急に本気を出して展開が早くなったアニメの感想です。
目次です。好きなところから読めます。
出会いの連続
前回、謎の光に包まれて終わったルディは、手抜き真っ白な空間で目覚めました。
このアニメは毎回オープニングの映像が違っていて丁寧でいいですね。
他のアニメならスキップして終わりですから、見ごたえがあります。
奇妙なことにルディは前世のニート姿になっています。
目の前に現れた発光体が『ヒトガミ』と名乗り、その姿がルディの本体ではなく精神体なのだと教えてくれました。
ヒトガミはあーだこーだぶつくさ文句を言うニートがめんどくさかったので、そのまま目覚めたら死ぬぞと脅しておとなしくさせます(笑)
なんでもルディは大規模な魔力災害に巻き込まれて魔大陸に飛ばされてしまったようです。
食糧が少なくて危険な魔物も多いので、助けが必要とのことです。
目が覚めたらそばにいる人物を頼り、守ってもらうようにというありがたいアドバイスをいただいて、ルディは目覚めました。
起床した場所は岩山で、焚火の近くにだれかがいます。
さっそくご挨拶しようとしたルディは顔を見て驚きました。
緑色の髪に額の赤い目、これまで何度か話にあがっていた危険なスペルド族だったのです。
ルディが怯えを見せたのでスペルド族の男はあきらめの表情を浮かべました。
しかし気を取り直したルディが挨拶すると、男はこっちがびっくりするほど驚きました。
どうやら嫌われ者のスペルド族に挨拶する者はほとんどいないようです。
その証拠に目覚めたエリスが男を見て震え上がりました。
でもまあ怖がってばかりだと話が進まないので、エリスにはそっこうで慣れていただきました(笑)
ルディはせっかく勉強した魔神（人？）語で話しかけましたが、共通語で返されました。
外国人にはりきって話しかけたら日本語で返される恥ずかしいやつですね、わかりますｗ
男はルイジェルド・スペルディアと名乗り、ルディの事情をちょっと聞いただけで「必ず故郷に送り届ける」と過剰なほどの責任感を示しました。
ヒマなのかスペルド族は危険という噂でしたが、いいひとなんすね～。
夜が明けると一行はすぐに出発します。
魔大陸はかなり暑くて水資源が乏しそうですが、ルディは魔法で水をいくらでも作りだせるので無問題です。
危険をルイジェルドのおかげで回避しながら進むと、小さな村に到着しました。
村の見張りのロインという男がルディたちを怪しんでいれてくれません。
この村の住民はミグルド族といって念話ができるそうなので、呼び出された村長がやってきました。
またルディは魔人語で話しかけたのですが、村長も共通語が話せました(笑)
村の人はみんな青髪です。
ルディがロキシーにそっくりだと口走ると、ロインが「ロキシーは俺の娘だ！」と驚きます。
ルディは娘の弟子にあたるので、これで怪しい問題は解決しました。
ミグルド族は長命で、ロキシーが４４歳のロリババアだったことが判明しました！
いいんだよ年齢なんてどうでも、肉体が若けりゃ！
スペルド族の真実とルディの決意
村長の家で相談会、というか視聴者への今後の方針説明会が始まります(笑)
ルイジェルドは荒野でルディたちを守ることはできるそうですが、スペルド族なので街に入れません。
なぜそこまで嫌われているのか気になったルディが質問しました。
４００年前の大戦でラプラスという英雄に魔法の槍を渡されたスペルド族は、その槍で多大な戦果をあげたのですが、それはハメでした。
じつはその槍は永続バーサク効果がついており、手にした戦士たちがみな狂戦士と化して敵も味方も手当たり次第に殺戮するようになってしまったのです。
あまつさえ家族にまで手をかけるようになり、スペルド族の悪評は決定づけられたというわけです。
ルイジェルドがルディたちを助けることにこだわるのは、族長として善行を積み、なんとしても悪評を覆したいからだったのです。
スペルディアという家名はスペルド族の族長家だからだったんですね～。
その話を聞いたルディは、前世で無為に生きた後悔を思いだし、過去の過ちを正そうとしているルイジェルドに協力を申し出ました。
荒野ではルイジェルドが、街ではルディたちが助けるという協力関係を築いたのです。
翌日、出発するルディにロキシーの父母が娘の無事を知らせてくれたお礼として、大剣をくれました。
とはいえルディは魔法使い、エリスは細剣使い、ルイジェルドは槍使いなので、ぶっちゃけ無用の長物です。
かなり重そうなので旅のお荷物になりそうです。
娘の下着を盗んだことを念話で感じ取って嫌がらせをしたのでしょうか(笑)
こうしてルディの長そうな旅が始まりました。
ルイジェルドはキレたらめちゃ怖そうでした(笑)
以上です！
