アマゾンプライムオリジナルビデオです。
目次です。好きなところから読めます。
過去編
『ホームカミング』が兵士の日常生活への復帰を支援する実験ではなく、兵士を再派兵するための実験施設という真相を知ったハイディは、ウォルターとの最後の面談をします。
ウォルターには軍から再派遣の打診がきていて、それに応じるつもりのようです。
ハイディがそれとなく止めようとするのですが、ウォルターはすっかりその気になっています。
シュライアやレスキーといった戦友たちと再会できるかもしれないとわくわくしています。
レスキーは死んだんだよ、ウォルター……。
なんということでしょう、レスキーが戦地で死んだことも忘れていました！
国防総省の思惑通り、PTSDが消えてフレッシュな状態で再派兵できるようにはなりました。
ただ、消えたのがレスキーの死の記憶だけとは限りません。
訓練や実戦で培った兵士としてのノウハウが消えていない保証はどこにもない（軍事の素人であるハイディにその診断は不可能）ので、記憶自体が消えるのは国防総省にとってもリスキーなことのはずです。
現在編でホームカミングプロジェクトが撤廃されている以上、期待された成果は出なかったようですし。
ウォルターは９か月の派遣期間が終わったらハイディに会いにくるつもりです。
ハイディは「あなたが変わってなければね……」と言うのが精一杯でした。
もはやヤケクソになったのか、ハイディはウォルターをカフェテリアでの食事に誘います。
クスリがてんこ盛りなので、職員がここの料理を食べることはもちろん禁止されています。
すでに提供時間が終わっていたのですが、ハイディは勝手に厨房に入り、料理を２皿盛り付けてテーブルに運び、食べ始めました。
記憶を消したのは自爆だったんですね～。
たった１皿食べただけでホームカミングのことをほとんど忘れるとか、どんだけクスリ盛ってんだよｗ
この行動は自分に罰を与える意図ではなく、ただのヤケクソでしょう。
なぜならすでに食事を終えているウォルターにも食べさせたからです。
２倍のクスリを摂取させてトドメを刺しにいってます(笑)
こりゃ殴られてもしょうがないわ……。
この暴挙を擁護できる材料を１つ挙げるなら、大量のクスリを摂取させてさらに多くの記憶を消し、兵士として使い物にならなくすることで、ウォルターが戦場に送られるのを阻止する、という意図があったのかもしれません。
認知症になるから超絶余計なお世話なんですけど！
カフェテリアの職員は騒然として、同僚の職員がコリンに電話しましたが、コリンは国防総省の方々へのプレゼンで忙しいので出ませんでした。
現代編
国防総省のトーマスに家まで送ってもらったハイディは今後の展開予想を尋ねました。
下っ端のトーマスとしては、「このことを報告するだけで、あとは上が判断する」としか答えられませんが、１職員に過ぎないハイディが罪に問われることはないだろうと予想します。
残念ながらすべてを知ったあとに業務外でもクスリ盛ってるから有罪なんだよなぁ……。
国防総省に戻ったトーマスは上司のパムに報告し、報告書をデータベースにアップしました。
するとパムはいそいそとガイスト社のだれかに電話して、まずいことになっていると相談を始めるのでした。
ははぁなるほど、パムが何度もトーマスの調査をやめさせようとしていたのは、自分も一枚嚙んでいたからなんですね。
もしくは、直接かかわってはいなくとも『知ってはいた』ということかもしれません。
ホームカミングの陰謀はガイスト社だけではなく国防総省のスキャンダルでもあるわけで、パムの立場からすれば自分の失点になりかねない事態となり「トーマスのやつ面倒を起こしやがって！」という気分なのでしょう。
帰ってきたハイディが落ちこんでいるので母がいろいろと詮索します。
詳しいことを話さずに「信頼してくれた人を裏切った」とだけハイディが言うと、母はガイスト社で働いていたときのことだと察します。
母はキャリアの浅いハイディを高給で雇ったことで当時からうさんくさい企業だと思っていたそうです。
考え込んでいても事実が変わるわけでもないので、ハイディはレストランに仕事に行きました。
するといつも客席で居眠りをしている常連のおばあちゃんが眠るように死んでいました……。
なんなんでしょう、このイベント？
人間がいきなり死ぬこともある、ということをハイディに思い起こさせるイベントだったのかもしれません。
ハイディは自分のネームタグを店に残し（辞めたということ？）、どこかへ行きました。
１、ウォルターに会いに行った
２、FBIなりなんなりのしかるべき機関に犯罪を告白するために出頭した
３、コリンに会いに行った
可能性としてはこんなところでしょうけど、３を実行してもコリンを殴るくらいしかできることがないので(笑)意味がありません。
２だとFBIの新キャラと絡むことになり、既存のキャラクターがハイディに関与できないストーリー展開になってしまうのでこれも違うでしょう。
まあ順当にウォルターに会いに行ったんでしょう。
コリンがハイディとまぐわってしまったことを妻に告白しようとしてかなり強権的に止められていました。
どうやら尻に敷かれているようです(笑)
過去編も現在編もウォルターがなにをしてどうなったのか、ということが焦点になってくるので楽しみです！
