『ものがたりいちば』

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映画「パシフィック・リム:アップライジング」 希代のバカ映画が別方向にバカになって帰ってきた! ネタバレ感想

2018年アメリカ映画
監督:スティーヴン・S・デナイト
主演:ジョン・ボイエガ

巨大ロボットと巨大怪獣が殴りあうだけの話を、大予算をかけて実現したバカ映画(称賛)の続編です。

 この記事は読むのに10分程度かかると思います。

目次です。好きなところから読めます。

 

前作「パシフィック・リム」のかんたんなおさらい


かつて突如として太平洋に出現した巨大な化け物『KAIJU』の脅威にさらされた人類は、環太平洋防衛軍を設立、世界の叡智を結集して人型巨大ロボット『イェーガー』を建造した。


10年以上にも及ぶ絶望的な戦いのなかで人類は徐々に追いつめられ、存亡の危機に陥っていく。
しかし、戦いが長引くことでイェーガーの技術は進歩し、パイロットたちも強く成長していった。


やがて怪獣たちが太平洋の海中にある裂け目を通って異次元から送りこまれていることを突き止め、裂け目を閉じて怪獣との戦いを終わらせる最終決戦に挑む。


史上最大級の怪獣との戦いで、環太平洋防衛軍のペントコスト司令官やイェーガーパイロット、ローリー・ベケットの命を懸けた英雄的な活躍のおかげで怪獣を倒し、裂け目を閉じることに成功する。


人類は尊い犠牲のもと、怪獣との戦いに勝利したのだった。

 詳細な感想記事はこちらです。

 

zwigani.hatenablog.com

 

 

 

本作「パシフィック・リム:アップライジング」序盤のかんたんなあらすじ


怪獣との最終決戦に勝利し、平和を取り戻してから10年後。
破壊された都市の復興が進んでいるが、まだまだ怪獣の爪痕は各所に残されていた。


かつて環太平洋防衛軍でイェーガーのパイロットを務めていたジェイクは、過去の過ちのせいで軍を追放されてから避難隔離地域で盗みを繰り返すコソドロになり下がっていた。


廃棄されたイェーガーの部品はとくに高値で売れるため、ジェイクはチンピラに売りつけるために廃棄施設に忍びこむ。
しかしお目当ての部品はだれかに先回りされ、盗まれた後だった。


盗んだ者を追跡したジェイクは廃工場で興味深いものを発見する。
それはスクラップ部品で構成された小型のイェーガーだった。
部品を盗んだのはアマーラという少女で、小型イェーガー『スクラッパー』を造ったのもアマーラだった。


廃棄施設を管理している環太平洋防衛軍に見つかった2人はスクラッパーに乗りこみ逃げようとするのだが、通報を受けて現れた本物のイェーガーに捕まってしまう。
尋問室に監禁されたジェイクの前に、姉マコのホログラムが現れて、刑務所に行きたくなければ軍に戻ってくるように説得してくる。


じつはジェイクは10年前戦死した英雄ペントコスト司令官の息子であり、姉のマコは10年前パイロットとしてペントコスト司令官やローリーとともに人類を救った英雄であり、現在では環太平洋防衛軍の事務局長を務めている。


廃棄部品から自力でスクラッパーを作り上げた手腕が認められたアマーラもマコにパイロット訓練生としてスカウトされる。
ジェイクはイェーガーのパイロット兼アマーラたち訓練生の教官として基地に赴くのだった……。

 

 

―――ネタバレ注意!―――

 

 

 

ストーリーネタバレあらすじ感想

 

歓迎されないはぐれ者の2人


基地に赴いたジェイクはかつてパイロットだったときの相棒ネイトと再会します。
イェーガーは巨大すぎて1人で制御することが難しく、基本2人乗り(3人乗りもあります)です。


2人の脳を神経接続して協力して動かすためにパイロットはお互いに信頼しあっている必要があります。
しかしジェイクはかつてイェーガーを傲慢にも1人で動かせると思いこみ、無断で操縦して軍を追放されました。


そのためネイトは当初ジェイクに嫌みを言います。
でもなぜか都合よくネイトの搭乗機『ジプシー・アベンジャー』のCOパイロットが負傷しているので、ジェイクと組まざるを得ません(笑)


スクラッパーを造った手腕を見こまれてなぜかパイロット訓練生になったアマーラですが、何回も試験を受けてようやく訓練生になったヴィクトリアという少女に毛嫌いされてしまいます。


パイロットじゃなくて技術者になればいいんだよ!」
と言われますが、ほんとおっしゃる通りです(笑)
マコはなにを考えているんでしょうかw


アマーラとヴィクトリアが対立しつつも同じイェーガーに乗ってお互いを認め、信頼しあうようになる熱い展開になるのかと思ったらそうじゃなく、ふつうに別々の機体に乗ります(笑)
なんでだよ、そこは同じ機体に乗るところだろw


ジェイクとネイトのいがみ合いにしてもネイトが人格者で大人すぎるので、すぐに和解しちゃいました
だからなんでだよw
戦いのなかでお互いの勇気や信念、技能を認めて信頼しあうようになるところじゃないの?w


前作でも主人公のローリーとライバルのチャックの対立がありましたが、ともに戦ううちにじょじょに認め合っていきました。
じょじょに段階を踏んで、です。
もうすでに人間パートのやる気のなさが見え隠れしています(笑)

 

 

有人搭乗機は時代遅れ?


