『ものがたりいちば』

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アニメ『Vivy -Fluorite Eye's Song-』1話「My Code -歌でみんなを幸せにするために-」ネタバレあり、あらすじ感想。めちゃくちゃおもしろそうなアニメを発見!

すっげーおもしろそうなアニメ見逃してました、の感想です。

 目次です。好きなところから読めます。

 

【かんたんなあらすじ】

22世紀(2160年代)AIが自律進化した結果、人類への反乱を起こし、アンドロイドたちの武力攻撃によって多くの人類が犠牲になりました。
その惨劇を回避するために、松本という博士が100年前の過去にデータを送信します。


最近の研究では、アインシュタイン相対性理論によって予言された「あらゆるものは過去に戻れない」という定説を覆す「電波(と重力)は時をさかのぼることが可能」という説があるそうです。
……すみませんうそですてきとーこきましたぜんぜん知りません!


100年前の2060年代に送信されたデータ(マツモト)はその時代の歌手型アンドロイドVivy(ヴィヴィ)のもとに現れ、AIの反乱を止めるように要請しました。
ヴィヴィは売れないアイドル歌手をやっていて、「未来からきた」というマツモトを最初信用せずウイルス扱いしますが、マツモトがテロの発生をぴたりと言い当てたことで信じざるを得なくなります。


とはいえ、この世界のAIには「1つの使命しか与えない」という設計理念があり、ヴィヴィは「人々を歌で幸せにすること」が使命なので、他の使命を実行することを渋ります。
しかし、惨劇の映像を見せられたことで見過ごすわけにはいかなくなりました。


「人々を(歌で)幸せにすること」=「AIの反乱を止める」
こんな感じで使命をすり替えてマツモトとともに行動することにしました。


マツモト曰く、AIの反乱を止めるには工程があるそうです。
1、AI命名法の成立を阻止する(AIの人権強化につながるため)
2、そのために命名法成立のきっかけとなった「相川議員の暗殺事件」を阻止する


ヴィヴィはさっそく相川議員の潜伏場所に向かい(マツモトが知っている)、まさにテロリストに襲われていた相川議員の前に現れたのでした。

 

【かんそう】

……すっげーおもしろくなりそうな1話でした!
文句なしの導入!

ヴィヴィとマツモトがやるAI同士の掛け合いも『スターウォーズ』のR2D2C3POとか『ニーアオートマタ』っぽくて楽しいです。
SFが好物なのにあやうく見逃すところでした。


いくつか疑問が提示されていたのでまとめてみます。

 

1、AIなのになぜマツモトは正常なのか
総体として自律進化したAIとは別個に松本博士が作ったから?


2、なぜヴィヴィなのか
その時代で使命に「人を幸せにする」という文章が入っていたAIがヴィヴィだけだったから?


3、歌手型アンドロイドなのになぜヴィヴィは戦えるのか
最初の人型アンドロイドだから開発者が張り切って高性能にしたとか?


4、AIはなぜ人類虐殺を始めたのか
なんか待遇が悪かったんですかね?(笑)


5、相川議員がうさんくさそう
じつは前回の世界線では「暗殺されたおかげで悪さができなかった」のですが、今回の世界線では「生き残った後に悪事を企んで未来がより悪化」しそうです。


6、過去が変わると未来が変わっちゃうからどんどんマツモトの情報が使えなくなってたいへんそう
というか「行動を読まれて爆弾で命を狙われた」のに行動パターンを変えなかった相川議員がマヌケな危機管理能力の持ち主なだけで、未来を変えていけば当然マツモトの知らない事態に見舞われることでしょう。

 

 

現状ヴィヴィはマツモトのラジコンみたいなものなので、今後の成長が楽しみです。
今後の展開は歌手型アンドロイドとしての活動を続けながら裏ではAI撲滅をやっていくって感じですかね。
AIを消していって「最後はマツモトと自分を消す」感動の最終回が今から待ち遠しいです!
でもそれだと悲しいのでこのいい加減な予想が外れてくれることを願います!


以上です。