『ものがたりいちば』

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アニメ『戦闘員、派遣します!』シーズン1 5話「ヒーローになるために」ネタバレあり、あらすじと感想

勇者がいつ出てくるのか気になるアニメの感想です。

 目次です。

 

 

【あらすじ】


前回、戦闘員6号はアリスとの会話でうっかり「自分をスパイだ」と言ってしまい、それをスノウに立ち聞きされてしまいました。
どういうことか問いただすスノウに6号はろくな言い訳ができません。


スノウは今まで魔王軍を退けた功績を評価して逮捕せずに「出て行け!2度とそのツラを見せるな!」と追放するだけで赦してあげます。
なんだかんだ情が移っていたのでしょう。


憎い6号を排除したことを評価して大臣はスノウを近衛騎士団に戻しました。
大臣は陰湿ですが意外と約束を守る男だったようで、ロゼとグリムもいっしょに近衛騎士団所属となります。


追い出された6号ですが、あまり困っていません。
これまでの給金と報奨金で王都の郊外に立派な邸宅を買って、そこをアジトにすることにしました。
アジトを構えて、転送機を設置すれば任務は終了です。
ただアリスが転送機を組み立てるまで1か月もかかるので、その間暇になります。


さて、アリスがつかんできた情報によると、グレイス王国に新たな危機が迫っているようでした。
勇者が四天王の1人を追いつめている隙に、残りの全軍が王都を攻めようと進軍しているのです。


6号は「ほっとけばいい」と言いますが、アリスに「食い止めたほうがいい」と言われたので、暇つぶしに戦いの準備を始めます。
というわけで町で夜な夜な下腹部のチャックを下ろすという地味なセクハラ行為をやってセコイ悪行ポイントを稼ぎます。


ちまちま稼いだ悪行ポイントで地雷などの兵器を購入することができましたが、町でチャックマンとして有名になれました。
そんな感じで町の人にも親しんでいただけるようになりましたが、ある日町人たちがお通夜ムードになっています。


事情を聞いてみると、四天王の1人を追いこんでいた勇者が行方不明になってしまったのでした。
追いつめられた四天王がランダムテレポートという魔法をぶっ放して、自分ともども勇者をどこかに飛ばしたのです。
地面のなかや空中にもワープするため、生存はほぼ絶望とのこと。


じつはこの悲劇には6号が関与しているのでした。
6号曰く「勇者は1度負けイベントを経験したあと修行してリベンジすることで強くなり、魔王を倒す」のがテンプレなのですが、前回6号がダスターの塔を攻略してしまったため、勇者のリベンジが発生しなかったのです。


魔王軍の襲来前夜、王都から逃げだそうとしている6号の家をティリス王女が訪ねました。
切れ者の王女は6号がスパイであることを見抜いていましたが、逮捕しにきたのではありません。


王女は明日の戦いで魔王軍に敗北し、王国が滅亡すると確信していました。
負けるとわかっていても最後まであきらめずに戦ったグレイス王国と勇敢な民をその目に焼きつけて、魔王軍の脅威を他の国に伝えてほしいと6号に頼んだのです。
6号はその頼みを引き受け、戦いを見届けることにしました。


厄介な勇者を排除できたことで、魔王軍にはもう勝ったかのような雰囲気が漂っております。
しかし、気のゆるみ状態の魔王軍のなかでも6号に苦しめられた経験をもつ炎のハイネだけは、警戒心をあらわにしています。
ハイネの懸念は的中します。


意気揚々と進軍していた魔王軍の兵士たちが、6号たちがあらかじめ仕掛けていた地雷原につっこんで次々に爆発していきました。
地雷のことなどまるで知らない魔王軍は混乱し、足を止めてしまいます。
6号の罠はこれだけではありません。
6号に奪われた魔導石の気配を察知したハイネがそれを取ろうとすると、そこにも爆弾トラップが仕掛けられていたのです。


いっぽう、卑劣な罠で悪行ポイントを稼いだ6号は城内で王女の護衛をしていました。
地雷原で敵の足止めに成功したとはいえ、ただ開戦を遅らせただけです。
騎士団は無策に玉砕するつもりなので、戦争の行方は変わりません。
夕方になると、半日近く遅れた魔王軍が姿を現すのでした……。

 

【感想】


あいかわらずよくわからない悪行ポイントの稼ぎ方(笑)
アリスに秘策がありそうでしたが、戦車でも転送してもらうんですかね?
そういえばすっかり忘れてましたが、古い戦車はいったいなんなんでしょうか。
グレイス王国にやってきたキサラギの戦闘員は6号が初めてではない……?
次回に向けてタメを作る回、という印象でした。
以上です。