2014年アメリカ映画
監督:ジョーダン・ルービン
主演:レイチェル・メルビン
・序盤のかんたんなあらすじ
3人組の女子大生は、夏休みを利用して田舎の親戚の家へバカンスに行った。
彼氏に浮気されて落ちこんでいる子がいたので、男子禁制の女子会に。
汚い湖で泳いだり、酒を飲みながら女子トークしたりとしょぼい旅行をなんとか満喫しようとするのだが、3人のうちの1人が彼氏たちをこっそり呼んでいた。
6人は男女で思い切りハメをはずそうとするのだが、じつは、その地域は特殊な薬剤で凶暴化したビーバー――ソンビーバーの巣窟だったのだ……。
――いちおうネタバレ注意!――
予算配分が透けて見えてくる度☆☆☆☆☆
最初の30分がマジで退屈でした!
B級映画にありがちなんですが、どうしてもクリーチャーやアクションのシーンはお金がかかってしまうので、序盤にどうでもいい会話で時間稼ぎをしてくることが多いです。
どうでもいい男女のいざこざとか、どうでもよくないくらいつまらないジョークとか、尺稼ぎに必死です。
ただしゃべってるだけだとさすがに客が寝てしまうので、おっぱいで気を惹こうとしてきました。
意図がわかりやすすぎw
しかしこれはゾンビ映画!
ゾンビのシーンさえ気合が入っていればお客さんは満足するものです!
そのほかのシーンの予算なんてガンガンそぎ落としてもらってかまわん!
そして満を持して登場したソンビーバーくんは……!?
しょぼいぬいぐるみでしたヽ(・ω・)/ズコー
もっと堂々としたらいいと思う度☆☆☆☆☆
ぬいぐるみのデキがしょぼいうえに、しかもスタッフが手で揺らしているレベルのムーブしかしません。
あんまりはっきり見せたくないのか、チラ見せの連発でした。
ぬいぐるみを真昼間に初登場させた意気はいいですが、すぐに夜のシーンに逃げました(笑)。
こうなったら暗くてよくわからないからこっちのもんだな!!!
恥ずかしがってるのか、ごまかそうとしているのか……。
いやもうしょぼいのはわかってるからもっとじっくりはっきり見せてくれよw
焦らす権利はデキのいいクリーチャーにしかありませんよ!
クリーチャーに配分する予算すらなかったのか……と気の毒に思いましたが、終盤ゾンビーバー人間が登場して納得です。
あ、この特殊メイクにお金かかってたんですね~。
それでもあんまりはっきり見せてくれなかったので、デキにそれほど自信はなかったようです(笑)。
NGシーンのほうがおもしろかった度☆☆☆☆☆
途中にあったゾンビーバーのモグラたたきシーンはおもしろかったので、もうちょっとアレ続けてもよかったんじゃないですかね~。
せっかくのいいアイディアですし、その他のシーンにとくに見どころはなかったわけですから(笑)。
あ、もしかしてあれけっこうお金かかっちゃうのかな……?
こういう映画は、もてはやしても負け、マジになって怒りだしても負けなので、感想に困ります。
わたしが1つだけ文句を言いたいのは音響のレベルがおかしいことです。
人間の会話にあわせて音量を調節していたら、ゾンビーバーの唸り声がうるさすぎてびっくらこきました!
近所迷惑だから音量調整くらいちゃんとしてください!