『ものがたりいちば』

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ドラマ「ホームカミング」シーズン2 3話『以前』 ネタバレあらすじ感想

アマゾンプライムオリジナルビデオです。

今回は過去の話です。

 目次です。好きなところから読めます。

 

アレックスとは


ジャクリーン改めアレックス・イーストンがセクハラの被害者から相談を受けています。
アレックスはどうやら弁護士のようです。
被害女性はワンワンプレイ(笑)を強要されたことで上司を訴えるつもりです。
アレックスは「わたしも似たような経験があります」と同情を示しつつ、自分のときは訴えたことで職を失ったと暗に脅しました。


それを聞いて被害女性は訴訟を断念しました。
アレックスはその後、本当の依頼人に電話をして問題が解決したことを報告します。
相談に乗るフリをして訴訟を断念させる弱者の敵、まさに弁護士の鑑ですね(笑)


帰宅したアレックスは恋人のオードリー(このときはまだただの受付係)から「逮捕されるかもしれない」と相談されます。
その日オードリーは国防総省のパムから「国防総省が『ホームカミング』についての調査を始める」と知らされていました。
タイミング的には、昨シーズンの最終話でハイディとトーマスとコリンが一堂に会した日ですね。


しかし、アレックスは「逆にチャンスだと思うべきだ」と忠告します。
アレックスの作戦は『すべての罪をコリンになすりつける』ことです。
最初は「嘘を突き通せる自信がない……」と渋っていたオードリーもその気になり、下準備として自白調書を作りました。


翌日、オードリーはコリンを呼び出し、昨シーズンのラストの解任劇を演じます。
はえ~コリンの上司のロンの後任についたというのは嘘だったんですね~。
まんまとコリンを騙し、自白調書にサインさせた後、オードリーはレナード・ガイストに会いに行きました。


名前すら知らないただの受付係が会いに来たことに困惑するレナードは『ホームカミングの件で国防総省の調査が入る』と聞かされると「ホームカミングってなんだ?」とこぼしました。
なんと、レナードはホームカミングの陰謀を知らなかったのです。
どうやらロンとコリンの独断専行だったようです。


レナードはさっそくプロジェクトの責任者であるロンとコリンの2人を呼び出し、詰問します。
「この女は嘘つきです。ぜんぶでっちあげです!」
などとコリンは主張しますが、自白調書にサインしたことは事実なのでぜんぜん説得力がありません(笑)


自分に無断で兵士にクスリを盛ったことを聞かされたレナードは激怒して、2人をクビにしました。
そして、2人の後任にオードリーを指名し、国防総省への対応を任せることになりました。
ただの受付係から幹部に大抜擢、すべてアレックスの思惑通りに事が進んだというわけです。
か~アレックスかわいそうな被害者みたいなツラしやがって悪党だったんじゃないか!
すっかり騙されてました!

 

 

ウォルターのその後


ウォルター編は昨シーズンのラストシーンの続きからです。
遠路はるばる会いに来たハイディが幸せそうに暮らしているウォルターの記憶を呼び起こさない決断をしたため、ウォルターはなにも知らないままハイディと別れてカフェを出て、帰路につきました。


しかし、ハイディと会ったこと自体がトリガーとなり、戦地での記憶がフラッシュバックします。
そのせいで交通事故を起こしてしまい、治療のため病院に行きました。
病院で医者に「戦地で受けた傷を治療する手術のせいで数年間の記憶がない」と説明しましたが、医者によると手術跡などないそうです。


家に帰ったウォルターはバリカンで髪の毛を刈って、実際に手術跡がないことを自分の目で確認しました。
ウォルターは母親のグロリアから嘘をつかれていたことになります。
疑心暗鬼にかられたウォルターは、庭を歩き回るのでした。


グロリアとしては息子を戦場やホームカミングで経験したつらい記憶から守るためについた嘘ですが、ウォルターにはその配慮はわかりません。
今現在幸せに暮らしているのだとしても、何年分もの記憶がないことが気にならないわけがありません。
それに加えて母親が嘘をついていたと知れば、どうしたって気になるでしょう。

 

アレックスが悪徳弁護士だったというのはいいサプライズだと思いました。
以上です。