Netflixドラマ「ウィッチャー」シーズン1の7話の感想
Netfilxオリジナルドラマです。視聴にはNetflixに入会する必要があります。
ネタバレあります!ご注意を!
元は小説です。
ゲームにもなってます。神ゲーです。
・ゲラルト編のあらすじ
ゲラルトは12年ぶりにシントラの都を訪れました。
シントラでは迫りくるニルフガード軍の脅威に不安が広がっています。
戦争前夜というところでしょう。
ゲラルトの目的はひそかにマウスサックに会い、驚きの子が無事かどうか確かめることです。
「王子が無事だとわかればすぐに立ち去る」とゲラルト。
「王子?シリラは王女だ」とマウスサック。
なんかようわかりませんが、驚きの法は異性相手じゃないと有効ではないようです。
というわけで運命は有効です!
密会していた2人は何人もの戦士に囲まれました。
ぴかぴかの板金鎧に身を包んだ、シントラ軍の正規兵です。
たぶんマウスサックと2人で返り討ちにしたのかな?
窮地を脱したゲラルトは城に入り、キャランセ女王に苦情を申し立てました。
ゲラルトが戻ってきた理由は、運命を受け入れて驚きの子を守ろうと決心したこともありますが、そもそもキャランセが8人も暗殺者を送りこんできたからでした。
戻る気もないのに暗殺者を送りこまれたら、そら、文句のひとつも言ってやりたくなりますわな!
ゲラルトが運命を受け入れたのは、孤独になって己と向き合ったからではないかとわたしは思いますが、たぶんキャランセにムカついたということも大きいでしょう(笑)。
キャランセは驚きの法には従うべき、という代わり映えしないマウスサックの意見をしぶしぶ受け入れて、ゲラルトをシリラ王女と会わせることにしました。
応接室に通されたゲラルトは、金髪の少女の後姿を目にします。
おや?おかしいですね~。
シントラ陥落の夜までシリラはリヴィアのゲラルトの名前すら聞いたことがなかったはずです。
ということは……?
振り返った少女はシリラじゃありません!
替え玉でしたー!
キャランセおまえ……ほんまこのBBAやっとるわ……。
暗殺されそうになったうえ、この期に及んで安い嘘までつかれたゲラルトはさすがにお冠です。
もう絶対に驚きの法を執行してやる、と固く決意したことでしょう。
でもとりあえず今日のところは帰ることにしました。
え?帰っちゃうの?
シリラとお会いになられたりなさらないんですか?
顔見知りの王がお見送りにきてくれます。
「12年前は驚きの法を受け入れたのに……」
と愚痴をこぼすゲラルトに、王は、
「キャランセは娘を失ってつらいんだ。察してやってくれ。もう来ないと誓ってな?」
と説得してきました。
ゲラルトは「絶対来るね!」と断固とした態度をみせます。
王が「だろうな……」と言うと、鉄格子が2枚下りてきて、ゲラルトはまんまと取っ捕まってしまったのです。
白狼……どうして……。
イェネファーはニルフガード軍が管理する遺跡発掘現場を訪れました。
目的はある人物に会うことです。
その人物とは、イストレッドでした。
え?だれ?
だいじょうぶ、わたしも忘れてます。
魔法学校アレツザでイェネファーといい仲だったけど、師匠のストレゴボルに逆らえずに裏切った玉無し野郎です。
イェネファーとイストレッドは昔の恋を語り合い、キスとかしてみます。
でもイストレッドは変わってませんでした。あいかわらずストレゴボルの言いなりみたいです。
なんでイェネファーはわざわざフった男に会いにきたのでしょうか?
ゲラルトと別れて暇だったんですかね~。
昔の男に連絡しちゃうのなんて暇で寂しい女のやりがちなことですからね(ぜんぜん知らんけど)。
突然、イェネファーは知らない魔法使い(ヴィルゲフォルツ)に声をかけられました。
ヴィルゲフォルツは、アレツザ魔法学校に一緒に来てくれと言いました。
今さらあんなところに用はないイェネファーですが「ティサイア(学長)は君がいちばん優秀な生徒だったと言っている」と言われるとまんざらでもないご様子。
ちょろいな~(笑)。
そこらへんを歩いてるイェネファーを落としたければ見た目の美しさではなく、魔法の能力を誉めましょう。イチコロですよ!
