「GODZILLA 怪獣惑星」の感想
2017年日本映画。
ネタバレしかありません!ご注意を!
・あらすじ
地球人類は突如として登場した怪獣たちの猛威にさらされることになりました。
なんかいっぱい出てきますけど、それぞれ数秒です。
く~もったいない!
人類はがんばって怪獣と戦っていましたが、最後に最悪の災厄が出てきました。
ゴジラです。
ゴジラは数々の怪獣を倒しながら、人類の居住地域をつぎつぎに破壊していきました。
150発の熱核兵器(水爆)をぶちこんだのに、ゴジラは死にません。
核ぶちこんでダメならお手上げですね。
すると、地球を監視していた宇宙人「エクシフ」と「ビルサルド」が現れて、同盟を申し込んできました。
地球を奪おうと虎視眈々していたら、ゴジラが地球を破壊しつくしそうになったのでたまらず出てきたかたちですね。
エクシフは神を信奉する神秘人類。
ビルサルドは超科学を有する合理主義の人類。
とくにビルサルドは自信満々で、我々の科学力ならゴジラを倒せると豪語してます。
そして出してきたのが――メカゴジラ!!
うわぁ忙しい!
ところが、メカゴジラ起動しませんでしたwwww
なにしに出てきたんだビルサルドwww
出オチだらけwww
ほんとにもったいない!
頼みの綱のメカゴジラがダメだったので、エクシフが用意した宇宙船でわずかな人類は地球から脱出することにしました。
それから22年後……。
新たな居住惑星を発見できず、宇宙を放浪していた宇宙船は物資が尽きかけて、口減らしせざるを得ない状況に追い込まれました。
そんなあるとき、テロ行為で逮捕されていたサカキ大尉が立案した極秘プラン「ゴジラ抹殺計画」が船内にばらまかれました。
放浪生活に辟易していた生き残りのみなさんは、このプランに希望を見出し、帰還を求める声が高まっていきます。
というわけで、帰ることになりました。
22年かけた道のりが亜空間航行で一瞬ですwww
まあ、惑星を探しながらですから、うろちょろしていたんでしょうけど。
相対性理論により、地球では2万年が経過していました。
これだけ経っていればワンチャンゴジラも寿命を迎えているかも?
いきなり大気圏再突入すると危ないので、無人偵察機を派遣します。
2万年ぶりのおかえりは、ゴジラの熱線でした。
はいダメー!
とはいえ宇宙に引き返すという案はだれも支持しません。
サカキ大尉が戦え!とエレンみたいなアジテーションを飛ばしたので、ゴジラ討伐を行うことに。
生き残った4000人のうち600名という人員でゴジラの地球にカチコミをかけます。
地球は植生や環境が大きく変化していました。
ゴジラによる汚染――もしくは再生の結果です。
最初の戦いで司令官の大佐が戦死しちゃったので、サカキ大尉が司令官に就任しました。
ということで「ゴジラ抹殺計画」の開始です。
計画の内容は、ゴジラは無敵シールドを展開できるので、まずはシールドを破壊して、そのすきにEMPなんたらをぶちこむというものです。
よくわかりません。
多大な犠牲を出しながら、計画は成功しました!
EMPなんたらをぶち込まれたゴジラは内部でバグを起こし、自らの熱線で爆発して死にました。
えぇぇゴジラ死ぬの……?
と思ったら山に見えていたものが動きだしました。
先ほど倒したゴジラの数倍、300メートルを超えるバケモノゴジラが目覚めたのです。
どうやら2万年前に地球人類を追い出した個体が、2万年間成長しつづけたようです。
これにはさすがのサカキ大尉も震え上がり、撤退を指示しました。
しかし、真ゴジラはそれを許しません。
咆哮一発で輸送船を撃墜し、しっぽソニックブーム(衝撃波)でみなさんを吹っ飛ばしてしまいました。
サカキ大尉は、謎の美少女に助け出されるのでした。
・かんそう
いやー前半の使い捨てがもったいないです!
あと2作くらいかけてその部分も作ってほしいです。
最初から最後まで荒唐無稽な展開でしたが、このめちゃくちゃなSF要素こそがゴジラ映画の魅力なんですねー。
宇宙人とかびっくりどっきりメカとか、空飛ぶ炊飯器とか、よくある話です。
たまーにSFじゃなくてゴジラと交信できるファンタジー美少女とか出てきましたけど、あれだけはノーサンキューです。
それガメラでいいじゃん!