イェーガーを操縦するためにはイェーガーとのシンクロ率神経接続値が高くないといけないため、パイロットの素質を持つ者は貴重なようです。


パイロットを2人(うち1人は技術者w)補充した防衛軍の基地ですが、そこに中国の巨大企業シャオ産業の社長兼技術者のリーウェンがやってきます。
来訪目的はマコや基地司令官といった軍の上層部に遠隔操作可能な無人イェーガーをプレゼンするためです。


無人遠隔操作では神経接続する必要がないため、パイロットに特別な素質が必要ないうえに命を危険にさらすこともありません。
画期的な発明ですが、有人機のパイロットたちは反発します。
訓練生たちはデビューもしてないのに失業の危機です。


パイロットを補充したり、無人機を世界に配備しようとしたりしてますが、10年間怪獣は現れていません。
マコやリーウェンは巨額の費用をかけていったいなにに備えているのでしょうか(笑)


ところで、ロボットもので無人機が出てきたらまず間違いなく暴走しますね。
わたしの知るかぎり暴走率は驚異の100%!
科学者たちは何度やっても学びません(笑)


防衛軍にシャオ産業の無人機を正式採用するかどうかの会議がオーストラリアのシドニーで催されることになり、会議に参加するマコやリーウェンの護衛としてジプシー・アベンジャーが同行することになりました。

 

 

謎の敵機襲来!


防衛軍幹部やシャオ産業の関係者が集ったシドニーに突然海から未登録のイェーガーが上陸してきます。
謎のイェーガーは警告に従わず、ミサイルを撃ってきます。


あからさまにマコの乗ったヘリを狙っています。
パイロットのマコは無人機の導入に否定的なので、一気にリーウェンが怪しくなってきました(笑)


姉を守るためにジェイクが応戦しますが、一歩及ばずヘリは墜落してしまいます。
防衛軍側の援軍が3機も現れたため、謎のイェーガーは海に逃げていきました。


前大戦の英雄森マコを失った防衛軍はお通夜ムードです。
姉を失ったジェイクですが、それほど落ちこんではおらず、むしろ戦う決意を固めたようです。


ヘリが墜落する前、マコはなにかのデータを防衛軍に送っていました。
防衛軍の科学者ハーマンがデータを解析すると、閉鎖されたシベリアの基地になにかがあるというメッセージでした。
ジェイクとネイトはジプシー・アベンジャーに乗りこみ、その基地に向かいます。


極寒のシベリアには、例の謎のイェーガーがいました。
マコの弔い合戦として激しいバトルが展開されますが、ジェイクたちは謎のイェーガーの動力炉を破壊し、勝利をします。


パイロットの正体を知るためにコックピットを開けると、なんとそこには怪獣の脳が搭載されていました。

 

 

無人機暴走(笑)


怪獣搭載型イェーガーを基地に持ち帰り、詳しいことを調査するのですが、技術者脳のアマーナが侵入していじくりまわします。
そのせいで訓練生が1人負傷してしまい、その責任を問われたアマーナは独房入りです。


ジェイクが上層部に処分を軽くするように掛け合ったそうですが、アマーナは追放されてしまうことに。
アマーナ本人も納得済みで、とくに未練はなさそうです。
なにしろなぜパイロット訓練生にされたのかよくわかりませんから(笑)


ところでアマーナは勝手に怪獣イェーガーをいじくりまわしたときに、配線がシャオ産業の特徴に一致することに気づいており、それをジェイクに伝えました。


シドニーの一件を受けて防衛軍の上層部はシャオ産業の無人イェーガーを導入することに決めました。
ところが、決定から48時間という急ピッチにもほどがあるスピードで世界に配備された無人機は、配備されてすぐに暴走します。


案の定w
無人機100%暴走する説』は健在でした!


