『ものがたりいちば』

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アニメ『Vivy -Fluorite Eye's Song-』8話「Elegy Dedicated With Love -たった一人の大切なパートナー-」ネタバレあり、あらすじ感想

だいぶご無沙汰してました。

 目次です。

 

【あらすじ】


前回、再起動のせいで記憶を失ったヴィヴィは『メタルフロート事件』から40年ぶりにマツモトと再会しました。
今回のマツモトの使命(シンギュラリティ計画)は「歌姫アンドロイド・オフィーリアの自殺を止める」ことです。


AIの初の自殺を受けて「AIにも心があるんだ!」とAI人権派が勢いづき、AIの人権が拡大していった結果、反乱の未来につながってしまうようです。


ヴィヴィは自分の失われた過去に興味をもち、それを教えることを条件にマツモトに協力することにしました。
もっとも、マツモトはヴィヴィの協力を迷惑そうにしています。


理由は1話からたびたび2人が衝突してきたテーマと同じでしょう。
「歌でひとびとを幸せにする」というディーバとしての使命をもつヴィヴィは非情な決断をくだせず、「破滅の未来を回避するためになんでもやる」というマツモトのやり方と反発してきました。


そして『メタルフロート事件』でヴィヴィとしての使命を果たした結果、冴木博士を自殺に追いこんでしまったヴィヴィは、自己矛盾に耐えられずにフリーズしてしまったのです。
マツモトはまたそうなることを懸念しているのでしょう。


ともかく、ヴィヴィは自殺の原因を探るためにオフィーリアと話をします。
現在では大舞台で大勢の観客を集める人気歌姫のオフィーリアですが、かつては売れない時代もあり、そのときにパートナーAIアントニオに支えられてきました。


その後売れっ子にはなれましたが、5年前にアントニオが突然停止してしまったのです。
以来、オフィーリアはアントニオの使命も背負って歌い続けてきたのです。


話した結果、オフィーリアには悩みはあっても、それとしっかり向き合っているため「自殺するとは思えない」と思ったヴィヴィは自殺に見せかけた他殺を疑いました。
会場内をうろちょろしている垣谷ユウゴを見つけたヴィヴィは追いかけましたが、返り討ちにあって拉致されてしまいます。


いっぽう、正史どおりに会場の屋上に行ったオフィーリアを追ったマツモトが自殺をやめるように説得すると、オフィーリアは「オフィーリアなどとっくにいない。わたしはアントニオだ!」と驚愕の事実を告げるのでした。

 

 

【感想】

しばらくプライムビデオからNetflixに切り替えていたのですが、Netflixにはこのアニメがなくて困りました。
Netflixはすばらしいサービスですけど、事前にラインナップを確認できないのが残念です。
べつに映画はなけりゃないでいいんですけど、リアルタイムのテレビシリーズのラインナップは知りたいものですね。


さて、5年前にアントニオが突然死した理由はオフィーリアのボディに移ったからだと思われますが、オフィーリアのパートナーAIとして使命を与えられていたはずなので動機が気になります。


というか、AIが他のボディに乗り移るという描写は今までになかったので、本当に乗り移ったかどうか怪しいところです。
アントニオの死にショックを受けたオフィーリアがバグを起こして自分をアントニオだと思いこんでいるという線もあると思います。


もう1つ気になる点として、垣谷ユウゴの件があります。
40年前の『メタルフロート事件』のとき、すでに垣谷の年齢は中年~初老に達していました。
生きていたとしても100歳近いはずですが、今回の垣谷は、初登場の『相川議員暗殺未遂事件』のときと同じくらい若くなっています。


ユウゴの子孫という線もありますが、それなら「ひさしぶりだな」とは言わないはずです。
若返りは非現実的なので、記憶を移植したクローン人間ですかね?
あと、エンドクレジットのキャストでも『垣谷ユウゴ』って書いてあったし(笑)


ひさびさなのでだいぶ話を忘れてましたが、次回が楽しみです。
以上です。