というわけでその気になったイェネファーはアレツザに行きました。
アレツザには多くの魔法使いが集結していました。ニルフガードによるシントラ侵略が目前に迫り、その対応を話し合うためです。
ティサイアがお出迎えにきてないので機嫌を悪くしたイェネファーがヴィルゲフォルツに文句を言うと「べつにティサイアは君を呼んでない。わたしたちが必要としているんだ」という返答。
「いつも上から目線の鼻持ちならないティサイアがついに下手に出てきた!」からこそイェネファーは喜んだので、これでは話が違います。
ムカついたので腹いせに現役生徒に悪知恵を教え込んでティサイアの教育を妨害してやることにしました(笑)。
遊んでいた生徒を3人ほど見繕って、麻薬の作り方を教えてガンギマりさせてあげました。後輩思いの先輩ですね~。
生徒たちのなかには魔力がない者が混じっていました。
なんでも親が金持ちで、アレツザに賄賂を送ることで無理やり入学したそうです。裏口入学です!
イェネファーがいたころには考えられない堕落です。
3人はなぜか強気です。
イェネファーのありがたい忠告にも「おめーが失敗したのは無能だからだろ!あたしらはそんなヘタこかねぇよ」と反論までしてきました。
これにはもともと短気なイェネファーさんのイラつきマックスです。
というわけで裏口入学の子に現実を見せてやることにしました。
アレツザの泉につれていき、魔力が足りないザコはウナギにされてここで永遠に泳ぎ続けることになるのよ~、と未来を教えてあげました。
ほんとうに後輩思いですね~。
後輩いびりを楽しんでいたイェネファーですが、ティサイア学長に見つかってしまいました。
ティサイアはすこしお小言を言うだけで済ませました。大人ですから。
そして、イェネファーも会議に出るようにと申しつけました。
ニルフガードとかシントラがどうなろうと知ったこっちゃないので、イェネファーは断りました。
でもティサイアがちょっと下手に出てお願いすると、ころっと気が変わり参加することにします。
ちょろすぎんだけどまじで!
会議室の前でイェネファーはトリスを見つけて声をかけました。おやこの2人顔見知りだったんですね。
会議ではシントラを見捨てるべきという意見が圧倒的で、救済側はティサイアやヴィルゲフォルツなどの少数派です。
なんでもシントラは何十年も魔法使いの受け入れを拒んできたので、救ってやる義理もないそうです。
ニルフガードに派遣されていたフリンギラが議論に参加すると、その流れはますます加速しました。
民主的な投票の結果、圧倒的多数の得票で「シントラを見捨てる」ことが決まりました。
ティサイアはイェネファーに「いっしょにニルフガードと戦って!おねがい!」と懇願の術を使いました。
ちょろインことイェネファーはその気になってしまうのでした。
いっぽう、取っ捕まってしまったゲラルトはシントラ城の牢屋のなかでおとなしく正座してます。
お行儀がいいですね!
ではなく、ウィッチャーの正座は瞑想なのです。体力の消耗を抑え、傷の回復力を高める効果があります。
つまりゲラルトは静かに力を蓄え、その時を待っていたのです。
やがて戦争がはじまり、あっという間に城が陥落してしまいました。
なんと、リヴィアのゲラルトはシントラ陥落の夜に城にいたのです!まさに運命!
混乱を見計らってゲラルトは牢を脱出し、シリラを探しました。
ニルフガード兵をばったばったと切り倒していると、キャランセが身投げするのを目撃します。
弱兵どもの屍の山を築きながら城のなかをひたすら探して回りますが、そのときシリラはすでに都を脱出していました。
・シリラ編のあらすじ
1人ぼっちになってしまったシリラはスケリッジを目指しているようです。
スケリッジは父王の出身地なので、親戚にでも頼るつもりなのでしょう。
親切にしてくれた主婦の馬を盗んで(笑)スケリッジに走らせました。
その晩野営していると、何人かのシントラ人が近づいてきました。
その中に遊び仲間の姿を見つけたシリラは、喜んでそいつらに近づいてしまいました。
ところがどっこいそいつらは懸賞金目当てでシリラを捕まえにきたのでした。
ムカついたシリラは古の力を発動させたのでした……。
まとめ:だいたいキャランセのせい!