブリエルは「すごい絶叫だった」とげらげら笑い、笑い、笑いました。
さらにまあまあしつこく笑うので、アーロンがむっとします。


ともかく肉が手に入ったので焼肉ディナーとなりました。
ゲイブリエルが見つけた高級ウイスキー(20まんえん以上!)を飲みながら新鮮な焼肉に舌鼓を打ちます。


ゲイブリエルは神学校時代にウイスキーとカードトリックを教えてくれた師匠のエピソードを語り、「説教ではなく、対話が重要なんだ」と言いました。
アーロンもこれに同意して「ここんとこ忘れてたけど、生存者を探してアレクサンドリアに連れ戻る活動を再開しよう」と提案します。


しかし酔いがまわってくると、ゲイブリエルが「この世は私たちのものじゃなくて悪人のものだ」と本音を吐露し始めました。
アーロンは反論しますが、ゲイブリエルを説き伏せることはできず、意見が平行線のまま寝ることに。


翌朝、目覚めたゲイブリエルはアーロンがいないことに気づきます。
倉庫内を探し歩くと、ライフル銃を持った謎の男に出会いました。
男が「イノシシの肉を1口くれ」と言うのでゲイブリエルはわけてあげます。


「私の友人を見なかったか?善良な男だ」
とゲイブリエルが言うと「人の家に勝手に入って肉を盗むやつが善良なのか?」と男は疑問を口にします。
この倉庫は男の家で、イノシシも男が捕らえて閉じこめていたのでした。


状況を察したゲイブリエルが「君の家とは知らなかった。悪意はなかった」と弁明しますが、男はザックのなかからアーロンのとげとげ義手を出し「これでも悪意がないのか?」と言います。
まあたしかに悪人感たっぷりです(笑)


アーロンが隣の部屋にとらわれていることを知ったゲイブリエルは「聖書をいっぱい持ってたでしょ、善と慈愛の心を思いだして、ね?ね?」と説得にかかります。
しかし男は「おまえゆうべこの世は悪人のものって言ってたよな?」と論破しました。


説得に失敗したので、ゲイブリエルは「私たちのコミュニティには人がいっぱいいるから、すぐに20人の戦士が探しにくる」と脅迫に切り替えましたが、さすがにこの脅しは嘘くさすぎたので通用しません。
男は椅子に縛り付けたアーロンを引っ張ってきて、ゲイブリエルと対面させました。


そして6連発式のリボルバーに弾を1つだけこめて「自分を撃つか、相手を撃つか選べ。生き残ったほうを逃がしてやる」とロシアンルーレットを強要します。


まずはゲイブリエルが自分の頭に向けて引き金を引きますが、セーフ(6分の1)。
つぎにアーロンが同じように自分に引き金を引きますが、これもセーフ(5分の1)。
「なぜこんなことをする、なにを証明しようとしている?」
という質問に男は「兄貴の家族を守ってやったのに、食糧のために襲われた」とエピソードトークを語り、人間が本質的に悪であると主張します。


ゲイブリエルがまた自分に引き金を引きますが、これもセーフ(4分の1)。
つぎにアーロンが撃鉄を起こすと、かちりと弾がこめられた音がしました。
もう確率ではなく、つぎは確実に弾が発射されるのです。


ゲイブリエルが「君はただ裏切られただけで、それが人の本質が悪という証拠ではない。うちのコミュニティにも昔病んでた人がいるから立ち直れる。町にきなさい」と説得しますが、ダメでした。
男はアーロンに「娘に会いたいんじゃないのか!?」とゲイブリエルを撃つように煽っていきますが、アーロンは自分の頭に銃を突き付けて引き金を引こうとします。


すると男が「やめろ!」と制止しました。
男はアーロンの縄を切り「俺の名はメイズだ」と名乗ります。
アーロンの命がけの行動のおかげで説得に成功したのです!
めでてぇ!


ところが次の瞬間、ゲイブリエルがアーロンの義手でメイズを殴り殺しました。
ゲイブリエルほんとこいつはwww
アーロンもドン引きです(笑)


ゲイブリエルが「家族を殺した男をアレクサンドリアに連れて行くわけにはいかない」ともっともらしい言い訳をしますが、アーロンはぜんぜん納得してません。
2人は昨夜の会話をメイズがどこで聞いていたのかと気になったので、屋根裏部屋にいってみます。


するとそこには朽ち果てた母親と娘の死体と、拘束された男がいました。
メイズは兄を殺していなかったのです。
さあゲイブリエルがメイズを殺害した言い訳がなくなりました(笑)


メイズの兄の拘束を解いてあげようとしましたが、兄はゲイブリエルから銃を奪い、自殺なさってしまいます。
やるせない気分で建物を後にした2人は、最後の目的地だった給水塔を発見し、調査に行くのでした。

 

【感想】


まずこのエピソードは字幕の表示がやたらと遅く感じました。
配信サービス側(Netflix)の設定の問題なのか、もと動画の字幕タイミングがおかしいのかわかりませんが、けっこう戸惑いました。
幸いわたしは英語がペラペラなので問題なく観れましたけど!(ゲイブリエル並みの嘘つきw)


前回のダリルとキャロルのように、仲間同士の対立が描かれたのが気になります。
アレクサンドリアの再建について前回はキャロルがあきらめムード、今回はゲイブリエルがあきらめムードと、コミュニティ崩壊の気配がぷんぷん漂ってまいりました。


次のシーズン11、『ワールド・ビヨンド』、『リックのスピンオフ映画』が同じ年に公開されるということで、クロスユニバースに向けた種まきなのかな、と思います。
おもしろいキャラですけど、やっぱゲイブリエル嫌いだわ(笑)
以上です。