『ものがたりいちば』

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ドラマ「ザ・ワイルズ ~孤島に残された少女たち~」シーズン1の8話の感想

アマゾン・オリジナルビデオです。

ネタバレあります!ご注意を!

 

 

今回はテロップがメインの回でした。
「高校生の自殺に関する描写があります。ご注意ください」
いまはこんなメッセージを表示するんですね。


Netflixの『13の理由』というドラマでは高校生の自殺シーンが問題視されて削除されたそうです。


古くは有名アイドルが自殺したあと、報道を見たファンの後追い自殺が発生しましたし、自殺の取り扱い方は慎重にならざるを得ないんですね。


終わった後にも「相談しよう」みたいなメッセージがありました。
これは適切な処置だと思います。


自殺を誘発しかねないからといって、ドラマや映画の世界から自殺が一切存在しなくなってしまえば今度は「表現の自由」が脅かされてしまいます。


このようにリスクを警告して、観たくないひとには観ない選択肢を選べるようにするのはいいと思います。


ところで、昨年は有名人の自殺が相次ぎましたが、バンバン報道してたような……?

報道のガイドラインどうなっとんの……。


さて、シェルビーの回想でした。
シェルビーは隠れ同性愛者で、親友のベッカについキスをしてしまい、それを父親に目撃されます。


父親はもちろんシェルビーの属するコミュニティは厳格なキリスト教社会であり、同性愛は厳禁です。


父親から見放されそうになったシェルビーはキスの件をベッカのせいにして、冷たく突き放しました。


すると、ベッカは自殺してしまいました。


シェルビーのせいかどうかはわかりません。
ベッカは性的虐待の過去を抱えていましたし、他にも問題があったかもしれません。
しかし、シェルビーはきっと自分のせいだと思ったのでしょう。


前回飛行機に発見されてみんなが喜んでいたのに、シェルビー1人だけ浮かない顔をしていたのは、帰りたくなかったからでしょうか。
自分が親友を自殺に追いこんでしまった世界に。


もう帰れると思ったみんなは食糧などの残った物資を大放出して宴会に興じます。
なぜかマリファナキャンディがあったので、それを食べてキマります(笑)。
マリファナキャンディなにそれこわい……。


ガンギマリになったマーサがいい気分で森をお散歩していると、組織職員のアレックスを目撃します。


しかし、完全にラリってたのでマネキンのマーカスと勘違いしました(笑)。
マーカスが人間になったと勘違いしたマーサはみんなを呼びに走ります。
みんなが現場にやってくると、人間ではなくマネキンのマーカスがありました。


アレックスおまえwwww
なんてずさんなフォローしやがるんだwww


しかしこれが効果てきめんです。
マーサはすっかり自分がラリってて見間違えたのだと納得しました。


みんなは「マーサ、バッカで~www」みたいに笑いますが、リアだけは波に流されたはずのマーカスが森のなかにあったことを怪しみます。
怪しみます、というかこれはさすがに確信しただろwww


先日トニにキスをしたことでベッカを思いだしたのでしょうか、シェルビーはウォッカをがぶ飲みして泥酔します。


そして感情が爆発して、自分の髪を切ってしまいました。
救助後の面談では丸坊主になっていましたが、今回そこまでは切ってないですね。


レイチェルが右手を失っていたり、まだまだ明らかになっていないことが多いですが、あと2話しかありません……。
シーズン2に持ち越しだったら困る~。


シェルビーは面談中に「リアに会わせろ!」とごねて、リアに会いました。
ハグするふりをしてなにかを渡してましたが、脱出するための道具かなにかでしょう。


すでにみんなは面談相手がFBIでもなんでもなく、遭難を仕組んだ組織の人間だと気づいている可能性が濃厚です。


おもしろくなってまいりました!