リーウェンは「シドニーの件はうちにとって追い風になる」などとあからさまに自作自演感をぷんぷん醸し出していました(笑)が、黒幕ではありません。


暴走させたのは前大戦で科学者として世界を救ったニュートンです。


じつはニュートンは10年前の決戦時に敵の情報を吸いだすために怪獣の脳とドライブ(神経接続)したせいで、異次元人プリカーサーに操られているのです。


無人機には怪獣の脳が搭載されており、機体は怪獣に浸食されて、エヴァンゲリオン使徒みたいなヴィジュアルに変身しました。
防衛軍の基地も2体の無人機の襲撃を受けます。
ジェイクは「ジプシーに乗るんだ!」と言いますが、いっこうに乗りません(笑)


さらに世界中の無人機が裂け目を開き、異次元空間から怪獣がこちら側にやってこようとします。
人類は10年ぶりに怪獣の脅威にさらされることになってしまいました。


暴走した無人機のコントロールを取り戻すべく、じつは味方だったリーウェンがスーパーハカーぽく活躍しだします。


じつは前作の『パシフィック・リム』は北米での興行収入が伸び悩み、中国で大ヒットを記録したおかげでこの続編を制作することができたという背景があるそうなので、中国人キャラを活躍させなきゃいけない大人の事情があるのです(笑)


リーウェンの活躍で無人機は停止し、裂け目は閉じました。
しかし、裂け目が閉じる前に3体の怪獣がこちら側に侵入してしまっていました。

 

 

怪獣討伐戦!


解析の結果、3体の怪獣は日本の富士山を目指していることが判明しました。
怪獣の血は活火山に豊富なレアアースと激しく反応するので、その反応で世界中の火山を活性化させて有毒ガスや火山灰で世界を覆いつくし、地球生物を絶滅させる魂胆です。


止められるのはイェーガーしかありませんが、ジェイクたちのいる基地以外は無人機の襲撃で都合よく全滅しています(笑)
さらに都合よくジェイクとネイト以外のパイロットが全員死亡もしくは負傷してしまっているので、訓練生たちがパイロットに昇格する流れに。


訓練生たちがやる気まんまんなのはいいとして、だ~れも「子どもを戦わせてはいけない」と言いません(笑)
敵怪獣は巨大なカテゴリー4が2体と超巨大なカテゴリー5が1体です。
イェーガーは4機と少数、しかもうち3機のパイロットは未熟な訓練生ですから、生存確率は低いとわかります。


そりゃあやらなきゃ人類どころか地球生命が絶滅するわけですし、やれるのは訓練生しかいませんけど、それでもだれか止める大人がいないとおかしいと思います。
「子どもを戦わせるわけにはいかない!」
と強く主張する大人がいてこそ、志願する訓練生たちの勇気が映えるんじゃないでしょうか。


完全に人間パートのやる気がなかったことがはっきりしてしまいました。
やる気のない人間パートなんてさっさと切りあげて、怪獣討伐戦が始まります(笑)


富士山を目指していたはずの怪獣たちですが、途中なぜか東京に立ち寄り、破壊活動を始めました。
そうだよなぁ、東京を見たらついつい殴りたくなっちまうのが怪獣ってもんだよなぁ!


怪獣なんだからとくに意味もなく東京を破壊しても特撮ファンは文句を言わなかったと思うのですが、ここにきて製作者が恥ずかしくなったのか、東京の真横に富士山がある設定になりました。


東京から見える富士山でかすぎるんだけどwww
活火山の麓に首都作るバカ国家あったでーw


あれだけ投げやりな人間パートをつくっておきながら、余計な心配をして「つ、通過してるだけだから……!」とかへんに取り繕うなよ!
おかげで日本人がバカってことになってしまいました(笑)


かっこよくロケットで出撃した新生イェーガー隊は、東京で怪獣に追いつくとただちに討伐に移ります。
3体の怪獣に対してジェイクの指揮のもと訓練生たちもよく戦い、終始イェーガー隊が優勢です。


しかし黒幕ニュートンが現れ、シャオ産業の工場から大量のミニ機械を放ちます。
リーウェン社長はなにも知らないようです(驚愕)


あなたご自分の会社のなにを把握しているのですか?
自分の部下が勝手に何十体もの無人機を改造し、勝手に怪獣イェーガーを作り、勝手に謎の機械を大量に生産していてもなにも気づかなかったようです。
今回の危機はだいたいこいつのせいです(笑)


さあ、大量のミニ機械は弱った怪獣たちにまとわりつくと、溶接作業を始めました。
切って~くっつけて~と雑な外科手術が完了すると、3体の怪獣が合体し、究極巨大怪獣が爆誕しました!


