『ものがたりいちば』

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アニメ『戦闘員、派遣します!』シーズン1-11話「悪の幹部の泣かせ方」ネタバレあり、あらすじと感想

グレイス王国こそ悪の巣窟!

 目次です。

 

【あらすじ】


戦闘員6号と隊員たちはトリス王国の古代遺跡の調査を命じられました。
6号たちのせいでトリス王国軍と魔王軍の同盟が成立してしまったため、騎士団と怪人虎男さんに足止めしてもらっているうちにトリス王国に潜入します。


魔王軍の調査隊は古代遺跡の外に野営していますが、油断しているのか、数人のオークが警備しているだけで手薄です。
遺跡内部を調査しているのは四天王の2人『炎のハイネ』と『水のラッセル』でした。


スノウが「やつらが寝静まったあと夜襲をしかけよう!」と騎士の鑑みたいな提案をしますが、6号に「キサラギの戦闘員がそんなしょぼいことやるかよ」と突っぱねられます。


6号の作戦は「ハイネたちの調査を後ろからこっそり尾行して罠や守衛を引き受けさせ、目的の古代兵器にたどりついたところで疲弊した2人を襲う」という合理性の塊みたいなものでした。


そんなわけで翌日、一行は遺跡を攻略するハイネたちを尾行します。
ハイネとラッセルはお互いを思いやり、助け合いながら先に進んで行きます。
その美しい仲間愛を見て、穢れちまった隊員たちは胸を打たれます。


遺跡の最奥につくと、ラッセルが古代兵器を起動させようとしますが、そのすきをついた6号が不意打ちの蹴りをかまし気絶させました。
残ったハイネをみんなで取り囲んで、見事に作戦は成功!
いいように利用されていたことを知ったハイネは涙目で「卑怯すぎる」と悔しがります。


実際、魔王軍が卑怯な作戦をとったことはないので、この星にいる卑怯者はグレイス王国の大臣と6号だけです。
グレイス王国滅んじゃっていいんじゃないかな(笑)


6号はただ卑怯なだけではありません。
なんと、気絶したラッセルが息をしていなかったので、子ども殺しという大罪まで犯してしまったのです。
さすがにそれは気まずいのであわてて治療しました。


6号は無事蘇生したラッセルに対してハイネを人質にとって、古代兵器の封印を解除するように要求します。
ところが、ラッセルはこのゲスい要求を逆手に取り、自ら古代兵器にのりこみました。
じつは古代兵器は人型巨大ロボだったのです。


「だけどこんなゲスどもに人質に取られたハイネはどうなっちゃうの?」
ご安心ください。


巨大ロボを手に入れたラッセルなら6号たちなどひとひねりにできるので、ハイネはワープの魔法でこの場を離脱しようとします。
6号にブラジャーを脱がされるというセクハラをまたも食らい心の傷を増やしますが、無事に魔王城へと帰還いたしました。


巨大ロボと戦っても勝ち目はない、と6号たちは逃げだし、遺跡の外へ行きます。
しかしそこにラッセルのロボが待ち受けていました。
もともと人間を絶滅させようとするほど憎んでいるラッセルは6号の卑劣さに触れてさらに憎悪を燃やしております。


6号たちがあわてて遺跡のなかに引っ込むと、入り口を破壊し生き埋めにしようとするのでした……。

 

【感想】


このゲスさがいい!
その感想以外出てきません。
いちおう惑星の超文明古代人の謎とかあるんですけど、べつに気になりません(笑)


ゲスといえば、ティリス王女もなかなかのゲスです。
トリス王国とここまでの揉め事に発展したのは水不足が発端ですが、そもそも王女が国民の前で「おちんちん祭り」と叫んで恥をかくのを嫌がったせいでこうなったのです。
国民の渇きを解消することや生命財産の安全よりも、自分の体面を優先したゲス統治者です。


次回は最終回のようですが、このゲスどもをどうやってラッセルが成敗するか楽しみです(笑)
以上です。