『ものがたりいちば』

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アニメ「無職転生~異世界行ったら本気だす」シーズン1第7話『努力の先にあるもの』ネタバレあらすじ感想

ほんとに本気出してるアニメの感想です。

 目次です。好きなところから読めます。

 

 

エリスの問題点


ルディがボレアス・グレイラット家令嬢エリスの家庭教師として働き始めてから1年近く経ったようです。
エリスは剣術のほうはめきめきと上達していて「上級剣士になれる」と剣王ギレーヌから太鼓判を押されました。


苦手ながらも勉学や魔術も着々と進歩しているようです。
ファイヤーボールを使えるようになったことをエリスは母ヒルダにうれしそうに報告しました。
ヒルダは初対面のときと同じくルディに軽蔑の視線を向けてきます。


初対面のときから嫌われていたのでルディ本人がなにかをしたということは考えづらいですから、たぶんパウロの息子ということに原因があるのでしょう。
やっぱりパウロに無理やり手籠めにされた被害者の会の会員さんかな?(笑)


剣術稽古や勉強は順調ですが、エリスには1つ問題があります。
10歳の誕生日に有力貴族を招いて大々的なパーティを催し、そこでエリスは社交界デビューをすることになっているのですが、どうやら貴族のパーティに必須のダンスが苦手なのです。


そこでダンスの先生から授業時間を分けてもらいたいと頼まれたルディは快く譲りました。

 

 

努力の鬼、それがルディ


時間ができたのでルディは他の言語を学ぶことにします。
エリスの父フィリップに屋敷の蔵書を見せてもらい、獣族萌えについて熱く語り合いました。
やはりグレイラット家の男は性欲が強いんですね~。


他の言語は上達の目途が立ちましたが、魔神(?)語だけはさっぱり理解できません。
ルディは師匠のロキシーに手紙を書いて上達のコツを尋ねることにしました。


いっぽうエリスのダンスの練習は難航しております。
先生からやる気を出すように説得してほしいと頼まれたため、ルディはエリスを説得します。
8歳児に説得を頼むとか先生を変えたほうがいいんじゃないでしょうか(笑)


ルディはエリスに自分も魔神語に苦戦していることを例にあげ、継続することの大切さを説きました。
この元ニート努力しかしねえなw


ついでにダンスの授業も手伝うことにしたルディは、エリスの壊滅的なダンス技術を思い知らされますが、これは不思議なことです。
エリスは剣術が得意ですから身体能力は問題ないはずです。


ダンスはステップやターンを覚えなければいけないので、エリスは単純にバカ物覚えが悪いのでしょう。

 

 

師匠を売る、それがルディ


ルディは元オタクの実力を発揮してロキシーの精巧なフィギュアを作り、それを商店に売っぱらって金を稼ぐというまあまあなプレイに走ります。


するとロキシーフィギュアはロキシーの仕える王子の手に渡ったらしく、返事の手紙でロキシーは怯え切っていました(笑)
さすが師匠のロキシーは魔神語を修得しているようで、自作の参考書を送ってくれました。


いよいよエリスの誕生日になり、パーティが始まりました。
ところが、案の定エリスはぜんぜん踊れません。
見かねたルディがお相手に名乗り出て、エリスに目を閉じさせてステップやターンのタイミングを合図するという形で見事踊りきらせました。


じつはエリスはダンスがヘタだったのではなく、身体能力の高さのせいで動きが鋭すぎて、相手とテンポがあっていなかったのです。
「そうだったのねー!」とダンスの先生がいたく感心してますが、それを教えるのがあなたの役目でしょうがw
やっぱり先生が悪かったんじゃないですかね?(笑)


素晴らしいエスコートを見せたルディは貴族の女の子たちにモテモテです。
それを見たフィリップが8歳児に避妊をすすめるという狂人プレイを見せます。
グレイラットの男に性的な倫理観は存在しませんw


嫉妬したエリスがルディの初体験を阻止したので、エロシーンはなしです!
そういうアニメじゃねえからこれ!


無事社交界デビューを乗り切ったエリスにルディは魔法の杖をプレゼントとして贈ります。
ついでにギレーヌにも渡していたので、お誕生日プレゼント感は薄れます


さらに魔術師の世界では師匠が弟子に魔法の杖を贈るのは当たり前の慣習らしいので、ますますお誕生日プレゼント感が薄れましたが、エリスはやや頭がアレなのでがめつくないのでそのことに気づきません(笑)


ギレーヌは師匠からの杖をうやうやしく跪いて受け取ります。
粗野な脳筋系かと思いきや、意外にも向学精神に溢れた礼儀正しい人物なのです。
まあ、ほぼ裸みたいな姿なのが誤解の原因なんですけど(笑)


エリスにプレゼントを要求された(やっぱがめつい!?)ギレーヌは、一族に伝わる魔よけの指輪を贈りましたが、魔よけの話は迷信で効果はないそうです。
なぜ迷信とわかったのか質問すると、ギレーヌがパウロのエッチなエピソードを語りだそうとしたのでルディは止めました。
グレイラットの男は性欲の権化!

 

 

ボレアス家ダメそう(笑)


翌日、屋敷内を散歩していたルディはエリスの祖父サウロスが獣族のメイドを手籠めにしている場所を通りかかります。
グレイラットの男は性欲の権化!
それはおそらく諸国にも有名な話なので、フィリップはルディの存在を隠したがっているのでしょう。


サウロスとルディは街の空中になにか物体が浮いているのを見つけました。
見るからに禍々しい物体なのですが、サウロスは悟りきった顔で吉兆だと断定します。
その理由は「そう思ったほうが気が楽だから」だそうです。
真顔で言うなw


誕生パーティでエリスがダンスをしくじったときにモブ貴族のみなさんが「これでボレアス家も終わりだな」と揶揄していましたけど、危機管理の原則である『最悪を想定しておく』ことのできない人物が当主なので、たぶんそのうち終わります。
そのうちっていうか、へたすりゃ次の8話で終わりそうw


余談ですが、危機管理のスペシャリストとして有名な元警察官僚の佐々淳行(故人)が『準備段階では悲観的に、実際の対処段階では楽観的に』がモットーだったそうです。
危機管理の参考にしてみてはいかがでしょうか。
ほんとうに余談でした(笑)


というわけで、大恩ある師匠のえっちなフィギュアを許可もなく作って売り飛ばすという不義理な弟子が描かれたエピソードでした。
わたしならこいつを破門にします。


以上です。
次回、『ボレアス家の崩壊』をお楽しみに!
知らんけど(笑)