究極巨大怪獣(毎回書くのはダルいので以後KKKと呼びます)は、またたく間に訓練生たちの乗るイェーガーを破壊し、ジプシー・アベンジャーも吹っ飛ばして意気揚々と富士山へ歩き去っていきました。


ジプシー・アベンジャーの機体は無事でしたが、ネイトが負傷してしまいました。
そして、訓練生にも1人犠牲が出てしまったのです……。
「だから言わんこっちゃないんだ……」
と涙をこらえて悲しみとやるせなさに耐える大人の姿がないのは、もちろん誰も止めなかったからですね(笑)

 

 

イェーガー質量兵器になる


イェーガー3体をまたたく間に破壊した究極巨大怪獣に対して、こちら側には傷ついたジプシー・アベンジャー1機だけ……。
人類滅亡待ったなし、の絶体絶命の展開です。


そこでジェイクが起死回生の作戦を思いつきます。
ロケット推進で大気圏外まで飛びあがり、そこから高速で再突入することでイェーガーそのものを巨大な質量兵器として怪獣にぶつける作戦です。


しかし使えるロケット推進機までの距離が遠く、怪獣が富士山の火口につくまでにはとても間に合いそうにありません。
そのとき、リーウェンが遠隔操作できるように改造を施したスクラッパーが華麗に登場し、ロケットを運んできました!


あんなちっちゃなスクラッパーよりジプシー・アベンジャーのほうが足が遅いようには見えないのですが、これもリーウェンを活躍させるためです、仕方ありません(笑)
人間パートだけじゃなくてロボットパートもヘンになってきました。


都合よくネイトが負傷したので、アマーラがジェイクの相棒として搭乗して、無事ロケットで大気圏外に飛び出したジプシー・アベンジャーは、高速で落下していきます。


ところが先ほどの戦闘のためか、それとも大気圏再突入で受けたダメージのせいか、脱出ポッドが作動しません。
このままではジェイクたちは地表に叩きつけられて怪獣ともどもミンチになってしまいます。


しかし、たまたまジプシー・アベンジャーに引っかかっていたスクラッパーが外からコックピットをこじ開けて、2人を救出します!


でも救出されたところで、スクラッパーには速度を落とす手段がないので結局叩きつけられて木っ端みじんになるはずですが、なぜかだいじょうぶでした(笑)


リーウェンだいかつやく!に一見見えますが、もう一度申しますが今回の危機はだいたいこいつのせいです。
リーウェンに始まり、リーウェンに終わる――やっぱこいつが黒幕みたいなものだな!


大気圏外から高速で飛来したイェーガーの突撃を受けて、究極巨大怪獣は胴体が真っ二つ、死亡しました。
これにて人類の危機は去ったのです!


捕まったニュートンは「また怪獣を送りこんでやるからな!」と次回予告しますが、ジェイクが「こんどはこっちから乗りこんでいってやる!」と次回予告返しをします。


次回作では人間パートもやる気出してくれるといいですね!

 

 

 

昼間度☆☆☆☆☆


前作ではロボットVS怪獣の大部分が夜のシーンでした。
怪獣やクリーチャーのCGが出てくる映画は、CGの粗を隠すためにけっこう夜が多いのですが、2013年公開の前作から5年が経過してCGの技術が進歩したのか、本作はほとんどのバトルが昼間のシーンでした。


くしくも同じレジェンダリー作品の2014年公開の『ゴジラ』が夜ばかりで、2017年公開の続編『キングコング 髑髏島の巨神』が昼ばかりだったのと似ています。


昼間にはっきりくっきり見せてくれるのはうれしいんですけど、都市部で戦うときは夜のシーンでもいいと思います。
ビルの照明やネオンに照らし出されるイェーガーはかっこよかったですから。
贅沢なこと言いますけど、両方見たいです!

 

 

人間パートいくらなんでもテキトーすぎ度☆☆☆☆☆


そりゃあ巨大ロボットと怪獣がどつきあう映画に複雑で深みのあるドラマは期待しませんよ。
だけど『熱さ』は必要でしょう。


前作では死を覚悟したペントコスト司令官が仲間たちを鼓舞するために演説をする名シーンがありましたが、ああいう熱さが本作にはありませんでした。


というかジェイクが父のあの演説のことに言及していましたから、作っている側もあれが名場面としてファンに人気があることはわかっていたのでしょう。
わかってるなら言及するんじゃなくて、同じように熱いシーンを作ってほしかったものです。


あとリーウェンw
あのキャラなんなんですか?w


中国人を活躍させたいという大人の事情はわかりますが、あれじゃただ画面に映ってる時間が長いだけで活躍になってないんですけど!
中国人のみなさんもバカ中国人のせいで地球が危機に陥って恥ずかしい思いをしたんじゃないでしょうか(笑)

 

 

ロボットバトルはさすが度☆☆☆☆☆


本作は前作にはなかった新しい要素、巨大ロボ対巨大ロボのシーンがありました。
ロボ対ロボ、ロボ対怪獣とバトル自体は楽しかったです。


前作にあったコミカルな寸止めシーンのオマージュなどもくすりと笑えました。
しかしバトルの前後はひどかった(笑)

 

次回作では塩を少々程度には人間パートに力をいれてほしいなぁ、と思います!