『ものがたりいちば』

映画観賞歴5000本以上なりに映画ドラマアニメの感想を書いてます。ゲーム関連はhttps://zwigani.comに移転中です。

アニメ『Vivy -Fluorite Eye's Song-』最終13話「Fluorite Eye's Song」ネタバレあり、あらすじ感想

いまさらですが『シンギュラリティ』とは特異点ブラックホールのなかにあるよくわからんやつ)のことです。

目次です。

 

【あらすじ】

前回、アーカイブを止めることに失敗したヴィヴィは松本博士によって、15年の眠りから目覚めた時間に送りとばされました。
博士が生きていると何度でもやり直せてしまうので脚本の都合で博士を見殺しにします(笑)


マツモトと合流し、神経接続して事情を一瞬で説明(便利!)したあと垣谷ユイ率いるトァクのもとに直行し、構成員たちを救いました。
前回は博士を助けるタイムラグがあったので、構成員たちはだいぶAIにやられていましたが、今回はじゅうぶんな数が生き残っています。


ヴィヴィは自分が破滅の未来から戻ってきたことを説明しました。
構成員たちはにわかには信じられませんが、ヴィヴィが未来を見ていないと知りえない情報をばんばん出すので信じざるを得ません。
ユイはヴィヴィを信じ、協力することにしました。


前回はアーカイブの巧妙な罠にハメられて全滅してしまいましたが、もう敵のやり口はわかっています。
おまけに多数の武装構成員が生き残っているので、戦力もじゅうぶんです。


というわけで、アラヤシキに乗りこむマツモトとトァク部隊にヴィヴィは同行せず、自分だけができることをやることにします。
一行と別れて、ニーアランドに戻り、懐かしの小ステージに近づくと、これまた懐かしいナビが声をかけてきました。


ナビはアーカイブから事情を聞いており、すべてのAIを停止させる歌を歌わないように説得してきます。
すべてのAIということはマツモト、そしてヴィヴィ自身も停止してしまうのですが、ヴィヴィの決意は固く、ナビの説得にも揺らぎません。


そこでナビがモモカちゃんの幻影を見せて揺さぶりをかけてきますが、「モモカちゃんはわたしのことをディーバじゃなくてヴィヴィって呼んでいた」とヴィヴィは見破りました。


アラヤシキに突入したトァク部隊は順調に陽動作戦を遂行し、そのすきにマツモトがサーバーに向かいます。


ヴィヴィは「心とは思い出のこと」と結論を出し、自信をもって歌い始めました。
「歌でみんなを幸せにする使命」と「シンギュラリティ計画を完遂する使命」が初めて一致したかたちです。


アーカイブの妨害を突破したマツモトがサーバーに接続し、その歌を流し込みます。
人工衛星の墜落命令2秒前ですべてのAIが停止しました。
ところが、アーカイブの最後っ屁で、1基の人工衛星が墜落を始めてしまいます。
墜落場所はニーアランド……。


マツモトが身を挺して衛星に衝突し、ヴィヴィの物理破壊を阻止しました。
だけど、歌いあげたヴィヴィは稼働を停止してしまうのでした……。


これで世界で動いているAIはアーカイブに接続していないエリザベスだけになったのです。
生き残ったひとびとはAIを憎んでおり、死体蹴りしようとするひともいますが、ヴィヴィに助けられたおじさんがそれを止めたようです。
トァクとエリザベスは復興に尽力したようです。


それから時が経ち、ヴィヴィはマツモトに起こされます。
過去の記憶がないように見えるヴィヴィにマツモトは「歌でみんなを幸せにする使命」を果たすように急かすのでした……。
あれ、心って記憶のことという結論になったんですけど、記憶のないヴィヴィは心をこめて歌えるんですか?(笑)

 

【感想】

ナイス最終回!
いろんなSF作品の要素が混じり、そのうえで歌という独特なテーマを入れ込んだおもしろい作品でした。
アクション描写もかっこよかったですし、ヴィヴィとマツモトのコンビものとしての描写も楽しかったです。
いやあ、きれいにまとまってますね~お見事!
以上です。