アマゾンプライムオリジナルビデオ作品です。
目次です。好きなところから読めます。
不安な始まり
湖に浮いているボートで、若い黒人女性が目覚めます。
ボートにはモーターもオールもありません。
岸辺に男がいるのが見えたので助けを求めましたが、その男はどこかへ走り去ってしまいます。
しょうがないので女性はボートを手で漕いで岸まで行きました。
かなり時間がかかったようで、もう日が暮れかかっています。
岸辺には車のキーが落ちていましたが、路上駐車されていた車のキーではありませんでした。
このキーは今のところなんの意味もありません(笑)
夜になり、あてもなく歩いていると、パトカーがやってきて警官に職務質問されます。
ここでようやく女性の素性が明らかになり――ません！ｗ
なんと女性は自分が誰だか、なぜボートに乗っていたのか覚えていなかったのです。
はいはいガイストの被害者。
ただ、ポケットにＩＤカードが入っていて、ジャクリーンという名で退役軍人ということがわかりました。
ジャクリーンは警官に怪しまれて病院に連れて行かれます。
病院で隣になったバディというおじさんに薬物中毒者扱いされ「検査でヘロインが検出されたらあんたは逮捕される」と脅されました。
なにしろジャクリーンには記憶がないので、自分がジャンキーかどうかもわかりません。
怖くなったので、とりあえず病院から逃げました。
スキンへ
病院から出るとさっきのバディが車で通りかかりました。
バディは鼻に呼吸器をつけています。
「どこか行くあてがあるのか？」
と聞かれたのでポケットを探ると、『スキン』という店のレシートが出てきたので、唯一の手がかりであるそこに連れて行ってもらうことにしました。
ジャクリーンの腕のタトゥを見て、バディは「空挺部隊出身か」と教えてくれます。
スキンはモーテルを併設したレストランで、食事時なのか賑わっています。
「昔はチューブトップのセクシーなお姉ちゃんがたくさんいたのに……」
とバディが嘆きます。
なんでもモーテルを買った人物がスキンも買収して、ファミリー向けのレストランに変えてしまったそうです。
なんかガイストくせー(笑)
スキンの店長がやってきて、ジャクリーンに『昨日男と２人で来て、暴言を吐いた』と文句をつけてきます。
昼間からえんえんと飲み散らかして、おまけに大声で痴話ゲンカを始め、さらに注意しにいった店長に暴言を吐いたそうです。
そんなわけで追い出されそうになるのですが、バディが「この方は退役軍人様だぞ！」とアピールすると「……国を守っていただいてありがとう」と急に店長の態度が軟化します。
アメリカでは退役軍人には敬意を払うのが常識のようです。
映画『ランボー』だと人殺し扱いされていたし、ぜんぜんそんな感じしなかったんですけど(笑)
優しくなった店長に頼んでレシートを見せてもらうと、男とジャクリーンが昨日モーテルの２１４号室に泊まっていたことが判明しました。
２１４号室にて
モーテルの清掃人を騙して、部屋の鍵を解除してもらいました。
なかを探索してみると、クローゼットからいくつかの物品が見つかりました。
１００ドル札の札束、『アレックス・イースタン』名義のクレジット・カード、兵士たちの思い出写真、そして空っぽの試験管です。
試験管はシーズン１のラストで、コリンをクビにしたときオードリーが持っていた物に似ています。
写真には４人の兵士が写っていて、なぜかジャクリーン以外の顔が×で消されています。
暗殺者の殺しのリストかな？(笑)
明らかにヤバそうな雰囲気にバディがビビリあがります。
殺しのリストの最後の１人かもしれないジャクリーンも怖くなって、気を取り直すために洗面所で顔を洗うと、腕のタトゥが水で流れ落ちました。
ただのペイントだったようです。
タトゥでかっこつけたいけど、痛いのは怖い人かな？(笑)
空挺部隊出身ではなかったようですが、こうなってくると、退役軍人という設定もジャクリーンという名前も信用できなくなってきます。
一応戦地での写真がありますが、でっちあげのフェイク画像かもしれません。
ジャクリーンがタトゥの件を報告しようとして洗面所を出ると、金に目がくらんだバディに殴り倒されました。
バディは札束を強奪して「人間はクソだな」と名言を残して去っていくのでした……。
ラストではどこかの農園で怪しげな植物が栽培されています。
おそらくホームカミングで使われていたクスリの原料でしょう。
最後にガイストと思われるおっさんが出てきて終わりでございます。
なにがなにやらさっぱりわからない初回でした。
シーズン１と違って過去と現在が入り乱れた構成じゃないので、あらすじは書きやすかったです(笑)
顔に×のついた写真の件ですが、戦地でなにか事件が起こり、恨みを持ったジャクリーンが始末していたという可能性もありますね。
記憶がないサスペンスって便利だな～(笑)
以上です！
