『ものがたりいちば』

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アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」5話の感想

ネタバレあります!ご注意を!

 

ヴァイオレットはライデンシャフトリヒの隣国ドロッセル王国に赴きました。


戦後も各国間には不穏な空気が残っています。
それを払拭するために、ドロッセル王国の王女とフリューゲル王国の王子が結婚して同盟を結ぶことになったのです。


さらに平和をアピールし、結婚(というか同盟)を両国民に納得してもらうために公開恋文をすることになり、そのために自動手記人形(ドール)ヴァイオレットが呼ばれたのでした。


そんな大事な役目、空気の読めないヴァイオレットにやらせて大丈夫かよww


と思いましたが、ヴェイオレットは数か月で依頼をいっぱいこなしてレベルアップしてるそうです。


こんな大役を任されるとは、先輩のエリカやアイリスをあっという間にぶち抜いたんですね。


ドロッセルの王宮で王女シャルロッテ・エーベルフレイヤ・ドロッセルと謁見します。
王侯貴族の名前なげ~(笑)。

2度とタイプしたくないです!


王女の部屋には丸められた紙が散乱していますし、王女はベッドでぐったりしてます。
どうやら王女さまは賢者タイムのようですw


……下品な冗談はともかく、どうやら王女は自分で手紙を書こうとしたけど、書けなかったみたいです。


謁見した王女はヴァイオレットとの会話が「AIと話してるみたい」と文句を言います。
こんな無表情のドールに本当に恋文なんて書けるのか疑っているようです。


しかしヴァイオレットは美麗な恋文を披露して王女にわからせてやりました!
やっぱり数か月でかなりレベルアップしてるようです。


その恋文はフリューゲルの王子に届けられると同時に民衆にも公開され、たいへんな評判を呼びました。


フリューゲルの王子からも美麗な恋文が返ってきます。
すると、どういうわけか王女は機嫌を損ねてしまいました。


あからさまにドールが書いた手紙だったので、王子が自分のことなどどうでもいいと思っている証拠だと泣いてしまいます。


まあこっちもドール使ってんだけどなw


じつは王女は4年前に王子と会っていて、そのときに惚れちまったそうです。
ですが、その想いが一方的なものだと思って悩んでいるのでした。


ヴァイオレットは「むこうのドールの文章に心当たりがある」と一計を案じます。


文章に心当たりがある~!?
それってCH郵便社のドールってことですよね~。


こんな大事な役目を任されるのなんてカトレアさんに決まってます。
なんでヴァイオレットがそんな大事な情報を教えられてないんですかホッジンス社長!
どう考えても2人で連携したほうが成功率が高くなりそうなのに。


ま~たお得意の伝達不足ですか~!?


郵便社の社長なのに伝え忘れが多すぎるんだけどマジで!


そういうとこだぞホッジンス!!!


ともかく、つぎの王子からの恋文はくだけた文章になります。
明らかにドールではなく、王子本人が綴った言葉でした。


じつはヴァイオレットはむこうにいるドール(どうせカトレアさん)に連絡を取り、王子に自分の言葉で書くように説得してもらったのです。


喜んだ王女も自分で手紙を書きはじめます。
最初はヴァイオレットの助けを借りながら書いていましたが、やりとりが進むうちに完全に1人で書けるようになります。


ドールの仕事なくなっちゃ~う。


民衆も王族のかざらない赤裸々な恋文を読めて大興奮!
王女が心配していた片思いではなく、王子のほうもまんざらでもないようです。

というかたぶん好きですね、あの感じだと。


2人が出会った4年前、王女は10歳でしたけど……?


だ、だいじょうぶ!
王族は10歳で成人らしいですし!
それに、このファンタジー世界にロリコンという概念は存在しません!

 

よかった、ロリコンなんてどこにもいなかったんだ……!


さて、目論みどおり2人の恋は両国民に受け入れられていきます。
そしてある晩王子がドロッセルの王宮を訪れ、王女にプロポーズするのでした。
めでたしめでたし!


やっべー、ヴァイオレットが成長してます!!!


前までのヴァイオレットなら与えられた任務を延々とやっていたので、空気読まずに代筆を続けて、縁談をおじゃんにしてしまった可能性が高いです。


ヴァイオレットのせいで戦争が起こっていたかもしれません!
いや、そうなった場合だいたいホッジンスのせいです!!!
ホッジンスのせいで大戦が再発していたと考えるだけでおそろしい!


ところが、ヴァイオレットが代筆という「任務を切りあげる」選択ができたのは成長の証拠ですね。


しかもフリューゲル側のドールがカトレアさんだと「察して」「根回しする」という交渉術まで使っています。
1話で成長しすぎじゃない?w


最後の笑顔を見ても、ドールとしてだけではなく、人間としての情操教育も進んでいるようです。


ヴァイオレットは成長しました。
いっぽうホッジンスは……!?


今回も自分とこのドールを両国に派遣しておきながら、その事実を共有しないというミスをやらかしたホッジンスのせいで危ういところでした。


ホッジンスぜんぜん成長しね~……。


最後に少佐の兄である海軍大佐が出てきてヴァイオレットに昔のことで嫌がらせをしてましたが、なぜ味方であったはずの大佐の部下をヴァイオレットが殺したのでしょうか!?