『ものがたりいちば』

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アニメ「約束のネバーランド」シーズン2の2話の感想

 

助けてくれた人たちは鬼だった!!!


残った子たちの身を案じたエマは血相変えて走りますが、ちびっこたちはのんきに食事を楽しんでおりました(笑)。


戸惑うエマに鬼の2人が事情を教えてくれます。


2人の鬼はムジカ(少女)とソンジュ(男)という名前で、人を食べないと誓っているそうです。
理由は動物愛護協会の職員だからです(嘘)。


本当の理由は、2人が神への信仰に目覚めたからだそうです。
味方かと思ったら敵かと思ったらやっぱり味方だったーーー!
感情が忙しいんですけどwww


さらにソンジュは『この世界』のことも教えてくれました。


長い間骨肉の殺し合いを続けてきた人類と鬼は、争いに疲れてある約束を結びました。
お互いに殺さないという約束です。


とはいえ憎みあう2種族の共存は不可能なので、世界を2つにわけて完全に接触を断つことにしたのでした。
それが1000年前のことだそうです。


ずいぶん昔ですね~まだ鎌倉幕府も成立してません。
さすがに1000年は嘘くせ~w


ハウスの文化やファッションをみるに、文化が枝分かれしたのが1000年前とは到底考えられません。
ママのメイド服などを見る限りせいぜい100年200年以内だと思います。


まあだからなんだって感じですけど(笑)。
これ異世界だから、で終わりですね。


現在エマたちがいるのは『鬼側の世界』で、エマたち食用人は『人間側の世界』へつれていってもらえずに置き土産にされた哀れな人間たちの末裔だそうです。


約束どおり鬼たちは天然ものの人間を襲わずに自分たちで養殖した人間だけを殺して食べているというわけです。


いや殺してるじゃんw
養殖ものはOKなのかw


人間の世界があると聞いたエマたちは喜びます。
どうにかしてそこまでたどりつくという目的ができたからですね~。
でもたどりついてもすげー追い返されそうw


当面の目的地が暗号の示した南東なのは変わりません。
ソンジュの案内で安全な地下の坑道を通って森の外を目指します。
親切ですね~。


さらにさらに移動の数日間を利用してムジカとソンジュは料理、植物採集の知識、薬草調合術、狩りなどのサバイバル技術を惜しみなく教えてくれます。
どこまで親切なんだよw


今回修行回だったんですね~。
数日でたぶんタフなサバイバーに変身したエマたちですが、修行のしめくくりが待っています。


それは動物を自分の手で殺して食べるということです。


食われたくないから逃げてきたのに、他の命を食わなければいけない……その葛藤を乗り越えて本物のサバイバーに成長するための通過儀礼です。


というわけで、数分で弓の名手になっていた(笑)エマは坑道から出てはじめての狩りをしました。
獲物の食肉加工技術とともに糧を与えてくださる神への信仰を教わります。


この世界だとマジで神がいそうです。


本来凶暴そうな鬼が大好物の人間を食べないと誓うほど強烈な信仰ですからね。
それに約束というのは2者の間でだけ結ぶとのちのち「言った言わない」の水掛け論になりがちです。


人間と鬼以外の第3者の立会人……しかも鬼に1000年も約束を守らせるほどの存在……。
これもう神しかいないな!!