『ものがたりいちば』

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アニメ「進撃の巨人」ファイナルシーズン8話の感想

中盤の山場がきました!

 

 

撤退戦

 

前回、ガビたちの助けに応えてライナーが鎧の巨人になりました。
でも生きる気力を失っていたためか、鎧がありません。


鎧がないなら条件は進撃と同じ、むしろ硬質化パンチがあるぶん進撃がやや有利でしょう。
進撃の先制パンチが決まって、鎧は吹っ飛ばされます。


しかし、鎧はわざと攻撃をくらってその隙に顎(アギト)を回収していました。
ちょうど力を使い果たしたエレンは、ミカサに連れられて飛行船に撤退します。


言ってしまえばエレンにとって顎はデザート。
すでにメインディッシュの戦槌を食べ終えているので、目的は達しています。
というか、戦槌もおまけなんですけど(笑)


本来の目的はマーレ軍港を破壊し、艦隊を壊滅させること、それとマーレ軍の幹部を皆殺しにすることです。


目的を達した調査兵たちも次々に飛行船へ乗っていきます。
調査兵団の損害は死者6名、いっぽうマーレ軍は途方もない損害です。


この大戦果にフロックたち素人さんはわきますが、歴戦の強者であるジャンはいつまで戦いが続くのかとうんざりしています。


するとそのとき、殿を務めていた調査兵を殺したガビとファルコが飛行船に飛び乗ってきます。


ガビは思想教育の行き届いたガキですねー。
先に手を出したのはマーレであり、今回はその報復を受けた形なのですが、パラディ島で人が殺されるところを自分が見てないからセーフという謎理論を展開します。


自分が見てなければ事実が存在しないなんてことになれば、歴史の罪なんてなんもなくなっちまいますね。


過去のエルディア帝国の悪行も存在しないから、エルディア人を悪魔と規定することはできません。


ガビ理論は破綻しています。
狂信者ガビにファルコもやや引いています(笑)

 

 

 

飛行船にて

 

さて、飛行船に侵入を果たしたガビは素早くサシャを撃ちました。
すぐにフロックたちがガビとファルコを取り押さえますが、サシャの傷は重傷です。


悪魔を1匹駆除してご満悦のガビは気持ちよくなっちゃって「首謀者に伝えろ!!!」と演説をぶちました(笑)


すると「会わせてやるよ」とジャンに連行された部屋で、死んだはずのジーク隊長と再会します。


おやおやどういうことでしょうか?
困惑するファルコの前でジークはリヴァイたちと「始祖の巨人と王家の巨人が揃った」と謎めいた会話をします。


今回の戦闘はパラディ島に寝返ったマーレ兵とジークがエレンと共謀して仕組んだことだったのです!


な、なんだってー(棒読み)。


撃たれたサシャが死亡したという知らせを聞いてエレンは笑いだすのでした……。

 

 

 

気づいたことなど

 

6話までは1話につき原作の1巻の半分というハイペースで消化していましたが、7話からすこしペースダウンしました。


この8話での消化は1巻分の3分の1以下でした。
前半の高速消化のおかげで24話以内に収める目途がついたのでしょう(笑)
中盤の山場ですから、じっくり描きたかったんでしょうね。