『ものがたりいちば』

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アニメ「進撃の巨人」ファイナルシーズン7話の感想

原作25巻のラストから26巻の約半分までの内容です。 

 

 

 

あらすじ

 

25巻のラスト、ガリアードの顎(アギト)が進撃のうなじに噛みつこうとする場面からです。


リヴァイ兵長に顎の筋肉を断ち切られ、さらに複数の調査兵に狙われたことでガリアードは震え上がります(笑)


6話ですでにそのくだりはやっていたので、2度目のリピートです。
スタッフもガリアードがビビリあがるシーンがお気に入りなんですね~。


ビビリあがったガリアードがやられそうになりますが、そこへ車力の重機関銃の援護が入ります。


重機関銃は精確に狙いをつけなくても、かすっただけで人体ごときミンチにしてしまうので、立体起動には分が悪い兵器です。


さらに獣の巨人までやってきてしまいました。
マーレ側の巨人は顎、車力、獣、戦槌の4体。
いっぽうパラディ島側は進撃1体のみ。


巨人だけを比較すれば圧倒的不利です。
しかも進撃が弱いですし(笑)


継戦能力は30分という微妙な短さ、おもな攻撃はリーチも威力もたいしたことのない硬質化パンチのみ。


長射程の車力、獣は対巨人が微妙ですが対人では絶大な威力を発揮しますし、超スピードの顎と破壊力最強の戦槌は対巨人でとても有効です。


しかしマーレ側は巨人をサポートする兵士が弱いです。


奇襲をくらったせいで組織だった反攻ができていませんし、そもそも立体起動に対する戦術がまったく確立されていません。


一方的に攻めてばかりだったので攻めこまれたときのことを想定していなかったんですね~。


それに加えて戦争でつねに最前線の矢面に立たされていたのはレベリオ収容区のエルディア人兵士なので、マーレ兵には戦闘経験すら乏しいのです。


さっきまとめて在庫処分された無能な上層部のせいです(笑)


とはいえ調査兵もシガンシナ区でのジークたちとの最終決戦で精鋭がほぼ全滅してしまったので、ジャンたちを除けば実戦経験は乏しいはずです。


でもまあ調査兵団にはリヴァイ兵長とミカサという2大チートキャラがいるのであんま兵士の数は関係ないですけどw


調査兵団は敵地のど真ん中へ奇襲したので、補給を受けられません。
立体起動はあまり重武装ができないという欠点がありますので、弾薬やガスも余裕はないでしょう。


時間が経過すればどんどん不利になってしまいます。
それを読んだピークがどっしりと待つべきという戦法を提示しました。


ちょっと、車力のカマっぽいしゃべりかたなんとかならないですかw


ピークの読みは半分はずれていました。
マーレ軍兵力の大半が集結していた軍港がアルミンの超大型による核攻撃を受けて壊滅してしまったのです。


さらにリヴァイが一瞬でジークの獣を処理しました。
ピークの車力も雷槍の連打をくらってKOです。


戦槌は力を使い果たしてしまっているので役に立ちません。
巨人が強いからって無計画に力を使いすぎたんですね~。


戦闘経験の薄い貴族のお嬢さんが歴戦の兵士に勝てるわけがないんだよなぁ……。
ゲームに例えると、キャラは強いけどプレイヤーがへたくそだったという感じです。


残ったのはガリアードの顎1体です。
さっき調査兵に囲まれてビビってたやつw
こりゃもうだめだwww


案の定、調査兵を回収しに来た飛行船を見て頭に血が上ったところをミカサに狙い撃ちされて足を切られちゃいました。


硬質化を無力化する能力を利用されて、進撃に戦槌が食われる手助けまでしてしまいます。
ライナーを無能扱いしてたけど、おまえもたいして変わらんわ(笑)


メインディッシュの戦槌をおいしく頂いた進撃が食後のデザートに顎を食そうとしたところでライナーの鎧が現れた、というところで終わりです。

 

 

 

気づいた変更点など

 

進撃が顎の両手をちぎる描写が念入りになっていました。
漫画の表現だとパン生地をちぎるみたいにあっさりちぎれていたので、たしかにちょっと気になっていました(笑)


そのあと両手両足ちぎられて無抵抗になった顎を進撃がなぜか念入りにいたぶっていましたが、これはガビたちが「ライナーたすけてー!」と悠長に叫ぶ時間を稼ぐためでしょうw


エレンがとっとと噛んでたら絶対間に合わなかったのにw


そんなところです。