『ものがたりいちば』

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もう一度観たい名作ドラマ「アンナチュラル」4話の感想

ネタバレありますご注意を!
わたしは放送時リアルタイムで観てました。
今回は3年ぶり2度目の観賞です。

 

交通事故死の理由

 

今回UDIラボに持ちこまれたのは交通事故死した佐野という人物の遺体です。
バイクでの単独自損事故であり、なぜ解剖が依頼されたのかというと、責任の所在をめぐってのことです。


過労による居眠り運転の結果、事故を起こして死亡したなら佐野の勤めるケーキ工場の責任、バイクの故障による事故死なら直前に整備した整備工場の責任、病気のせいで事故を起こしたなら事故前に検診した病院の責任。


ということで、ケーキ工場、整備工場、病院の3者が責任逃れの醜い争いを演じます(笑)
解剖後の詳しい検査の結果、死因は外傷性のクモ膜下出血によるものでした。


というわけで病院は1抜けです。
問題はクモ膜下出血のせいで事故を起こしたのか、事故のせいでクモ膜下出血になったのか、がわからないことです。


しかしミコトたちは遺体に事故のものよりも古い傷を見つけ、佐野が事故前にも事故を起こしていたのではないかという疑いを抱きます。

 

 

2つの事故


弁護士であるミコトの母は、過労の可能性を模索するために佐野の勤めていたケーキ工場の工場長を追及しますが、その最中工場長自身が過労で倒れてしまいました。


なんでも工場でもっとも残業していたのは工場長だそうです。
ミコトたちが佐野のバイクを調べると、事故のものではない事故で付着したと思われる塗料がついていたのです。


その塗料がゆるキャラとのコラボマンホールのものだと判明したので、調べることに。
コラボマンホールの数はわずか2000!
3人じゃ無理ですw


しかし、回復した工場長や工場の従業員が同僚の佐野のために立ち上がり、人海戦術で探します。
大捜索の結果事故の痕跡があるマンホールは見つかりました。


じつは死亡事故の1月前に社長からバイクで呼び出され、そのときに居眠り運転で事故を起こした傷がもとでクモ膜下出血を起こしたのです。


事故の原因は、長時間労働による過労だったのです。
ミコトの母は工場の従業員たちをまとめて社長を集団訴訟することになりました。

 

 

中堂の過去


いっぽうUDIラボはこの時期に謎の文書で脅しを受けています。
みんなが自分への脅迫状ではないかと恐れるのですが、中堂さんは自分あてだと確信しています。


ミコトは大学の同期との会食で、中堂さんが過去殺人罪で逮捕されていたことを知ります。
そして所長にそのことを確認しました。


中堂さんは昔大学病院で解剖医をしているとき、身元不明の遺体を解剖したことで逮捕された経歴があったのです。
結局不起訴ということになり釈放されたのですが、逮捕された理由は解剖した遺体が自分の恋人だったからでした。


自分で殺し、自分で解剖する――そうすれば完全犯罪の完成です。


とりあえず頭を打ったら必ず病院に行こうと思いました!