アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」11話の感想
ネタバレあります!ご注意を!
今回の依頼はなんと任地にいる兵士からのものです。
しかし、そこは戦争継続を望む過激派の脱走兵がうろつく紛争地帯のうえに、ライデンシャフトリヒからすれば旧敵国領です。
自動手記人形(ドール)を派遣するにはあまりにも危険、とホッジンスは断ることにしました。
ところが陰でその依頼の話を聞いていたヴァイオレットが勝手に依頼書をもって出発してしまいました。
届けられなくていい手紙なんてないのです!
片道1週間もかかる遠方の地のようです。
交通費、出張手当などもろもろ考慮すると一兵卒には厳しそうな高額料金になってしまいそうですが、どうやら貯金をはたくつもりだったようですね。
遠路はるばる来てみたはいいものの、肝心の依頼人の兵士は要塞にいます。
敵に交通網を遮断されているため、近づく手段がありません。
そこでヴァイオレットは地元の郵便社に頼んで飛行機で連れて行ってもらうことにしました。
郵便社のパイロットは、紛争地帯に行ってくれる頼りになる勇敢なひとです。
もしかしたら戦中は軍でパイロットをやっていたのかもしれません。
なんとか要塞の上空まできましたが、すでに要塞は陥落してました……。
着陸できないから引き返そうとパイロットが振り向くと、ヴァイオレットはパラシュート降下を行うところでした(笑)。
せめてなんか言いなさいよw
降下したのは敵のど真ん中、依頼主の旦那さまは瀕死です。
ど、どうやって依頼主を判別したのかな?
敵は5、6名いましたが、ほとんどを瞬時に叩きのめしました。
もちろん殺しはしてません。
敵の隊長はヴァイオレットのことを戦場で見たことがあったので、ビビッて引き下がってくれました。
ヴァイオレットは近くの山荘に旦那さまを運びましたが、もう助かりそうにありません。
9話で流れた精霊流しみたいな悲壮感溢れるBGMが流れますw
旦那さまは故郷の両親と恋人に手紙を書いてほしいと言います。
パラシュート降下したので今回ヴァイオレットはタイプライターをもっていません。
ですが指で文章を記憶できるそうです。
もうすっかり1流ドールですね。
結局、手当もむなしく亡くなった旦那さまを埋葬しました。
勇敢なパイロットが迎えに来てくれたのでヴァイオレットは無事に紛争地帯から離れられました。
が、ライデンに帰るまえに手紙を自分で届けることにしました。
今回はドールというよりもはや配達人ですね。
兵士の遺言である手紙と形見を受け取った両親と恋人はヴァイオレットに「ありがとう」と言いました。
けれどもヴァイオレットにはその感謝は受け入れがたいものでした……。
この数話、きな臭い紛争の足音がちらほら出てきていましたが、ついにヴァイオレットがかかわりをもってしまいました。
あかんで~そっちは~!