『ものがたりいちば』

映画観賞歴5000本以上なりに映画ドラマアニメの感想を書いてます。ゲーム関連はhttps://zwigani.comに移転中です。

もう一度観たい名作ドラマ「アンナチュラル」6話の感想

ネタバレありますご注意を!
わたしは放送時リアルタイムで観てました。
今回は3年ぶり2度目の観賞です。

 

疑惑の一夜 

 

検査技師の東海林が合コン異性間交流会(笑)に出かけます。
以前から話題にあがっていた月額5万円のスポーツジム会員限定の交流会です。


顔見知りの会員たちと楽しく異性間交流(笑)した翌朝、ホテルの一室で目覚めた東海林はとんでもないものを目撃しました。
自分の横でベッドに横たわる死体です。


昨晩いっしょに飲んだ権田原という男性です。
どうやら、やっちゃったようです(意味深)。


パニックになった東海林はとりあえずミコトに電話をして呼び出しました。
駆けつけたミコトは法医学者らしく初見を述べます。
「状況からして酒に酔った勢いでまぐわった(性交)」
法医学関係ねーw


権田原の死因は窒息死。
東海林は昨夜の記憶があいまいですが、それほど酒を飲んだ覚えがないので睡眠薬を盛られたと推測します。
しかし血液検査では睡眠薬の成分は検出されませんでした。

 

 

2体目の死体


警察のお咎めがなかったのでUDIに出勤すると、そこにも窒息死した遺体がありました。
おまけにその遺体も東海林の顔見知りのジム会員です。


顔見知りのジム会員が同じ日に突然の窒息死……偶然と考えるのはむずかしいでしょう。
詳しいことを調べるためにミコトと六郎は権田原の遺体が解剖にまわされた大学病院を訪れます。


部外者がひょいと訪れても情報を教えてくれるわけがありませんが、その病院には中堂さんのパワハラのせいでUDIを辞めた坂本が勤めています。


坂本によると、権田原はジムで配布されるイヤーカフとバイタル測定器をつけていたそうです。
そのデータを見ることができれば、死因の特定につながるかもしれません。


さらに警察は権田原が毒殺されたとみていて、容疑者の女は薬毒物の専門家だそうです(笑)
その話を伝え聞いた容疑者東海林のいるUDIラボにさっそく警視庁の刑事たちがやってきます。


中堂さんが「警察なんて任意で引っ張って自白させるに決まってるから逃げろ」とめちゃくちゃな理屈を並べて、東海林を逃がそうとします。
自白もクソも任意なら断ればいいだろ(笑)


中堂さんも慌てていたんでしょうねー。
やはり慌てていた東海林はほんとうに逃げだし、外で待っていたミコトと合流しました。


いっぽうラボに残った中堂さんと所長は、訪ねてきた警視庁刑事2課の刑事たちの追及を必死にごまかします。
通常殺人事件を担当するのは刑事1課のはずなので、所長も「なぜ2課が?」と不思議がりました。

 

 

真犯人を求めて


東海林とミコトはバイタル測定器を開発運用しているベンチャー企業を訪ねます。
そこの社長岩永も東海林の顔見知りのジム会員です。
言葉巧みに岩永を騙し、死亡した日の権田原たちのバイタルデータをゲットしました!


じつは岩永は犯人なのですが、ミコトたちがバイタルデータを見たがるのをあやしいと思わなかったのでしょうか(笑)


そのバイタルデータと中堂さんが解析したバイタル測定器の構造から、犯人は測定器を使って被害者に微弱な電流を流して窒息させたものと判明しました。


急にトンデモ科学っぽい殺害方法がでてきましたが、そんなことができる人物は岩永しかいません。
六郎が週刊誌の編集長に紹介してもらったフリーライターの宍戸から得た情報もそれを裏付けます。


じつは岩永や権田原たち4人は慶〇大学時代からの友人で、集団レイプの常習犯だったそうです。
おまけに暗号化通貨の詐欺仲間でもあり、どうやら仲間割れの結果、2人は岩永に殺されたようです。

刑事2課が動いていたのは、この詐欺で岩永たちを追っていたからでした。


残った1人の命も危ないのですが、レイプ魔が殺されても知ったこっちゃないと東海林のテンションが下がりまくります。
まあそうですよね、同感です。


ミコトは違います。
きっとミコトもテンションは下がっているでしょうけど、法医学者の建前で人殺しを見逃せないなどといい子ぶります(笑)


しかし残った1人はパイロットで、今日もフライトの予定が入っています。
レイプ魔が死ぬだけでなく、乗客まで殺されてしまいます。


事情がまったく変わってしまって急にテンションが上がったミコトたちは葬儀社の木林の車に乗りこみ、急いで飛行場を目指します。
やっぱりレイプ魔だけなら見捨ててそうだなw


岩永はカタカタとPCにやたらと長ったらしいコードを打ちこみ、ターン!とスーパーハカーぽく入力を完了しました。
どうせ測定器への命令は同じなんだから、3回目ならコードをコピペすりゃいいだろw


飛行機はフライト間近で危ないところでしたが、ミコトたちは最後の1人の殺害を阻止できました。


いっぽう、岩永たちの情報を教えてもらった宍戸に情報料を払いに行った六郎は、宍戸から奇妙なことを聞かれます。


4話でUDIに張られていた「おまえの罪は消えない。裁きを受けろ」という謎の脅迫文は宍戸の差し金によるものだったのです。
これで六郎も中堂さんの過去を知ったことになります。


レイプ魔が殺されるだけじゃ誰も(とくに視聴者の)テンションが上がらないので、東海林が容疑者になってしまうコメディっぽいエピソードでした。