アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」13話の感想
ネタバレあります!ご注意を!
12話でグレネードランチャーの弾にも耐えた頑丈な義手ですが、さらに銃撃を受けてさすがに耐えきれずに片腕がもげてしまいました……。
大佐は弾切れ、ヴァイオレットは片腕と満身創痍の2人を見ていい気になったのか、敵さんがペラペラとこの襲撃の真の狙いを教えてくれます(笑)。
あのさあ……まじめにテロ成功させる気ある……?
特使の暗殺だけではなく、ライデンシャフトリヒとガルダリクを南北につなぐ大橋の爆破も狙いだったのです。
和平の象徴として建設された大橋がなくなれば輸送が滞り、敗戦で物資不足にあえぐガルダリクで再戦の機運が高まることを狙っているようです。
なかなかうまい狙いですが、しゃべるなよww
大橋にしかけられた爆弾は2つです!
1つはもちろんヴァイオレットが処理に走ります。
もう1つにはたまたま近くにいたベネディクトが向かいました。
ベネディクトは見事な身体能力を披露し、爆弾を蹴っ飛ばして(!?)処理しました。
急になんか目立ったぞww
あと爆弾蹴っ飛ばすなww
衝撃で爆発したらどうすんのww
いっぽう、片腕のヴァイオレットは苦戦します。
やはりグレネードで受けたダメージが大きいのか、うまく力が伝わらないようです。
いくら苦戦してもさすがに元軍人のヴァイオレットは蹴っ飛ばしたりしません(笑)。
全体重をかけて爆弾を橋からはがしますが、そのせいで残った腕ももげて落下しそうになります!
しかし、ベネディクトが華麗にキャッチして難を逃れました。
ほんと急に活躍したなw
ヴァイオレットたちの活躍により、無事特使はガルダリクに到着し、和平文書に調印することができました。
これで本当に戦争は終わったのです。
それもこれもテロリストさんが真の狙いをペラペラ歌ってくれたからです。
あの世で同志たちにいじめられることでしょう(笑)。
正式に戦争が終わったことで、ライデンでは今まで戦争のため中止されていた航空祭が行われることになりました。
航空祭とはだれかに宛てた手紙を飛行機で空からまくイベントのようです。
今回は、やはり戦後間もないということがあって、戦没者に宛てるひとが多いようです。
そんなわけでドールたちは大忙しです。
ヴァイオレットはいつもの制服じゃなくてかわいいセーター姿です。
この前の戦闘でボロボロになったから仕立て直ししているのでしょう。
もっとボロボロになった、というか完全に壊れてしまった義手はもうばっちり装着しています。
服より義手の調達のほうが早いとか変わった街ですねw
郵便社の関係者たちも手紙を書いたようですが、ヴァイオレットは書けないでいます。
郵便社に大佐が訪れて、ヴァイオレットをブーゲンビリア家の邸宅に連れて行きました。
宮殿かと思うくらいものすごい大邸宅です。
ほら~やっぱり大佐の身分は家柄のおかげじゃないですか~?
なかで引き合わされたのは、少佐と大佐のお母さまです。
軽い認知症を患っているようですが、ヴァイオレットのことも覚えています。
覚えてるというか知っています。
少佐から話を聞いていたそうです。
お母さまはヴァイオレットに少佐の思い出を語り、ギルベルトは心のなかに生きていると諭します。
ヴァイオレットはお母さまの息子への「愛してる」を聞いて心境が変化したのでしょうか?
「生きろ!」と最後の命令を出した大佐に「命令はいりません!」とお断りしました。
大佐の戦術眼だと今まできっとヘンな命令をいっぱい出されてきたでしょうから、うんざりしているんでしょう(笑)。
まあそれは冗談として、テロ事件のときにお互いの苦しみを理解したので、大佐も優しくなったんすね~。
やはり兄弟ですね、最後の命令が同じでした。
少佐を愛する人たちからさまざまな愛を教えてもらったヴァイオレットはついに少佐への手紙を書きました。
航空祭の前夜、ライデンには雪が降りました。
雪が降るような寒い季節に露出度をキープするカトレアさんのサービス精神に感服しました(笑)。
航空祭ではヴァイオレットと同じように誰かを思う手紙がライデンの街を舞い散ります。
いいイベントだけど後片付けたいへんそう……。
あと、道に落ちてきた手紙読んでもいいんですかね?
知り合いの手紙が落ちてきたら読んじゃいますね。
なかには下水とかに落ちちゃう運の悪い手紙もありそうですが、ヴァイオレットの手紙は無事きれいな花畑に着地しました。
ヴァイオレットの花畑かな?
とてもきれいなエンディングでした!