アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」12話の感想
ネタバレあります!ご注意を!
ヴァイオレットは11話で赴いた遠方から地元郵便社の飛行機で帰る途中です。
とある駅近くの上空を飛んでいたとき、地上に不審な痕跡を見つけました。
線路のそばの建物が爆破されたり、放火された形跡があったのです。
不審に思ったヴァイオレットは駅に停車している列車にカトレアさんとベネディクトの姿を見つけました。
カトレアさんたちは和平協定の調印式で代筆(?)するためにライデンの特使とともに北部に向かっていたのです。
しかし、和平を望まない敵国の過激派がこの動きを察知して、特使を暗殺する計画が進んでいます。
危険を察知したヴァイオレットは飛行機を降り、列車に乗りこみました。
ヴァイオレットが「カトレアさんたちと同行する」と申し出るのですが、カトレアさんは断ります。
もう危険なことにかかわらせたくないという先輩心でしょう。
やっぱこのひとだけだなちゃんと先輩なのはw
ブーゲンビリア海軍大佐ともばったり出くわします。
大佐は特使の護送任務部隊を指揮する立場で、ヴァイオレットの報告を聞いて、暗殺計画の存在を確信しました。
というかすでに過激派のスパイが大量に乗りこんでるんですけどw
大佐の部隊ザルだなww
よくこんなゆるい軍隊で戦争に勝てたものです……。
過激派のみなさんも弱兵に敗れたことを悔やんでじたばたしてるんでしょう(笑)。
警戒を強めた大佐はヴァイオレットに列車を降りるように指示しましたが、使命感に駆られたヴァイオレットは断りました。
使命感というか、11話で兵士を救えなかったことが尾をひいて「みんなを守護らねば……」という強迫観念に取りつかれているのかもしれません。
つい「命令をください!」と言ってしまいます。
はい大佐の大好物。
大佐はここぞとばかりに「しょせん道具か!」と罵りますが、同行は許可したようです。
まあ大佐はヴァイオレットの戦闘力をよく知ってますからね。
やすやすとスパイの潜入を許すような部下たちの実力に不安を感じているのかもしれません(笑)。
列車は警戒しつつ出発しました。
しばらく走ったところで大量のスパイ(笑)が列車の機関車を占拠し、大佐の部下たちが待機する後部車両を切り離しました。
なんてことでしょう、大佐の手勢は0になってしまいました!
過激派部隊の見事なお手並み――というか嘘だろおまえwwwwww
部下も部下なら上官も上官www
大佐の兵士の配置バランスおかしすぎんだろwwwww
ちょっとは前方に配置しとくだろwww
よく大佐になれたな!!!
そしてこんなのが大佐でよく戦争に勝てたなライデンシャフトリヒ!
優秀な軍人さんはみんな戦死したか戦後除隊してしまったんでしょうね!
というわけでヴァイオレットと大佐が2人で過激派部隊を迎え撃つことになりました。
こうなったらヴァイオレットに頼らざるを得ないのに、大佐はま~だちまちまと皮肉を言ってきます。
あれですね、自分の大ミスを隠すためですね(確信)。
大佐はヴァイオレットに銃を渡そうとしますが、もちろんヴァイオレットは殺しを卒業したのでノーサンクスオールライトです。
列車の屋根に上ると、素手で敵兵たちを叩きのめしていきます。
丸腰の女が相手なので、さすがの過激派のみなさんも銃は撃ってきません。
まあ銃剣で刺し殺そうとはするんですけど。
向こう側の指揮官はヴァイオレットに見覚えがあるそうです。
かつて「ライデンシャフトリヒの戦闘人形」として悪名を馳せていたようです。
ヴァイオレットは順調に叩きのめしていくのですが、気絶した兵士が列車から落ちるのを助けたために銃剣で切られてしまいます。
さらに相手が「戦闘人形」とわかったので、ためらっていた兵士たちが遠慮せず銃を撃ってくるようになりました。
奮闘も及ばず、ヴァイオレットは捕まってしまいました。
さすがに敵兵の命を守りながら倒すのは困難すぎます。
なぜ戦争を起こそうとするのか、と問われると過激派の指揮官はごちゃごちゃ理屈を並べますが、やっぱり簡単に出し抜かれるマヌケな軍隊に敗戦したのが心の底から悔しかったからでしょう(笑)。
ヴァイオレットの危機を大佐が救いましたが、なぜ敵を殺さないのかと怒っています。
そんなことだから、弟を守れなかったんだと責め立てます。
本音の手紙きました!
顔を合わせれば突っかかってきていたのは、大佐も弟の死から立ち直っていないからでしょう。
迫真の本音のぶつけあいになりますが、あの、いちおうまだ敵さんいるんですけど……?
グレネードランチャーをお持ちの敵兵が2人の隙をついて発射しようとします。
こういうのを隙と言っていいのかわかりませんが(笑)。
そうはさせじと大佐は、さりげなくヴァイオレットを庇いながら敵兵を撃ちました。
しかし敵は死に際に大佐にグレネードランチャーを撃ってきたので、こんどはヴァイオレットが庇って義手で弾きました。
義手が頑丈すぎるwwww