『ものがたりいちば』

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アニメ「約束のネバーランド」シーズン2エピソード9EP8話ネタバレあらすじ感想

もうすぐ終わりそうなテンションのアニメの感想です。

 目次です。好きなところから読めます。

 

ノーマンの回想シーン


グレイスフィールドから出荷されると思っていたノーマンを迎えに来たのは、ピーター・ラートリーという人間でした。
ノーマンはラートリーにラムダ農場に連れて行かれて、実験の駒にされます。
実験施設では多くの人間たちが廃人同然にされていましたが、鬼と思われる被験者もいます。


ノーマンがグレイスフィールド始まって以来の天才児ということはラムダ農場でも有名のようで、知的テストと思われる課題が出され、ノーマンは全問正解しました。
料理とともに薬が提供されていましたので、あれがノーマンたちラムダ勢の寿命を削ったのでしょう。


ノーマンは実験で使うルービックキューブを通じて他の被験者たちと連絡を取り合い、脱走を計画します。
「火薬は手に入る……」
の一言でつねに監視されているはずのノーマンがどこからともなく火薬を手に入れてしまいます。


さすが天才児!
いやどこからどうやってだよw


そしてその火薬で実験施設を爆破して、職員及び職鬼を皆殺しにしました。
脱走とかいうレベルじゃないんですけど(笑)
ただしピーター・ラートリーは不在だった模様です。


ラムダ農場から逃げだす際に現在の仲間たちを連れだし、ここに至るというわけです。
雑な回想だったな~w

 

 

ムジカとソンジュの行方


『邪血の2人を連れてくれば鬼の絶滅をやめる』
というノーマンの嘘取引に騙されたエマたちはムジカたちを捜索します。
もし2鬼を探しだしてノーマンに会わせて、絶滅計画を思いとどまらせたとして、そのあとのプランはエマにあるのでしょうか?


絶滅させないのならこの地域に留まる選択肢はなくなり、グレイスフィールドハウスに出戻りして鬼の巣窟の地下深くにあるワープポイントから人間の世界に脱出する以外、食用児たちに将来はありません。


しかし人体改造によって強化人間になったラムダ勢とちがってエマたち食用児は戦闘能力が低く、鬼たちを倒すことはできません。
まあノーマンがどこからともなく手に入れられる火薬を使えばなんとかなりそうな気もしますが(笑)
でも地下に潜らなきゃいけない場所を爆破するのはあまりにも危険です。


なんかいつも通りプランはなさそうです(笑)
まあどっちにしろ『確実にエマたちの安全を確保したい』ノーマンにはこの取引に応じるメリットがなく、計画実行の邪魔だから厄介払いしただけなんですけどね。


エマたちはムジカたちが潜んでいそうな場所をしらみつぶしにしていきますが、なかなか見つかりません。
約束の期限まで残り1日というところで、ようやくソンジュの馬の足跡を見つけました。
しかし、運悪くいつぞやお見かけした怪獣みたいなクリーチャー鬼が現れ、襲いかかってきます。


エマは「わたしが鬼の注意を引き付ける!」と囮作戦を発動しました。
また囮作戦wwwwww
ここはほんとうに声をあげて笑いました。
過去成功率驚異の0%を誇るポンコツ作戦をしょうこりもなく採用するなよ!


はい、毎度のごとく作戦は失敗し、エマは食われる寸前にまで追い詰められます。
ところが、今回もタイミングよくソンジュが現れ、クリーチャー鬼を首チョンパしてくださいました。
ソンジュ強すぎぃ!


囮作戦そのものの成功率は0%(笑)ですが、生還率は驚くべきことに100%(!)です。
この作戦を発動すればなぜか必ず誰かに助けてもらえるのです。
なんか魔法とか、そのたぐいのものなんですかね?
「囮作戦発動!追加効果『絶対救援』発生!」みたいなやつ。
ほんとうにこのシーズンは助けてもらってばかりですね~。


再会を喜ぶエマたちですが、事情を説明する間もなく、遠くに見える鬼の集落で爆発が起こりました。
よくやったノーマン!

 

 

ノーマンの意志


夜空を焦がす爆発を見て、ノーマンに最初から取引するつもりがないことをようやく察したエマはソンジュに頼んで馬で集落に向かいます。
鬼の集落では爆発と同時に殺鬼ガスが散布され、吸いこんだ鬼たちが一瞬でクリーチャー化して近くにいる鬼を食っていきます。


その光景は阿鼻叫喚の地獄そのものです。
クリーチャー化した夫を「殺さないで!」と庇う妻を、当の夫がぱくっと食っちゃいました。
意識をなくした鬼たちによる、本能のままの共食いがくり広げられます。
女も子どもも病人も関係ありません。


クリーチャーのなかにはすこしだけ意識が残っているのか、号泣しながら家族らしき鬼を食らっているものもいます……。
なんとなーくゆるーい展開が続いていた今シーズン屈指のエモーショナルなシーンに、先ほど『よくやったノーマン!』と思ってしまったわたしの罪悪感が刺激されました(笑)
やっぱり虐殺ってよくないよね。


討ちもらしがないように、ラムダ勢は高いところから見張っています。
ノーマンは集落をうろつき、1匹も逃がさない姿勢です。
か~徹底しとるわ~。


子どもの鬼を発見したノーマンは手にした剣で直接殺害しようとします。
ところが、孫を探しに戻ってきたおじいちゃん(エマたちの隠れ家に来ていた老鬼)鬼が「エマ!」と呼んだので手が止まりました。


そのとき新たなガスが2鬼を包みこみました。
ですが、クリーチャー化がはじまったのは孫のエマだけで、おじいちゃんは変化しません。
邪血の持ち主です!


それに気づいたノーマンは剣でつきますが、おじいちゃんは長い手を使って致命傷を防ぎ、流れ出した邪血をエマに飲ませてクリーチャー化から救います。
1鬼で逃げるようにと言われたエマが「いっしょじゃないと嫌だよ!」と泣きだしたのが、まるでかつてのエマとノーマンのやりとりのようで、ノーマンは泣き出してしまいました。


とはいえもう始めてしまったことです。
今さら引き返すことはできないノーマンが剣でエマを殺そうとしたとき、エマが呼び止めました!
エマを突く手を止めたノーマンがエマを振り返ると、エマはその泣き顔を見てノーマンにエマを殺させるわけにはいかないと決意します。
ややこしいぞーw


「もう1人で行かせない!」
とエマが決意表明したところで終わりでございます。
次回はノーマンを止めようとするエマとそれを阻止しようとするラムダ勢の熱い議論ですかね。
たぶんラムダ勢の不幸自慢もあるでしょう(笑)
以上です!