アニメ『Vivy -Fluorite Eye's Song-』3話「A Tender Moon Tempo -星たちとの歓談-」ネタバレあり、あらすじ感想
マツモトが怪しいアニメの感想です。
目次です。好きなところから読めます。
【かんたんなあらすじ】
ステージで歌うヴィヴィを多くの観衆が楽しそうに見ています。
大観衆とまでは言えませんが、どうやら人気が上がっているようです。
自室に戻ったヴィヴィはマツモトと再会を果たしました。
なんと、前回から15年も経過しています。
マツモトは前回、「モモカちゃんを助けようとしたヴィヴィを重機でボコボコにした」あと修復して、その後は「歴史に影響を与えない」ように眠りについたのでした。
15年前、相川議員の命を救ったことで「AI命名法」の成立は阻止できましたが、「AI人権法」という、よりAIの人権を強めた法律が成立してしまい、AIの社会進出が早まってしまったようです。
やっぱり「どう生きるか、か……」などとヴィヴィの言葉に感銘を受けてしまった相川議員が政治家として一皮むけて、しかもAIに愛着を持ってしまったことが原因でした。
そうなる気がしてたんだよなぁ(笑)
マツモトにモモカちゃんを救う邪魔をされたので「もう関わりたくない」と言うヴィヴィですが、結局85年後の悲劇を持ちだされると言いなりにならざるを得ません。
今度の使命は宇宙ホテル『サンライズ』に潜入することです。
マツモトの歴史データベースでは、サンライズが地表に落下してホテルの宿泊客が多数犠牲になったそうです。
しかも事故ではなくテロで、それを実行したのはサンライズのオーナー「AIエステラ」でした。
そのことで反AI主義者が増えて前回のテロ集団トァクのような組織が乱立して混乱を招くので、サンライズの落下を阻止するのが今回の目的です。
マツモトは手っ取り早く実行犯のエステラを破壊することを提案しますが、ヴィヴィは「ぎりぎりまで見極めたい」と渋りました。
なぜならエステラは『シスターズ』というヴィヴィの後継機、つまり妹のようなものだったからです。
それにもし「ウィルスなどで狂った結果ホテルを落下させた」なら、エステラを排除しても他のAIが狂わされる可能性もあるので、慎重にいきたいのです。
エステラにはホテルの前オーナーを殺して乗っ取ったという噂がありましたが、それも無実と判明しました。
ヴィヴィはエステラがサンライズを愛し、前オーナーの思いを引き継いでいることを知ってますます破壊したくなくなります。
しかし、エステラはやはりなにかを企んでいるようで、怪しげなデータを運んできたシスターズの1人を破壊してしまいました。
潜入を続けるヴィヴィですが、ある人物に正体がバレてしまいました。
なんと15年前に亡くなったモモカちゃんの妹がホテルに宿泊していたのです。
【感想】
・サンライズ落下について
ん?反AIの人が増えるのは歴史にとっていいことじゃないんですかね?
冷徹なマツモトが数百人の命を尊ぶとは思えませんから、なんか裏がありそうです。
たとえばマツモトがヴィヴィに伝えている「AIを撲滅するため」という使命がでっちあげで、じつは真逆の「AIが天下を取るため」だとか……。
・本当にエステラが実行犯なのか
もしそうじゃない場合、マツモトの信用度が下がります。
そうなってくると使命がでっちあげだった可能性が高くなり、ヴィヴィが陰謀の片棒を担がされていることになります。
前回の「命名法」をめぐる使命も逆効果になっていますし、それがマツモトの狙いかもしれません。
・エステラが実行犯なら、なぜそんなことをするのか
エステラが悪さをする要因として考えられるのは前オーナーとの関係ですが、前オーナーはすでに亡くなっているので、彼になにかをされたことへの復讐ではありません。
ということは前オーナーの死がただの事故死ではなく、何者かによって引き起こされたもので、その復讐という線があるかもしれません。
まあさっぱりわからないので、次回を待ちたいと思います。
サンライズ落下を阻止した結果によってマツモトの信用度がある程度判明すると思うので、楽しみです。
以上です。